リンパ浮腫専門理学療法士

リンパ浮腫専門の理学療法士・リンパ浮腫ケア指導技能者として福岡・大分で活動中。一般社団…

リンパ浮腫専門理学療法士

リンパ浮腫専門の理学療法士・リンパ浮腫ケア指導技能者として福岡・大分で活動中。一般社団法人バラカメディカル代表理事。リンパ浮腫・緩和ケア/福祉用具レンタル・住宅改修事業。NARD JAPAN認定アロマセラピスト・インストラクター。自分も希少難病患者です。さあらさんと呼んでね♪

最近の記事

本当に偉い人がしている5つのこと

こんばんは。今日もおつかれさまです。 あなたの周りにいる「偉い人」ってどんな人柄ですか? 偉そうな人、、ではなく「本当に偉い人」。 最近、本当に偉い人なのにすごいなぁと思う出会いが続いて。 その人たちのことを思い浮かべていたら、ある共通することがあるなと思ったんですよね。 1 どんな人にも平等に話す  素晴らしい研究者の方たちに出会うと、いつだって彼らは新しい人との出会いに自分から話しかけたり、フレンドリーさの中にも敬意が感じられて、 話していてとても心地よいのです。そ

    • 脚がむくんだかな、、と思ったら試してみる体操。

      リンパ浮腫専門理学療法士のさあらです。 がんなどの術後に起こる「続発性リンパ浮腫」。特に脚に時々むくみを感じる日があるなぁと思ったら、参考にやってみるといい体操ビデオがあったのでご紹介します。 英語なんですけど、体操だから英語がわからなくても大丈夫です笑。 脚の高さや順番なども、リンパ浮腫に人にとって良い方法を 紹介してくれてると思います。 最初はふむふむと見入ってたんですけど。 よくよく考えてみると、日本でこういうビデオ作るときって、 女性がモデルの体操ビデオが多く

      • 2期目。決算無事終わりました。

        個人事業主から法人化して2年。無事決算報告書が出来上がり、あとは税金支払いで完了。来期の予算が見えて少しほっとしています。 法人化するって、作業自体はとても簡単なのですが、継続するとなると想像以上に大変かも。いや私の場合は仕事そのものが楽しいのでやれていますが、それでも法人化してからというのも、体調の良い日がほとんどない時期もありました。 法人化したからなのか、そういう時期だったのか・・は不明ですが笑。 法人になると何が違うかといえばそれはずばり「社員」のことを考えると

        • 皮膚瘢痕が小さくなる!?線維化のメカニズムと瘢痕抑制にリンパ浮腫への応用も期待

          東邦大学医学部病理学講座の赤坂喜清教授らの研究グループが、先日世界で初めて皮膚傷痕の瘢痕を小さくするmicroRNA146b-5pをラット研究で明らかにしたとのこと。 https://research-er.jp/articles/view/108814 中でも私がとても興味深く読んだのが、脂肪組織による新たな瘢痕抑制メカニズムとしてmiRNA146b-5pによる脂肪間質細胞におけるPDGFRα発現抑制が示されたということです。 いわゆるケロイドの仕組みとそれを抑制する

        本当に偉い人がしている5つのこと

          もっと心地よく動きやすくなる着圧ソックスの履き方

          福岡市でリンパ浮腫を専門に自費サロンをしている理学療法士のさあらです。 突然ですが医療者のみなさん、着圧ソックス履いたことありますか? 意外と医療者だからって着圧ソックスの履き方を知っている人は少なくて、そして更に言うと、自分自身も履いたことがないっていう人結構いるんですよね。 むしろ女子高生とか大学生の方が必死にむくみをどうにかしたいー!と着圧ソックス色々買って履いてる気がします・・・笑  そしてやっかいなのは、履いたことがない医療者は当然ながら着圧ソックスの威力を

          もっと心地よく動きやすくなる着圧ソックスの履き方

          乳がん術後のリハビリで最も大切なこと

          福岡市で乳がん、婦人科がん術後、リンパ浮腫ケアを専門にサロンをしている理学療法士のさあらです。 乳がん術後のリハビリって「腕が挙がらない」「リハビリを頑張らないと」「腕を上げるリハビリをしないと固まっちゃう」などすごく「腕が挙げる」ことを意識していることって多いですよね。 医療者でも病棟で「リハビリしないと腕が上がらなくなっちゃいますよ」と話す人もいると思います。 だから壁を這うように腕を上げる練習をがんばったり、肩回しをうんとやったり。よくわからないけど腕をさすってみ

          乳がん術後のリハビリで最も大切なこと

          乳がん、リンパ浮腫の情報発信

          福岡でリンパ浮腫専門の理学療法士として活動しています。 インスタで少しずつ、乳がんやリンパ浮腫のことについて情報発信を始めました。 これまでは自分の日々のサロンの様子などを投稿していましたが、 誰にでもわかりやすく病気や対処法などを知ってもらうことの方が どこにいても、サロンに来れない人でも、不安が軽減できるのではと思いました。 自分のできること、対応できる人、量には限りがあります。 でも知識はどこへでも流れて、どこへでも届けることができるから。 これまでの経験も踏

          乳がん、リンパ浮腫の情報発信

          情報発信をすることの大切さ

          あけましておめでとうございます。福岡でリンパ浮腫専門理学療法士としてサロンをしているさあらです。 情報発信は大事だー とよく見聞きしますが、それはどこか「自分のため」のように感じていて、どんどん発信することにやや躊躇してしまう人もいるのではないでしょうか。 私自身、自分のことを書くことから始めたブログが別にあるのですが、それを読む人に一体「何を伝えたいんだろう」と思い、何度となく書くことを止めてしまったこともあります。でも事業をしていて最近何度となく 「こんなケアが受

