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【読書感想文】「山の神」神野大地の・・

ランニングバイブル

ランニングアプリのトレーナーさんが、この著者のランニングクラブに属しているそうでセッション内で紹介していました。2023年11月に出版されたばかりです。まずは買って読むことにしました。

本を紹介したトレーナー自身も、フリーMCを職業にしながらフルマラソンで3時間切りを達成したりタイの160マイルトレランを完走したりとタフなランナー。そうBeyond2023のMCの一人は彼でした。

著者について

自分はもともとスポーツ観戦という習慣がなくて、Watanabeさんたけっちさんと真逆ですね。社会人10年以上たって「スポーツ観戦」という趣味を知りました(職場にその縁で結婚したカップルがいた)。

そんな自分でも何となく「2015年箱根駅伝で坂をのぼって活躍した選手=山の神」と覚えています。現在もプロランナーとして走り続けており、市民ランナーの指導も始めこの本を制作するきっかけになったとか。

結論:人生を競技に捧げる

すべてはコラムに書かれている「練習以外のところで努力すれば、差をつけられるのでは?」という一文に集約されています。練習以外?それって楽しみの時間を削って?20歳そこそこの神野青年はそう考えたそうです。

結果、この本の冒頭1/3は走る前のストレッチで終わります。次は?走ったあとのストレッチです。これで1/2占めます。走りについてPart2とPart3でさらっと触れて、Part4練習以外でやるべきことで終わります。

ストレッチの半分は上半身

ページをめくってもめくっても上半身でしたw。8通り記載されていますが、著者的にはまだまだありそうな雰囲気です。ストレッチマニアですな。自分的にはそんなに上半身が大切と知らなかったので驚きました。

上半身をしっかりほぐして上半身を使った動きで進むことが大切のようです。2023佐渡トライアスロンに出場していた元水泳オリンピアンの松田丈志選手が、マラソンでなぜか?肩を痛めた話を思い出しました。

ということは、トライアスロンのスイムはランにもいいのでは?

回復について

走ったあとのストレッチも念入りです。ストレッチポールはWatanabeさん実践してるやつですね。自分もしますが結構痛いw。神野さんは通常のストレッチにしても種類が豊富でまだまだ引き出しがありそうです。

精巧なトレーニングを繰り返す

noteクリエイターたいやきさんは研究熱心で、わずか1年ですでにマラソンもトライアスロンも熱意もタイムも抜かれてます。パフォーマンスを上げるためには、このnote記事のような閾値走を繰り返す必要があります。

走ったあとのケアをしっかりすることで、精巧なトレーニングを繰り返し行える。しかし実際は仕事や家庭や体調など障害は多々あり、容易なことではありません。限られた時間内でしっかり回復は大切ですね。

さあ!今日から実践しましょう

いやー、そこまで人生を捧げてないしw。だめだめ、知識⇛実践こそ大切ではないかー。一回上半身ストレッチを10分してみましたが、結構クタクタになりました。左右交互の動きが効いて走った感じは良かったです。

とにかく走る前に足グルグルに加え、肩グルグルも行いたいと思います。走る前のストレッチに加えて、終わったあとの回復もって時間いっぱい食うねぇこの競技は・・

どうぞ一冊手に取って参考にしてください!



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