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教員という仕事は面白い

  「教員免許更新制が廃止になり、新たな教員研修制度のガイドライン作成をしている。教員の質保証に重点を。」という記事を読みました。
教員免許更新制度は本当に形だけの制度だったので廃止は当然です。しかし新たな教員研修制度ってなんでしょう?これも、効果なく形だけになりそうなのでやめた方が良いと思います。

それならば、どうすれば教員の質を上げられるのか?
それは非常に簡単なことです。それは、教員の採用試験の倍率を上げればいいのです。人気の職業に近づけばいいのです。そうすれば自然に教員の質やレベルは上がっていきます。研修なんていらないです。教員の仕事が、人気の大手企業と同じようになれば解決します。
じゃあどうやって人気の職業にするのか、それはまず教員の待遇改善(勤務環境、給料、部活の仕組み等)、組織が教員を守る姿勢を持つ、教員自身が仕事を楽しむ、世の中から教員の重要度が認められるような仕組み、教員という職業のブランド価値が少しでも上がるような施策を行うことです。

 どんな政治家も評論家もみな「教育」が非常に大切だと言います。だったらそこにもっとお金をつぎ込むべきです。実際に日本の教育投資は非常に少ないと言われています。まずそれを改善してほしいです。そうすれば少しずつ変わっていきます。教育が大切ならば、そこにお金をつぎ込むしかないです。

今年も都道府県によっては、教員採用試験の倍率が1を切っています。つまり募集定員割れです。良い人材どころか、まず教員が足りない状況になっています。これは致命的にやばいですね。教員の質を上げる以前の問題になっています。

教員という仕事は、非常に面白い仕事です。人と人との仕事でやりがいもあります。でもこのまま教員が不足していき、公教育が崩壊していくのでしょうか?もし本当に教員が劇的に足りなくなるならば、対応策は、逆に免許を持たない人材を活用するしか道はないと思います。

 いずれにせよ、ここで全体を立て直すしかないと思います。これを誰に言っていけば変えられるのでしょうか?文科省や国会議員に伝えていけばいいのでしょうか?もちろん文科省の方々は既に対応に取り組んで頂いているとは思いますが。
 いま、私にできることは何があるのか、真剣に考えています。


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