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【適応障害】不安を感じる僕が安心できた記事を紹介

今回は僕があなたに読んでいただきたい記事を紹介します。

この記事では、著者の父の言動をもとに著者の想いが書かれています。

定年後、稼ぎが減ったお父様の自己肯定感が下がり続け、
家庭内でストレスが蓄積し、離婚を切り出したとのこと。

九州男児の父と自分の機嫌は自分で取る影の大黒柱の母。
うちも全く同じなので、勝手に親近感を抱きました。

お父様の気持ちに共感できる

僕は父親の仕事はたった2つであるという教育を受けました。
・母親を経済的に安心させること
・母親を精神的に安心させること

イクメン、主夫という言葉が数年前から流行りだし、
令和になってからは男性の育児や家事への参加はスタンダードになっている認識です。
しかし、実際は、
「いや、金稼いできてくれ」
「子供が夜泣きしても起きないし、色々と使えない」
という本音もよく耳にします。

結局は、経済的余裕があり、浮気の心配がなく、心身ともに健康であることが、
世の母親と子供の幸せのために必要な父親の役割なんだろうなと思っています。
まぁ僕はまだ妻も子供もいないわけなんだけれども。

つまり、それほど父親側も家族に自分の役割をどれだけ提供できているかってのは気にするんだと思います。
僕は現在進行形で彼女と結婚するために、この役割果たせるかな~を日々自問自答しちゃいます。

この記事の筆者のお父様は不器用なところがありつつも、本当に愛情深い人なんだろうなぁ。

定年後のことなんて、当然考えたこともないどころか想像もできないですが、
自分の収入が減って、家での居場所がなくなってくるって精神的にきついだろうなと思います。

入社3年目になって、最近会社員の現実がいろいろと見えてきました。
社内には月数百万の仕事をしている人もいれば、赤字社員もいて彼らの給与がさほど変わらない。
この派遣さん、新人教育とか熱心で、めちゃくちゃ貢献しているのに手取りそんな額なの!?
毎月の発注額からして、結構中抜きされてるんだな。

そして、僕はほとんど売り上げに貢献していません。
むしろ教育の工数がかかっていて、マイナスです。
そんな自分に気持ち悪くなったりします。

人間の価値と生産性を紐づけてしまう人

今の世の中、個人の生産性が直接収入に結びつきますよね。
スキルや経験があれば、いろんな現場で引っ張りだこであり、
収入もアップ。

何となくダラダラしていると気づけば身寄りのない赤字社員。
少ない年金暮らし。
将来を見据える人たちは若者に投資し、価値のない老人は放っておこうと言い出します。

貧富の差の広がりはこれからも加速し、より混沌としていくのでしょう。

そんなことはみんなわかっているから、焦るんですよね。
ただでさえ焦ってる中で、仕事が続かなかったり、休職したりで目の前が真っ暗です。

僕は仕事でミスをしたり、人に迷惑をかけてしまうと、
あぁ、なんて僕は価値のない人間なんだろうと思ってしまいます。

生きているだけでものすごい価値がある

紹介した記事に出てくる著者のお父様のように、
経済的価値を生み出せていないと、自分には価値がないと思うこと、ありますよね。
毎日ビジネスの現場で、数字に揉まれていると
生産性=人の価値と思ってしまいます。
プロジェクトマネジメントの観点だと、実際そうですし。

このように悩んだ時、視野を広げるために僕が必ず思い出すことがあります。

世の中には病院で寝たきりの人がたくさんいらっしゃいます。
話せず、食べれず、聞こえない。
それでも、そういった方を1年サポートし、生かすために数億円の税金が使用されているのも事実です。

つまり、生産性が0でも、人の命にはそれだけの価値があるということです。
そして、その方が生きているだけで家族はどれだけ嬉しいでしょうか。
その方のためにどれだけパワーが湧いてくるでしょうか。

この競争社会でプラスを生み出せないと、
心のない言葉を言われ、
周囲が冷たくなり、
最終的には自分自身も敵になってしまいます。

ただ何もプラスを生み出せなくたって、
生きているだけでものすごい価値があるということを忘れてはいけないでしょう。

あなたのサポートで僕の活動を応援してください! 適応障害は年々増加傾向にあります。しかし、その病気についてはまだまだ知られていません。症状が改善しても悩んでいる人はたくさんいます。僕は実体験からこの病気について発信し、適応障害に悩む人々の安心できる社会を実現したいです。