JUDY

東南アジアの要衝、タイ バンコクに暮らす元教師 シングル女子。ひとり旅とお酒をこよなく…

JUDY

東南アジアの要衝、タイ バンコクに暮らす元教師 シングル女子。ひとり旅とお酒をこよなく愛し、今夜もロマンチックな出会いを求めて、気ままにアジアのどこかの街をぶらりぶらり。

最近の記事

若い友人

私は若者が好きだ。同年代と比べても、20代30代の友人知り合いが、かなり多い方だと思う。歳を重ねるにつれて、同年代の知人との交際の比率が高まる傾向が日本人にはあるのではないか。また、職場つながりの知り合いも徐々に増えるが、人数は増しても交際範囲は狭まって行く。そういう人は話も合い楽しいが、徐々に話題も限られ新鮮さが乏しくなる。 私は昔から、年代の違う異業種の人達との交際を望む傾向が強かった。教員は特に、教員仲間でつるむ傾向が強い。そのため世間知らずというレッテルもよく貼られる

    • 地球の大きさ 宇宙の大きさ

      私にはそのことを考えるとなんともいえない不思議さに包まれる事象がある。地球もその小さな一部であろう宇宙が無限で果てが存在しないということだ。アインシュタインはこの世で無限なものは、宇宙と人間の愚かさだと言ったが 私は宇宙に比べたら人間の愚かさなど限界があるような気がしてならない。 どんなに高速の宇宙船を作って宇宙の外側に旅しても、決して壁のような到着点は存在しないのだ。何だか恐ろしく怖い。何にでも限界があるから追求したり挑戦したりできる。でも、どんなに科学が発達しても、宇宙

      • 無償の愛

        決して自慢ではないが、私の両親はどちらもいわゆる地主の家柄だ。父方の曾祖父は頻繁に氾濫していた沼地を何代かで干拓し完成させた人物である。小学校4年生の社会に「郷土をひらいた人々と」という単元があり、その副教材の地域版に紹介されていることもあり、地元では名前の知れた人物だ。 私が小4の担任をした年には、自分で子供たちに曾祖父とその干拓事業を教えることになり、いつも不思議な感覚に囚われた。同僚の先生方には周知の事実だったので、他学年の担任の時にも特別授業を頼まれることがあり、簡単

        • 高度成長と戦後

          今回巡ったヨーロッパの都市は、その歴史的景観を後世に伝える事に努力しているように思われた。中世からの建造物と街並み。それらを守るための近代的な建物の規制、その高さ制限などだ。しかし、外から見えない内部は近代的にリフォームした建物も多く、その見事な工夫にヨーロッパ人の価値観を感じることができた。 日本では当たり前にある飲み物などの自動販売機も町の通り沿いに見ることはほとんどなかった。木造建築を中心とする日本の街並みはその耐久性ゆえ、ある程度の年月で建て替えられてきたため、近代的

        若い友人

          パリ凱旋門

          ローマからウィーン、ハイデルベルグ、ジュネーブと回りパリに着いた。この間は各都市のホテルだけが指定され、移動はユーレイル一等車パスを使って各自自分の計画で移動した。私は日程通りに旅したが事前申告し、指定のホテルには泊まらず他のルートで移動する事もできた。私はほとんど大阪グループと行動を共にしたように記憶している。 6人用のコンパートメントでトランプゲームに興じ、皆で笑い転げているこの時の写真が残っていて、列車の旅を楽しんだ記憶がある。しかし、25年以上前の事、忘れている事も多

          パリ凱旋門

          KLMオランダ航空

          成田空港ができて数年後、私は初海外を経験する。しかも初海外が初飛行機。ここから私の海外旅行熱が燃え上がり、海外移住生活まで経験することになる。 成田空港のロビーで私のお隣に居るのは当時の彼氏。同行する訳ではない。お見送りに来てくれたのだ。私の旅行が決まると、ちょうど東京の実家にいるのでと見送りを申し出てくれた。でも愛情からの行為というよりも、彼も初めて成田空港を見てみたかったんだよね、きっと。 約1ヶ月間のヨーロッパツアー。しかも、大学生だけの約200人の大ツアーだ。有名な「

          KLMオランダ航空