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もっと心地よく動きやすくなる着圧ソックスの履き方

福岡市でリンパ浮腫を専門に自費サロンをしている理学療法士のさあらです。

突然ですが医療者のみなさん、着圧ソックス履いたことありますか?

意外と医療者だからって着圧ソックスの履き方を知っている人は少なくて、そして更に言うと、自分自身も履いたことがないっていう人結構いるんですよね。

むしろ女子高生とか大学生の方が必死にむくみをどうにかしたいー!と着圧ソックス色々買って履いてる気がします・・・笑 

そしてやっかいなのは、履いたことがない医療者は当然ながら着圧ソックスの威力を知らない。知らなさすぎる。無知なのです。だからもっともっと履いた方がいい患者さんに対しても全然積極的に履くように勧めないし、理学療法士がリハビリ室で着圧ソックスの履き方を麻痺のある人や浮腫が出易い人たちに説明、推奨してるなんてほとんど見かけたことがありません。

リンパ浮腫ケア外来をしている人は別ですよ?いやそこはできて当然の指導ですので、、、。

巷には色々な着圧ソックスやストッキング、パンストが出てますよね。でもどれがいいのかわからない、穴が開いてなければずっと履いてる。っていう人も多くて、なんかしっくりこないなーと買い直したり、なんだりで結構お金使っちゃってる場合もあります。

医療用のは断然違うんです

最近声を大にして言いたい、、っていうの多い私ですが、本当に医療用弾性着衣は全く別物と思った方がいいほど違います。まず一般の人たちの(医療者も含む)誤解は夜履いて朝スッキリさせると思っているところです。

夜は基本的に履かなくていい

重力の問題です。一般の人であれば夜横になって寝れば心臓へ自動的に水分は返りやすくなりますし、足を挙げて寝なくても問題ありません。また万が一足を挙げた方が気持ちがいいの、むくんでるのっていう人でもたかーーーーく高く上げる必要はなく、心臓の高さまで上がっていれば十分なのです。水分は頭に返すのではなく、心臓へ返したいだけですので。

つまり寝たときに心臓の高さって女性なら胸のトップの高さじゃないですよ?それだとすでに心臓より上(うんと上かどうかは人によりますが、、、)にきています。だって心臓って肋骨の中に納まってるわけですからね。だからバスタオル4つ折りくらいのに足を乗せれば十分なわけです。

では着圧ソックスはいつ履くのがいいの?ということですが、これは日中特に運動するとき(歩く、移動するなど)に履くとより効果的なんです。医療用のは特に市販のものと違って、立体的な編み方をしており、その着圧試験の難易度の高さといったらすごいものがあります。そしてじっとしている時はもちろん、動くとき=筋肉が収縮するときに、さらにより効果的に圧がかかかるよう、「動作圧」を加えられるようになっているんです。

すごいでしょー!(笑)

筋肉が収縮弛緩を繰り返すことで働く「筋ポンプ作用」をより促すようにできてるんですね。特にリンパ管に対してはそうすることでよりリンパ還流を促進することにつながります。

ようは履いてみないとわからない

まぁ色々書いても結局は履いてみないとわからないんですけどね。でも履くと皆さん驚くのが「え、締め付けられない」「楽」「なんか動き易い」という言葉が思わず出ちゃうっていうところです。

今までの着圧ソックスはなんだったの?人生損してた!!

とまで叫んだ人もいます。いや本当に損してたかもなぁと思う。でも何時からでも遅くないのでぜひ履いてみて欲しいです。

でも実は医療用弾性着衣は履き方を知らないと大損します。いやもはやこんなの履けないわと泣き叫んでしまうかもしれません。そうならないためにも、履き方をビデオにしてますのでぜひご覧になってみてください。


いかがでしたか?あなたの想像していた履き方と同じだったでしょうか?
少しずつ、少しずつです。ぐいーーーーっと引っ張り上げる必要ないんです。最後に専用手袋で全体をなでるように整えたら完成します。

3月20日(日)11時~16時にこの弾性着衣の試着相談会を開催します。
世の中が大変な時期ですので福岡県内の方だけを対象に行います。
読んでもビデオみてもわからなかった。実際に履いてみたい。と思った方はぜひ遊びに来てくださいね。入場無料で色々体験できるコーナーもありますので。

詳細はこちらから↓↓↓
3/20弾性着衣の無料試着相談会を開催します (barakamedical.com)

それではまた!少しでも皆さんのお役に立てますように。

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