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なぜ仕事は終わらないのか。終わるまでやるだけなのか?

なんだか、仕事が全然終わらないなぁ、どうにかしたいなぁ、と思って、「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」という本を読んでみた。

この本は、2016年に発売された当時のベストセラーで、筆者は米マイクロソフト社でWindows95の開発に関わったスーパープログラマー。

外野から見ると、ただの天才にしか見えないんだけど、筆者いわく、『自分は能力があるのではなく時間の使い方がうまいだけ』とのこと。

読みました。

結果、学びはとても多かったです。たとえば、仕事が締め切りに間に合わない最大の理由は、ラストスパート型の仕事をしているから(夏休みの宿題みたいに)という当たり前だけど耳の痛い指摘があったり、何かに取り掛かる時どうしたらいいか深く考え始める前にとにかくパイロット版を作ってみることが大事とか、すぐに取り入れたい思考のスイッチを吸収できました。

ただ。途中でモヤっとするポイントが…

まずこの筆者は、1日14時間働くと明言しています。これは、一般社員であれば36協定に抵触するペースです。

そして、仕事が乗っている時は2日くらいの徹夜は厭わないと言っています。ん?徹夜?

また、かなり朝型の生活をしていて朝4時から仕事をしているのですが、そのおかげで飲み会の誘いなどを断れてより一層仕事に仕事に励めますね!と朗らかに書いています。それは絶対人による。飲み会に行くことが楽しい人だっている。

いろいろ書いてあったけど、結局世界を変えるような仕事をする人って、ベースとしてワーカホリック(仕事好き)だよなぁというモヤっとした結論に辿り着いた。

一番のがっかりポイントは、いや、毎日14時間も働いてたら、そりゃどんな仕事もだいたい終わるのよ。ということ。

まだしばらく、仕事が終わるまで働き続けるしかなさそうです。

あぁ、でもどうして!仕事は好きだ。

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