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人生で尊敬した人の共通点(非デザイナー)

4月1日。
門出や異動、新天地での活動など、日本人にとっては節目の日であると思います。わたしもその一人、尊敬する上司が異動となりました。
そんなことがあったので、尊敬した人を振り返り思い浮かべると2人いました。多いのか、少ないのか…2人とも非デザイナーだ。

尊敬する2人の上司たち

1人目は新卒で入庁した会社の課長。女性で、私が退庁した後は所長にまで登り詰めたそうです。当時は50代半ば。所長は部長の次の役職で、部長の上は社長となります。
もう1人は今所属している部の室長、50代前後で男性。この4月で新しい職場にご栄転されました。

2人の共通点

共通点1:芯がありブレない、媚びない
自身に軸が確立しており、部下がブレていたら導き、上司と自身の意見の相違があれば流さず確かめる。主張をするもあればうまく促すときもあり、そこの腕はやはり長年の経験からの対応だと思います。

共通点2:管理職でありプレイヤー
管理職とは担当組織の目的を果たし部下を教育することですが、現場の内容を把握していなかったり、仕事を部下に横流ししていたり、急に偉そうなことを言ったりする人もいます(特定の個人をさしてません、なんかそんな経験あるような書き方になってしまいましたが!)。
彼らは管理職として組織の目的を果たすために、自分でも案件を回したり、登壇したり、細かく資料を見てくれたり、壁打ち相手になってくれます。普段はマイクロマネジメントさは感じませんが、しっかりと起案や資料に目を通し、疑問があったら直接声をかけてくれるのも特徴です。

共通点3:博識
書籍を多量に読み知識のインプット、わたしよりデザイン思考のことを知っていらっしゃるのではないかと思いました。もちろん経験の年数もあるとは思いますが、それ以上に日々の勤勉さが見受けられそれを自慢することはなかったです。

共通点4:吹聴しない
やれ学歴だ、やれどんな衣服を着用してどこで購入した、やれ自分は、やれ自分は…ということがない。
ただ、こだわりのものを身につけていて、オーダーメイドだけれども、10年以上しっかり使っているなどその辺りもポリシーを感じられます。

共通点5:お茶目でフランクな一面も
女性上司はご家庭の夕飯レシピ話をしたり、失敗したときには舌をぺろりと出したりと、愛くるしい人でした。ただ、日々は真面目でちょっと仏頂面もしていたのでそのギャップがまた素敵さを感じさせていました。男性上司も強面ですが、理解できるまで話を砕いてくれたり、某子どもが大好きなアニメの画像を送ってきたり、鉄板ネタを披露したりと揚々としているようで真剣で面白い。

なぜデザイナーではないのか?

尊敬する2人がデザイナーではないのは、単にデザイナーで年の離れた人と出会ってないからかもしれない。わたしの中の尊敬できる人は人柄をしっかりと把握でき、管理職としてもプレイヤーとしても導いてくれる人です。そこまでになるには相当経験が必要、ということだ。

これから

今後一緒に働くことはないかもですが、しっかりと後ろ姿を追っていきたいと思います。本当は一緒に働いて間近でその生き様を学びたいですが…
兎に角、そんな2人のエッセンスを引き継いだデザイナーを目指していきたいと思います。
今後は1ヶ月に1記事あげられるように頑張ります。

最近イベントに参加できてないので、デザインやビジネスのイベントがあったら行きたいです。おすすめあったら教えてくださいー