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資本の論理

現在の世の中の多くは、株式会社で成り立っています。古くは、ヨーロッパから航海に出るときに、資本家たちがお金を出し合って船を作り、航海者を雇った仕組みが最初とのことです。富の有効活用となっており、非常に合理的ですね。

 当然ですが、お金を出し合った人たちの意見が優先されます。特に大きな方向性の部分はそうなります。これぐらいのスペックの船を作って、今回は、この燃料でインド洋まで行ってとかですかね。


 これを100%子会社に置き換えると同じですね。親会社の意向に抗うことは基本的には、できないのです。一定規模の会社になると、子会社に対する権限や子会社自身が意思決定して良い範囲などが細かく決められています。その範囲の中で権限を行使し、経営を担っていくのです。

 また、ときに、経営の手段について抑制がかかることもあります。この時は、非常にもどかしい。何度も説明しても手段の封鎖ありきをされるとなかなか辛いものがあります。

 これをまた、逆に船に例えると、船主たちから遠く離れたところを航海している最中に突然、左に曲がってはいけませんとだけ指令がくるようなものです。嵐に襲われたら、現場で判断するしかないはずなのに、手段が封鎖される。怖いですね。

 これは、なぜ起こるのか?このロジックは、多くの場合親会社の担当部門長の方が年齢やキャリア的に、子会社の経営陣より年長であったり、先輩であったりするのです。本当難しいですね。もう少し自由があると思っていたのですが。

 権限を欲しがっている自分に気づいた時は、成長痛の時期です。どんどんストレッチして、目線を上げて、考えて、考えてが大事です。結果実行できなくても、それを振り返れば良いのです。

 海外で文化・習慣・法律・環境・人間観等様々な要素が違うのに。。。。

自身が同じような立場に立った時そうならないようにしないと。。。。


資本の論理を抗うのは、非常に難しい。

自由が欲しければ、創業するしかない。



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