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FAの面白さにのめり込んだからこそ、キャリアの幅が広がった





Plage NEWoMan 新宿店 副店長 飯塚麻友さん


小柄で人懐っこい笑顔がとても素敵な飯塚さん。女性らしさとリラックス感を大切にする「Plage」を代表するファッションアドバイザー(以下、FA) です。00年にベイクルーズに入社して以来、Plageひと筋。入社3年目には接客ロールプレイングコンテスト「ルミネスト*」のブロンズを獲得しています。名実ともに「おもてなしのスペシャリスト」として活躍する一方で、SNSでの発信はもちろん、商品企画や新人研修の講師を担うなど、FA以外でのキャリアの幅を着実に広げています。

 

そんな飯塚さんも実は人見知りで、はじめは「FAを極めたい」と思って入社したのではなかったそう。そんな彼女がFAの仕事にのんめり込んだきっかけは? インタビュー時にはブラウスジャケットをボトムインした、Plageらしい軽やかなスタイルで登場してくれました。

 

*ルミネスト…ルミネ主催による6分半の接客ロールプレイングコンテスト。誇りや高い接客モラルとマインドをもすショップスタッフにはおもてなしのスペシャリストとして「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3グレードが認定される。2005年から開催。

 

「好きなところでしか頑張れない」とアパレル業界を志望

 

__まず、飯塚さんがアパレル業界を志望した理由を教えてください。

 

子どもの頃からお洋服は大好きでした。大学時代も販売員としてアパレルでアルバイトをしていて、その中で「人と関わることが好きだな」と感じていました。就職活動の際には、出版社やWEBマーケティングの会社なども視野に入れて活動していましたが、最終的には「自分の好きなところでしか頑張れない」と思い、アパレル業界に絞りました。

 

__無事ベイクルーズに内定が決まり、配属されたPlageについてはどんな印象をお持ちでしたか?

当時、大学生だった私は知らなかったのですが、内定後、人事の方に「Plageが似合いそうだね」と言われ、代官山の路面店に勇気を出して見に行ったんです。すると働いている方々がフワッとしたスカートにピンヒールを履いて接客されていました。とても女性らしくて品があって、でも、店内は笑い声に溢れていて。とにかく楽しそうに働かれていた光景を目の当たりにして「ここだ!」と思い、希望ブランドの第一志望に書きました。今でも、あの時のPlageに対する憧れが続いているんです。

 

__その時の憧れが原点にあるのですね。最初から接客業を極めたいと思っていましたか?

 

いえ、最初は華やかさからプレスに憧れていました。しかし、実際に働いてみると、私は世の中に広く伝えるより、目の前のお客さまに直接伝える方が向いていると気づきました。さらに、接客を学んでいくと答えのない奥深さや、自分の言葉でお客さまの行動が変わる面白さを知ってどんどんハマり 、「売れる人になりたい!」と思うようになりました。

 

お客さまとの関わりの中で、FAの面白さにのめり込む日々

 

__そのFAに「ハマった」具体的なきっかけがあれば教えてください。

 

まずはお客さまに喜んでもらえたり、「飯塚さんから買いたい!」と言ってもらえたり、日々のお客さまとの関わりの中でのめり込みました。その後、3年目で「ルミネスト」のブロンズを頂いた時に、接客のスペシャリストに囲まれて過ごせる時間がありました。自分らしく、楽しく働きながら実績を残し、お客さまにもお店にも信頼されている、そんなかっこいい先輩たちを目の当たりにしたことも刺激となり、FAにのめり込むきっかけになりました。

 

__お客さまとのエピソードで最も嬉しかったことは?

 

一人一人のお客さまとのストーリーがたくさんあるので、選ぶのが難しいですが…、中でも嬉しかったのは「飯塚さんからお買い物をする時は、仕事の立場や家の役割ではなく、ひとりの女性としてなりたい自分の思いに寄り添ってくるので嬉しい」と言ってもらえた時です。思わず涙がこぼれました。女性は様々なライフステージがあり、役割もあって毎日大変じゃないですか。そんな中、良い意味で現実逃避してもらうことができた思うと、FAを続けてきてよかったと思いました。

 

__FA冥利につきますね。ちなみに、最初から接客はできましたか?

 

いえ、基本的には人見知りな性格なので、最初はスムーズにできませんでした。だからこそ、「人の目を見て話す」など接客の基本を研修でもしっかり学べましたし、常に基本を意識しながら、工夫することができました。最初からなんとなくできていたら、基本の大切さに気づかないで壁にぶつかっていたと思います。ですから、人見知りの方でも、販売未経験の方でも、心配しないで大丈夫ですよ!