          情報発信をすることの大切さ

          訪問リハビリで出会った看取りとその後。大家族の団結とそれぞれの道。

          リハビリ職って看取りが近づくと「もうリハさんは終了で」と言われてしまうことって多くないですか?  病棟でもですがご自宅に訪問しているとご本人だけでなくご家族との時間を過ごすことも多く、リハビリ職と患者さんとの関係性も強かったりします。保険制度の問題もありますし、医師や看護側で「もうリハビリは不要でしょう」と判断しある日ご本人に何も告げないまま終了している、、といったことも実はよくあります。 私が患者側の立場であったら、きっとどんな状態であってもいつも来てくれていた人が急に

          訪問リハビリで出会った看取りとその後。大家族の団結とそれぞれの道。

          仕事で大変なことって何ですか?

          理学療法士として仕事の取材を受けました。 その中で聞かれた質問の1つが「仕事で大変なことって何ですか」でした。 うーん、、と考えてみましたが。特に何もないというのが私の結論です。 確かに学生時代はとても大変でしたし、国家試験もその後就職してからも今もしなくてはならないことは山ほどありますし、技術的なことや勉強面でいえば20年以上働いてきた今でさえまだまだこれからと思うところばかりです。 でもどうなんでしょうね。それもこれも個人的には「当たり前のこと」だと思っているので

          仕事で大変なことって何ですか?

          食事を作るってすごい脳トレ筋トレ、、

          わたし、料理が上手じゃないんです。 上手じゃないというよりあまり好きではないというか。お皿洗ったりして台所がきれいになる方が好きかもしれない。かといってまぁ最低限の煮物、焼き物、炒め物、汁物、、普通で良かったら作れますけどというレベルとは自分では思っているわけですが・・。 でもこれが旦那さん目線だと、「缶詰の方がうまい」ということらしい。。 一生懸命作った日ほど何も言われず、お惣菜を買ってきた日の方が、おいしいなーこれ美味しい!と言われる始末・・・。 それなら買ってき

          食事を作るってすごい脳トレ筋トレ、、

          10年経ったから何だっていうんだろう。311の報道が出るたびに感じる違和感。

          311から10年が経って。10年の節目に。10年経った今。。 どれもこれも耳障りで違和感しか感じない。そして私は耳も目もその映像から、その報道から、その言葉から遠くにいたいと避けてしまった。 法要という意味でいうなら3回忌、7回忌、13回忌だとなんとなくしっくりくるかもしれない。また1世紀という歴史の区分けで振り返るなら、四半世紀とか半世紀で振り返って当時どうだったのか、その後どんなことが教訓として活かされていったのかを考えるのもいいかもしれない。 でも。10年経ったか

          10年経ったから何だっていうんだろう。311の報道が出るたびに感じる違和感。

          病棟で迎えるお正月が1番の想い出。

          難病と共に過ごして30年以上。年末年始を病気の発作なく過ごせた年はほとんどない。不思議なものでなぜか毎年年末か、年始か、はたまたまたがってずっとか。具合が悪くなって入院先の病棟で正月を迎えることの方が多かった。 そんな自分にとって憧れだった自宅でのお正月。 それはきっと温かくて楽しくて、お年玉があって家族団らんがあって。とても特別でいいものだと思っていたあの頃。初めて正月を入院せず実家で過ごせたあの日、そんな妄想は半日でぶっ飛んだ。 病院の正月の方がいいかもな(苦笑)

          病棟で迎えるお正月が1番の想い出。

          一般社団法人にしたら本当に反応が違うんだなと実感したんです。

          こんばんは。今日もおつかれさまです。 10月15日に登記を提出し、この度バラカプロジェクト改め、一般社団法人バラカメディカルになりました。もともとは個人事業主として始めたヘルスケアサポートとしてのプロジェクト。そのままでも仕事は成り立っていたのですが。 一般社団法人にするかしないか1番の決め手は、「信用を得られる」ということだとネットをちょっと検索するだけでもたくさん出てきます。 ところが私はどうも服装が目立つこともあって、信用されているかは別にして「覚えてもらいやすい

          一般社団法人にしたら本当に反応が違うんだなと実感したんです。

          結局それってセンスだと思うんです。

          がん患者さんを専門に福岡で自費のリンパ浮腫ケアをしている理学療法士の今村です。 時々ご家族にケアの方法を伝えることがあります。すると、いとも簡単に立ち位置や手の加減、タッチの強さ柔らかさ。1度見せるだけでそのほとんどを会得してしまう人がいます。そういった家族がそばにいると、私の介入頻度は確認程度で済みます。ありがたいですね。 何より家族に触れてもらう幸せというのは、どんな上手なセラピストよりも勝ると思います。それが上手なら尚の事。 どの分野でもそう人っていますよね。

          結局それってセンスだと思うんです。

          なぜ難病患者が首相として働ける素晴らしい国として捉えられなかったのか。

          安倍総理が辞任を表明した。 理由は難病である潰瘍性大腸炎の再発だという。 国のトップという重責を負いながら仕事を継続することは、病気がなくても大きなストレスとの闘いだろう。海外であれば選挙中に健康不安が疑われる候補者に票が入るかどうか疑問だ。 でも安倍総理は以前にも病気の悪化に伴い急遽退陣しているにもかかわらず、また総理として職務に就いた。そして長年その職を継続している。このことを異なる角度からアピールするのであれば、 日本は医療レベルが高く、難病である潰瘍性大腸炎が

          なぜ難病患者が首相として働ける素晴らしい国として捉えられなかったのか。