映画「哀愁しんでれら」

2022年7月12日 09:50

おはようございます。記事を書こうとサイトを開いたら、このメッセージを
いただきました。

いつも拙い私のnote記事を読んでくださる皆さま、本当にありがとうございます。

制作：2021年　日本
上映時間：114分
配給：クロックワークス
劇場公開日：2021年2月5日

元々の「シンデレラ」のお話も大人になると、理解し難いことが多い作品で題名にひらがなで、「しんでれら」と表記されているのが気になりました。

キャスト：土屋太鳳、田中圭、COCO、山田杏奈、石橋凌、銀粉蝶ほか
監督：渡部亮平
脚本：渡部亮平

市役所に勤める小春は平凡な毎日を送っていたが、ある夜、不幸に見舞われ全てを失ってしまう。人生を諦めかけた彼女の前に、8歳の娘を男手ひとつで育てる開業医・大悟が現れる。優しく裕福で王子様のような大悟に惹かれた小春は、彼のプロポーズを受け入れ、不幸のどん底から一気に幸せの絶頂へと駆け上がるが……。

映画com解説抜粋

「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2016」でグランプリを獲得した企画をもとに、渡部亮平監督がオリジナル脚本で映画化した、幸せを追い求める真面目な女性が社会を震撼させる凶悪事件を起こす姿を描いたサスペンス。（映画com解説より）

主人公の小春は10歳の時母親に見捨てられるように生き別れ、児童相談所に勤務しながら、家族を養っているという元々平凡よりなかなか厳しい生活を送っていました。

そんな彼女が一夜にしてあらゆるものを無くすという不幸に遭い、失意の中妻を死別で亡くし一人娘を育てるリスクもある開業医というハイスペックな男性と出会うことで、人生をまさに「シンデレラ」のように生きようとする姿はもどかしさでいっぱいです。

さらに自分が産んだわけでない娘の子育てに、夫の溺愛もあってうまくいかず、娘が大きな過失を犯しているのを見聞きしても、夫ともに耳に蓋をしていく姿は恐ろしさを覚えました。

クライマックスがこのコロナ禍にあって、恐ろしく、凶悪な犯罪で終わったのが子を持つ親として、なんとも悲しい結末でした。

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