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おすすめ本紹介⑥『共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る/ゆうこす』

こんにちは、バラ丸です!

今回はおすすめ書籍紹介の第六弾として下記の書籍を紹介したいと思います!


共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る

著者はゆうこすさん。
ゆうこすさんと言えば、今10代〜20代の女性から人気絶大なインフルエンサーという印象が強いと思います。

でも最初からそんな発信力があったわけではなく、ゆうこすさん自身が「なりたい自分」を客観的に見つめ直し、発信する先のターゲットや細かい内容のブラッシュアップを重ねて現状の多くのフォロワーに「共感」してもらえることが出来た。

そんな多くのフォロワーに共感してもらえるSNSの運用の仕方を丁寧に教えてくれる良書です。

各章ごとに個人的に勉強になった部分を紹介します!


▼第1章 #SNSの自分づくり

まずSNSを始めるうえで大切なのが自分の中で「ストーリー」を作るということ。

SNSの中での自分をブランディングする。

・どんな主人公なのか
・どんなストーリーなのか
・どんな人に見てほしいのか

フォローしたくなるのはどんな人か。
それは夢や願望だけ言っている人ではなく、そこに「理由」や「想い」が入ると「共感」しやすくなる。

例えば「Webデザイナー目指してます」だけだとただの願望を述べているだけで共感は得られにくいですが、「フリーで活躍出来るデザイナーになるべく日々の経験を発信します。同じ目的を持った方々と有益な情報を共有し合えたら嬉しいです」となると、グッとフォローしたいと思える人になりますよね。


▼第2章 #知名度0からフォロワーを増やす

発信力を持つにはやはりフォローしてくれる人(=フォロワー)を増やす必要があります。

ではフォローしてもらうには何が必要か?下記の2点が大事だとゆうこすさんは記しています。

・「共感を生む情報」を発信できているか
・フォローしてくれる相手に対しどれだけ「メリット」を提供できるか

「共感を生む情報」については前述した通り、「願望」だけでなく、その「理由」や「想い」が乗っかってくるとより響くということですね。

またフォローしてくれる人に対して「メリット」となる内容を提供するのも大事です。

例えばエンジニアなどであればコードを書く上でつまずくポイントがたくさんあると思うので、そのポイントに沿って「困った時の解決策」のような内容を発信すると「いろいろ参考になりそう」と思ってもらもらえてフォローに繋がりやすいと思います。

他にもTwitter、Instagram、YouTubeといった各SNSごとのポイントも記載されているので、こちらも要チェックです!


▼第3章 #フォロワーをファンに

SNSを運用していくうえで、「自分のやりたいこと」を仕事に繋げていくにはフォロワーを増やすこと以外に「フォロワーをファンにする」ことが大事になってくるということ。

フォロワー数=ファン数ではない、とゆうこすさんは断言しています。

いくらフォロワー数が多くてもそこに「熱量」がないと意味がないということですね。
確かにフォロワー数は多いけど、実際エンゲージメントが高くないアカウントはよく見かけますよね。

この章ではファンの階層分けの考え方や階層ごとのSNSの使い分けについて詳しく書かれています。

自分が勉強になったのは「マイナス面もあった方がいい」ということでした。
それを踏まえて「ストーリー」が作られいくので、人はそういう人を応援したくなるというのはなるほどと思いました。


▼第4章 #ソーシャルパワーを仕事にする

この章では実際SNSで仕事に繋げていく方法が記載されています。

実際仕事に繋げるには自身の「データ」を可視化出来るようにしておくこと。
具体的には実績価格、またフォロワーの年齢層や性別といったことがまとめられていると依頼する側も依頼しやすくなりますよね。

あとは仕事を受ける際に「ファンの共感度を下げる可能性がある」ので「お金」だけの判断基準を設けないというのはその通りだと思いました。

実際のゆうこすさんのこれまでの成功例や失敗例など生の内容を知ることが出来るので大変参考になると思います。


▼第5章 #SNSでブランドをつくる

最後の章では実際「商品を売る」の目線でその方法論が語られています。

個人的に面白いと思ったのは

PDCAではなくDCPA発信サイクル

という点です。

PDCAサイクルと言えば「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の頭文字をとったものですよね。

耳にしたことがある人がほとんどだと思いますし、どんな業務でも運用において改善を重ねていくといううえでは、このサイクルを頭に置いている方も多いと思います。
私自身ももちろんそうです。

ただゆうこすさんは発信するうえで、まず「Do(実行)」を持ってくるのだと言います。
とにかく発信するスピードを優先して、軌道修正は都度瞬時に行っていくというやり方。

これは実行スピードを早めるという意味でも、様々な場面で使えそうな発想だと思いました。


▼まとめ

全体を通して、分かりやすくとても丁寧に説明がされているので、内容もすっと入ってきてかなり読みやすかったです。

またゆうこすさんのような多くのフォロワーがいる方でも、そこに至るまでには様々な苦労や努力を重ねてきた結果なんだという等身大の姿にとても共感出来ましたし、そして参考になりました。

自身のSNS運用においても少しづつ実践していきたいと思います。

あなたのSNS運用は上手くいってますか?
そうでない方はこの書籍を読んでDCPAサイクルを回してみてはいかがでしょうか?


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