つらぬき楽園/オルタナティブスクール

自分で感じ考え、行動を選択できる未来をつくる 学校に行かない選択をした子どもたちのまな…

つらぬき楽園/オルタナティブスクール

自分で感じ考え、行動を選択できる未来をつくる 学校に行かない選択をした子どもたちのまなび場 毎週月水金曜日 活動中◇レギュラーメンバー募集中◇ 静岡浜松 / HP https://gtsuranuki.jimdofree.com

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【不登校→適応学級→合う場所に巡りあえず家にいる】という状況の親子に届けたい選択肢

こんばんは!オルタナティブスクールつらぬき楽園を運営しているみのしまじゅんこです☺︎ 地元の新聞に不登校支援についての期間連載が載っていました。 「担当課は適応指導教室を増やしているから不登校対策は十分やってますという分かりきった答え」とのことだけど、 「市内に不登校の児童生徒は1400人以上いますが、適応指導教室やフリースクールに行けている子は限られていて、多くの子は家にいると推測される」 のが実際のところだと。 たしかに、引っ越してくる前の土地では適応学級どころ

    • 【1/24活動記録】感性や感覚と自分をつなぐ小さな積み重ね

      1/24(月)は、参加者2人でスタートしました! 朝の「かいかい(開会)」はその時のきもちを話します。 気持ちを言葉にするのって、大切だけど意外と難しい時もある。大人もそうですよね。 つらぬき楽園では「色カード」を使いたい時は使います。 すると不思議。喋ることないかもなーなんて言ってた子どもたち、 「うーん、今日は紫!それはー、今日は人数が少なくてさみしいなーと思ってます」 「自分は水色。悲しいできごとがあったのと、いま眠いです」 なんて、色からスタートして言葉

      • 「受け皿」ではなく学校の「選択肢のひとつ」という立ち位置であること

        つらぬき楽園の会場施設内には社会福祉協議会の窓口があります。 定期活動をしている子どもたちが集まる場ができたということで興味を持ってくださり、昨日の活動時にどんな場なのかの聞き取りがありました。 学校の選択肢としての場であることを第一に、 学校の普通に合わないことで”障がい”となってしまうことがあったり 周囲との比較の中で“できない”“だめだ”という感覚で子どもたち自身が 生活していくことでの、子どもたちの未来への懸念など・・・ 私自身が長男の学校生活と学校選択を通して

        • 1月17日(月) 活動記録〜安心して失敗できるということ〜

          今日も「かいかい」からはじまったつらぬき楽園。 (「かいかい」とは?こちらの記事で^^) 午前中はボードゲームをし、「11時から買い物に行こう!」とメンバーからの提案にみんな賛成。 何やら子どもたちの会話を聞いていると、今日は魚を捌いて海鮮丼を作りたい!らしい。 いざ買い物に出かけて鮮魚コーナーに行ってお店の人に聞いてみると「この魚はお刺身はできないの〜」と捌いても生で食べられないらしい。 柵のお刺身でも買うかな?と思ったのですが、そこからの子どもたちの方向転換!!

        【不登校→適応学級→合う場所に巡りあえず家にいる】という状況の親子に届けたい選択肢

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        • つらぬき楽園2022活動記録
          6本
        • つらぬき楽園2021
          3本
        • つらぬき母さんのお仕事部屋
          5本
        • 母さん、学校つくるってよ。
          8本
        • つらぬき息子のつぶやき
          0本

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          1月11日(火) つらぬき楽園初日!活動報告☺︎

          今日は定期開催となって初めての開催日です!初日から嬉しいことに、3人の子どもたちが参加^^! 朝の会 昼食づくり 自由時間 今日の振り返り が今日の予定。 つらぬき楽園には先生はいないこと、自分たちでどんどん提案してOKな場であること、1日の過ごし方、今日から一緒につくっていく、ということなどなどちょこっと私からもおはなし。 さっそく今日はつらぬき楽園の朝の会と終わりの会の通称を決めました。 メンバーからの提案で朝の会は「かいかい(開会)」振り返りのことは「おわかい

          1月11日(火) つらぬき楽園初日!活動報告☺︎

          つらぬき楽園の学費ってどうなってるの??〜誰でも選択できる場をつくりたい〜

          こんにちは!オルタナティブスクールつらぬき楽園 代表の蓑島淳子ことみのっちです。 フリースクールやオルタナティブスクールを選択する時に、親として気になるポイントのひとつが「学費」ではないでしょうか? つらぬき楽園は、公立小学校に通うのと同程度の金額で通うことができるオルタナティブスクールです。入学金もありません。 具体的には、週一開催の現在は参加費500円と昼食代300円(公立小学校の給食と同程度)、お子さんだけで参加するようになる際に活動保険800円程度/年。会場まで

          つらぬき楽園の学費ってどうなってるの??〜誰でも選択できる場をつくりたい〜

          1月の活動日

          2022年、新しい年になりました。 遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます)^o^( いつもいいねやフォローありがとうございます。 昨年11月に定期活動をはじめたつらぬき楽園、定期予約できる公共施設をさがしていたのですが、年末に使用許可がおり、施設が決まりました〜✨👏✨ というわけで、2022年1月より、浜松市浜北区の公共施設で<毎週月曜日>に定期開催をしていきます! 施設の大きな決め手は ①電車の駅が近いこと(遠州鉄道 小林駅が最寄りです) ②

          つらぬき楽園が大切にすること

          こんにちは!オルタナティブスクール つらぬき楽園です🍀 2011年11月より、定期活動をはじめました。現在一緒に活動する小学3年生までのメンバーを募集中です (高学年は応相談)。見学や体験参加お待ちしています! スクールが大切にしていることをまとめました☺︎ ======================= ●子どもたちひとりひとりが自分で感じ、考え、行動すること ●やる自由とやらない自由 ●大人も成長し続けること =======================