 

__接客をする上で、情報のアップデートはどの様にされていますか?

 

SNSや雑誌だけですと表面的ですし、誰にでもできることなので、ファッション以外から情報を得るようにしています。ビジネス書や小説などジャンル問わず本を読んだり、新聞を読んだり、「世の中は今どんな気分なんだろう」ということを常に考えています。コロナ禍の時も「みんな落ち込んでいる中、どうしたらPlageでその気持ちを変えてあげられるかな」と考ていました。

 

そして、私たちのお客さまにはさまざまな職業の方がいらっしゃいます。お医者さまや弁護士の先生、経営者の方など、普段自分が頼りにしたり尊敬に値する方々に、 FAだからこそ頼りにしてもらえるのです。「これって誰にでもできる仕事じゃない!」と4〜5年目の時に気づかされました。

 


未経験のことでも手を挙げて挑戦すると、自分の仕事の幅が広がった

 

__飯塚さんは以前から、ストイックに物事を追求するタイプですか?

 

好きなことには一直線になりますが、興味のないことは全くできません(苦笑)。FAに対しても真剣に向き合ったからこそ、接客の面白さに気づけたと思います。あと、先輩や上司から「これやってみない?」と言われたことは、断ったことはありません。依頼してくださる方が「失敗してもいいから、やってごらん」と声をかけてくださっているので、一旦は受け止めて、全力でやってみます。手を抜いてしまうと自分が後悔してしまうので、とにかく全力で応えることを意識していました。

 

__自分から手を挙げて、新しい仕事に挑戦したことは?

 

もちろんあります。SNSでの発信も「やってみたいです」と手を挙げました。最初はアカウントを開設してお客さまとの連絡手段で使用していましたが、コロナ禍ではインスタライブなども始めました。するとSNSで相談してくださる方が増え、そのやりとりの中でお客さまのニーズがわかってきました。その経験から商品企画に携わったり、ECサイトやYouTubeの撮影、新人研修の講師などにも声がかかったり、仕事の幅が一気に広がりました。お客さまに最も近いFAだからこそ、広がったのだと思います。最初は軽い気持ちで手を上げたことでしたが、自分の成長につながっていくことに気づきました。

 

__仕事での失敗や壁にぶつかった時は、どう乗り越えてきましたか?

 

失敗したら、必ず自分で立ち止まって考えます。例えば、何十人と連続でお会計をしていく中で、1件だけミスをしてしまったとしますよね。周りは「忙しかったから仕方ないよ」と言ってくれたとしても、私にはモヤモヤがずっと残ってしまうのです。自分のミスは自分で受け止めることで、次失敗しないための方法を考え、解決策を見出すことができるので。最初は頭を使ってやっていたことですが、今ではこの思考がクセになっています。

 

__そこもストイックですね…!そのモチベーションはどこから?

 

学生のころはそうではなかったのですが、ベイクルーズで働き始めて、お客さまや先輩に助けてもらいながらアップデートできました。「楽しめるように工夫して取り組む」ことなど100%自分のためなので、いい意味で自己中心的かもしれませんね(笑)。

 

とにかく自分たちが一番楽しんでいるので、今度は私が応援したい

 

__実際に働いてみて、ベイクルーズにはどんなタイプの社員が多いと思いますか?

 

楽しそうに働いている方が多い印象です。お会いしてネガティブな気持ちになる人は、まずいませんし、みんなファッションを楽しんでいて、その楽しさをお客さまに伝えたいと思っている。他部署を見ていても、そんな方たちが多いと思います。

 

__どんな人たちにベイクルーズの仲間になってほしいですか?

 

なんでも楽しもうとする人、自分らしく挑戦してみようという人にぜひ来て欲しいです! 若い時こそ臆することなく挑戦できるし、先輩も大人たちも応援してくれる会社です。私もそうしてきたので、今度は応援したいです。

 

__最後に、ベイクルーズに興味を持ってくれている学生さんたちにメッセージを!

 

初めて社会で働くことに対して、不安も多いと思います。私も最初は怖かったのですが、ベイクルーズでは手を挙げた人にはチャンスをくれたり、手を差し伸ばしてくれるので、学生の時よりも、社会人の今の方がずっと楽しいですよ。あと、FAは毎日違うお客さまとの出会いにあふれているので退屈しないですし、アップデートして働くって本当に楽しいことなので、一緒に挑戦して高め合っていける仲間になっていただけたら嬉しいです。お待ちしています!


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