見出し画像

物語の種

おはようございます。急に涼しくなって、また頭痛に悩む日々がやってきました。気圧の変化が原因と思います。

さて、今週はBL文庫「わたしの幸せな結婚」読み終え、さらにこの作品を読みました。


読んだ本の紹介

出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎
発売日 ‏ : ‎ 2023/5/24
単行本 ‏ : ‎ 272ページ

この本を選んだ理由

コロナ禍で、作家さん達も苦しい時期にいろんな工夫をして物語を綴ってこられました。私たち読者はその恩恵を今こうむっています。

あらすじ

第一話 SNSの猫 
SNSで目にした保護猫に心を鷲づかみにされた主人公。ある日、事件が起きて……。
第二話 レンゲ赤いか黄色いか、丸は誰ぞや 
祖母を亡くした妻、父を亡くした旦那。二人の会話から見えてきたのは……?
第三話 胡瓜と白菜、柚子を一添え
静岡生まれの旦那の実家にて、高知生まれの妻は何を思う?
第四話 我らを救い給いしもの
中学の社会の時間にクラスメイトが発したある意見に、主人公は痺れた。
第五話 ぷっくりおてて
小学生の夏休みに祖父の家に預けられた主人公の、ほのぼのハッピーな成長譚。
第六話 Mr.ブルー
ある家電メーカーで出世街道驀進中の研究所長には、意外な秘密があった。
第七話 百万本の赤い薔薇
ある夫婦の、40年にわたる結婚記念日の物語。
第八話 清く正しく美しく
エステサロンに勤める主人公。強欲な店長の元で働くことに悩んでいて……。
第九話 ゴールデンパイナップル 
祇園祭によさこい祭。祭の復活は、やっぱり嬉しいもので。
第十話 恥ずかしくて見れない
ある家電メーカーで働く主人公は、3歳年上の先輩のことが気になっていた。

Amazon内容紹介

感想

『図書館戦争』『三匹のおっさん』シリーズをはじめ、『阪急電車』『植物図鑑』『空飛ぶ広報室』『明日の子供たち』『旅猫リポート』『みとりねこ』、さらには近刊のエッセイ『倒れるときは前のめり』と数多く著者の作品を読んできました。年齢は全く近くないのに、どの作品も私の心に響いて、記憶に残るものばかりです。

そんな著者がコロナ禍、物語のきっかけを他人からいただいてそれをもとに短編を書くという試みをされたというのを知り、いつか読んでみたいと思っていました。今回まとまったものを読んでも、いつもと変わらないっ著者の温かい眼差しを作品の中に感じます。

これからも楽しみな作家さんを応援していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたにとってかけがえのない1日となりますように。

前回本を紹介した記事はこちら

#シニア #いなか暮らし #今日のつぶやき #有川ひろ #幻冬社 #読書感想文 #読書好きと繋がりたい #毎日note

この記事が参加している募集

読書感想文

いつも読んでいただき、ありがとうございます。これからも励みますね。