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積極的依存と消極的依存

自分も含め、生きていると何か組織などにすがらないといかなければならないと思いがちになる。地方の自治体が補助金に頼るといったような、政治家や官僚などの腐敗もも似たような精神構造からくるものだろう。えらそうなことを言っても、結局、一人では生きていけないので、誰かに頼らなければならないが、頼るということにも積極的なもの、消極的なものに分かれると思う。

身体が不自由な人はどうしても他人に頼る部分が大きくなってしまうだろうが、そんな人でも前向きな人はそんな状況であっても努力をしてなんとか人のために役立とうとする。
消極的な頼りは、その場合依存という言葉の方が適切かもしれないが、怠惰からくるものだろう。怠惰が続けば、向上はしないだろうし、他の人に役に立てないから消極的な依存になる。一方、人間は他人なしでは生きていけないという認識を持ちつつ、他人に役立とうとする姿勢は積極的依存と呼んでみた。

積極的依存になれば、年をとって体が不自由になりはじめても、その前に手に職が身につきやすく、何かしら他の人に役立つことができ、何かにすがって怠惰を生みながら頼る組織や人に悪影響を与えるような消極的依存にはなりにくいだろう。

ただ、手に職をつけると言っても、なかなかコミュニケーション能力や積極性がない人などはそれを活かせないからマーケティング力というか営業力のような力も必要になってくるから難しい。しかし、積極的依存となるには、常に改善や変化を生活に取り入れて、脳を活性化させる必要があるから、アイデアが次々に浮かび、何かしらいい方法を考えられるだろうと思う。

早いうちにお金を稼いで、そのまま悠々自適に暮らすというのも積極的依存とはちょっとまた違う気もする。いつまでも人の役に立つことによって、さらなる向上心が芽生え、充実し、好循環が続くようなものであるように思う。周りの雑音には影響されず、なるべく消極的依存にならぬよう、さらなる変化と向上を心がけたいと言い聞かせるのであった。

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