永井玲衣「水中の哲学者たち」
読んだ本の紹介
出版社:晶文社
発売日:2021年9月30日初版
単行本:265ページ
内容:みなが水中深く潜って共に考える哲学対話。「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追い求めて綴る、前のめり哲学エッセイ。
(目次)
1 水中の哲学者たち
2 手のひらサイズの哲学
3 はい、哲学科研究室です
この本を読んだ理由
はるか昔ですが、私自身なぜか社会科目の「倫理」が好きでした。きっと本が好きで、生意気にも理解できずとも哲学書などにも手を出していたからだと今では思います。
最近ではこういう哲学書も身近になっているようで、書店員さんからの紹介で読み始めました。
あらすじ
感想
哲学の良さは物事に決めつけがなく、良い意味で曖昧で、あれこれ考えるところです。最近は特に何でもシンプルが重用され、私自身も極力頭を使わなくなってきているので、様々なことに疑問を持って考えることを思い起こさせてもらいました。
著者が1992年生まれという若い哲学研究者で、学校だけでなく、企業・寺社・美術館・自治体など幅広く「哲学対話」をおこなっておられるのも嬉しいです。
作中小学生たちとの「哲学対話」には著者以上に読んでいる私も「ハッと」させられる点が多く、実際の対話の場に参加してみたいと思いました。
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いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも励みますね。