          つらぬき楽園が大切にすること

          もうひとつの学校。定期活動をはじめます☺︎

          こんにちは!つらぬき母さんことかとうじゅんこです。  息子たちの学校選択の記録などゆるゆると綴っていましたが、この11月より、つらぬき楽園は"もうひとつの学校"として定期開催することになりました☺︎ もともとは長男の居場所のためにとつくった自主学校つらぬき楽園。 息子たちが県外のオルタナティブスクールに通い始めて活動の必要がなくなっていましたが、次男が次第に長距離通学が難しくなり、地域に場がほしいと模索していました。   システムや考え方にとても共感する、瀬戸市の地域立小

          もうひとつの学校。定期活動をはじめます☺︎

          先回りしない、導かない。ひたすら待つ、背中を見守る。たまに一言声かける。

          こんにちは!積極的にホームスクール、オルタナティブスクールをを選択し、自主学校をやっているつらぬき母さんです☺︎ 今日のホームスクール、つらぬき御一行はお昼ご飯の買い物へ。 日中の外出については前回書きましたが 近くのスーパーに子どもたちだけで行けるように、今日は練習がてら一緒に行ってみました。(一緒にとはいえ、「いないと思ってね」と距離を置きながら^^) あっちゃこっちゃ歩き出し、なかなか辿りつかない700m先のスーパー。笑 着いたら着いたで、なかなか終わらない買

          先回りしない、導かない。ひたすら待つ、背中を見守る。たまに一言声かける。

          ホームスクーラーあるある? 子どもだけでの日中の外出どうしてる?

          こんにちは☺︎“自主学校つらぬき楽園”をしている、つらぬき母さんです。 ホームスクールをしていると、日中のお出かけはどうしてるの?なんて思うことはありますか? 子どもたちだけででかけるのか? 世間の目はどうなのか? つらぬき楽園での子どもだけの外出について記します。 ********************** 子どもだけでの外活動の位置付けオルタナティブスクールへの遠距離通学を通してわかったこと。それは、【大人から完全に離れ、子どもだけで社会に出る経験は、何にも変

          ホームスクーラーあるある? 子どもだけでの日中の外出どうしてる?

          自主学校×オルタナティブスクール通学というハイブリッドな選択

          2021年。新年度になり、我が家の自主学校の形が決まりました。 理念に共感するオルタナティブスクールに出会うことができ、子どもたちたっての希望もあり遠距離の電車通学を決めました。 ホームスクールを主にするのではなく、オルタナティブスクールへの通学を主に。 親子であることの限界や難しさ、社会とのつながり、私自身が仕事をする時間の確保が必要になったことなどが、この選択の理由です。 しかし、電車通学のリズムができはじめたところで、緊急事態宣言。ゴールデンウィーク前を

          自主学校×オルタナティブスクール通学というハイブリッドな選択

          玄関先でもやもやした日々/学校をつくろうに至るまで⑧

          息子のSOSを受け止められず、背中を見送った日。 「もういいよ、いかなくていいよ。」 その一言が出るまでにここまで時間がかかってしまったけれど、私はようやく言いました。 「学校、行きたくなかったらいいよ。無理に行かなくていいよ。」 次の日から息子は学校を休むようになりました。 電話や家庭訪問が続く日々休み始めると、次に待っていたのが先生からの電話や家庭訪問でした。 学校と自宅の距離がとても近かったこともあり、とてもまめに、宿題のプリントや手紙を持って、先生が直々に

          玄関先でもやもやした日々/学校をつくろうに至るまで⑧

          息子の背中を見送った日/学校をつくろう!に至るまで⑦

          2020年6月。分散登校期間が終わり、登校し始めた息子。 通い始めて数日で、息子は朝、1人では家を出れなくなりました。 「あそこの横断歩道までついてきて」 「正門までついてきて」 と、ついてきてほしい場所がどんどん学校に近くなりました。 そして最終的には「昇降口まで送って」となりました。 登校時間より少し遅れて、昇降口まで見送ると、先生が迎えてくれました。 しょんぼりしながら学校に行った息子を勇気づけようとしてくださったのか、次から次に言葉をかけてくれます。 「

          息子の背中を見送った日/学校をつくろう!に至るまで⑦

          登校しはじめました。宿題の漢字練習のエピソード/学校をつくろう!に至るまで⑥

          分散登校期間に学校側と面談し、これまでの経緯や息子の特徴をお話しし、本登校には登校しようと決めました。 登校6月半ば。いよいよ登校し始めました。 今思い返すと、結局2週間も通っただろうか?というところでした。 学校に行ってしまえば、 「まあまあ、だいじょうぶだった〜」とか「まあねー」とか 「学校カウンセラーの先生がいるお部屋で過ごしたよ」とか 「今日はもうすごく嫌だった」とか、、 様子や状況は息子から聞くほかわかりませんでした。 連絡帳に何かコメントがあること

          登校しはじめました。宿題の漢字練習のエピソード/学校をつくろう!に至るまで⑥

          学校との面談/学校をつくろう!に至るまで⑤

          分散登校はおよそ2週間。6月の半ばには毎日の登校がはじまります。 その前に、一度しっかり面談をしたいと申し出ました。 伝えたいことを事前に整理とにかく伝えたいことは、学校の常識とか年齢、学年、こうあるべき、という視点を外して、目の前の息子の”今”に寄り添った対応をお願いします ということ。 そして、 ・息子の現状(2年生の後半からの学校での様子や家での様子) ・こちらが想像できない感覚を息子は持っているようだ、ということ ・教室に長時間いるのは難しいこと(カウンセ

          学校との面談/学校をつくろう!に至るまで⑤