【必見】適応障害克服の鍵は「自分を俯瞰」にある!
こんにちは。バナボ千尋です。
僕は23歳のころ適応障害で休職し、3カ月で復職したサラリーマンです。
現在も適応障害やその他精神疾患に悩む方に向けて、克服のヒントとなるブログを書いています。
僕自身のリアルな体験談は以下記事に書いていますので、気になる方は読んでみてください。
自分を俯瞰する力とは
今回のテーマは「自分を俯瞰する力」です。
この力は適応障害を克服するにあたって、基本となる力だと思います。
僕自身も、適応障害克服のきっかけとなる気づきを得るためにこの力を無意識に使っています。
僕の場合、育った家庭環境の影響もあって、
思春期のころから、自分を俯瞰できることは当たり前という感覚でした。
しかし、それは僕が若干ずれていて、
俯瞰できていない人が世の中にはたくさんいるんですね。
サラリーマンになってから、そのことに気づき、ショックを受けました。
カウンセラーを利用することで、自分自身を客観的にみることはできますが、
これからの人生ずーーーっとカウンセラーに頼るのは経済的にも時間的にもコスパが悪いですので、
ぜひ自分で自分を俯瞰する力を身につけましょう。
自分を俯瞰することのメリット
自分を俯瞰する力を身につけるメリットを3つ紹介します。
不安が軽減する
僕自身、適応障害で苦しんでいたころはとにかく将来が不安だったんです。
仕事、健康、恋愛、友人関係。
いろんな不安がごちゃごちゃに混ざり合って、感じる必要のない不安まで捏造されてしまっていました。
そんなときに「あぁ、僕は将来が不安なんだな」と一旦理解できると、混ざり合った事柄が整理されていき、
それ以上、不必要な不安が膨らむことはありませんでした。アンガーマネジメントに役立つ
生きていると、どうしてもムカついたり、イライラしたりすることがあります。
例えばですが、僕は春から夏にかけて減量をしているんです。
やっぱりかっこいい肉体で夏、プールや海に行きたいですから。
そんな減量中に太っている人が、職場でカップラーメンを食べていると、ものすごくイライラしてしまうのです。
「太ってる人が食べるなよ」
「匂いが職場に充満しているじゃないか、迷惑だなぁ」
「というか、この人もともと臭くないか?この人がいるから僕はいつも仕事に集中できていないのか!」
ちょっと俯瞰してみると、自分が酷いなぁと思えます。
別に好きなもの食べれば良いじゃんって話ですよね。
不安の膨張と同様に、怒りの膨張も一度俯瞰してみることでストップさせることができます。自分の人生の満足度が上がる
特に困っていたり、怒っているときでなくても、自分を俯瞰していると、
自分の好きな○○や、楽しいと思うことや、本当に自分が欲している時間がわかってきます。
僕は昔、よく友人に飲みに誘われて、夜中渋谷に行ったり、仕事終わりに新宿に寄ったりしていました。
今はほとんど断っています。
飲み会ももちろん楽しいんですが、今は家で料理や掃除をしたり、近所のジムで鍛えたりする時間が好きなんです。
時間もお金も限られていますから、自分を俯瞰し、観察できることは、
結果的に人生の満足度を上げるのです。
具体的な方法
具体的な俯瞰する方法ですが、自分を俯瞰する感覚を持っている方は、それを意識すれば良いでしょう。
全くわからない、わかっていても事情があり、なかなかできないという方は、
日記や瞑想がおすすめです。
これらは、苦しいときや困ったときに取り入れるという形でも大丈夫ですが、日頃から習慣づけることをおすすめします。
習慣づけると、感覚が研ぎ澄まされていき、すぐに俯瞰できるようになるでしょう。
わかっていても人間の感情はすごい
自分を俯瞰することで、自分の感情を理解することができます。
理解できると、感情を自分でコントロールできるような気がしますよね。
実際アンガーマネジメントとかありますし。
しかし、理解していても感情が自分自身を突き動かすことがあります。
僕が大学生のころです。
当時、片想いをしていた女性が他の男性とお出かけをしていることをSNSで知ったときです。
まぁお出かけですから、その後付き合うことになるかはわかりませんし、その男性がどんな人かもわかりません。
冷静に考えると、わからないことが多いだけで、そんなに動揺する必要もないんです。
後日、その女性にその日の気になることがあれば聞けば良いんです。
それが当時の僕もわかっていました。
わかっていたのにも関わらず、
気づけば吉祥寺の井の頭公園で走っていました。
胸の締め付けが収まらず、走らずにはいられなかったのです。
爆音のbacknumberとともに。
僕はこのとき、人間の感情はすごいなぁと自覚しました。
このブログの内容の通り、自分を俯瞰する力はとても重要であり、
この力が研ぎ澄まされている人ほど僕は魅力的に思います。
しかし完全にはコントロールできない人間らしさも、また楽しいのかもしれません。
あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。