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チョコレートで起業する!神戸大学大学院博士後期課程在籍学生の挑戦①

記念すべき第一回目のnoteです。

はじめまして、現在神戸大学大学院で社会的起業家の研究をしております長野亘孝と申します。←漢字多い!笑

置いといて。笑

さて、今回書きたい内容は、↓以下です。

・2020年の夏に衝撃的なチョコレートに出会い!チョコレートを研究し!チョコレートを作り始めた!それを自分の事業にしようと思ったきっかけと想い。

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チョコレートはまさに新しい時代に!←まるでワン〇ースのような文言だ!笑

いやいや、ほんまにサードウェーブ(第三の波)来てるんですって・・・!!リンクつけときましたので、興味があればどうぞ。

今注目されているクラフトチョコレート!
従来のチョコレートはクーベルチュールという加工されたチョコの原型を溶かして、固めるというチョコレートでした。

そのようなチョコレートとは違い、コーヒーのようにシングルオリジンでカカオ豆からチョコレートを一貫して作ることから、カカオの濃厚なコクを楽しめます。

そんな新しくて美味しいチョコレートが台頭しております。私は大変「感動」しました。皆さんももう食べられたことありますか?

【自己紹介】

私は、神戸大学修士課程を卒業し、株式トレーダー、USJエンターテイナー、中学生の受験突破コーチング業を経験してから、神戸大学博士後期課程に進学しました。一貫していることは、直感が大事で「アート」な職業に就いてきました。

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チョコレート製造と販売を自分の事業にしようと思ったきっかけと想い

大学院では、個性というよりも「型」を覚えるプロセスです。そのプロセスでは、型から外れると、もちろんですが、研究を受け入れてもらえません。

研究だけでなく、仕事でも、学業でも所属する組織ロジックが自分自身に浸透し、自分を型にはめてしまう行動をとってしまうかもしれません。

こうした課題は、私だけでなく、皆さんも同じかもしれません。「もっと表現したいことあるのに」と思いながら、型にはまっていく可能性があります。

しかし、型にはまることは本当に大事でしょうか?型にはまると自分にとって「良い」生き方になるのでしょうか?いや、私は自由に表現をしていきたい!←ただのわがままかもしれませんね笑、でも共感してくれる人もいるんちゃいますか?←期待を込めて!!

日々そのようなことを私は考えながら、過ごしてきました。

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そんな時、私の誕生日に一枚のBean to bar chocolateを頂きました。今まで食べてきたチョコレートが偽物だと思うような、信じられないほど美味しかったのです。私はその深みのある味に衝撃を受けました。


どうやらBean to bar chocolateというクラフトチョコレートが登場しつつあるらしい。

なるほど、すごく面白いと思い、私は研究室に籠り、カカオ豆とチョコレートに関する文献を2週間読んでいきました。

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文献の一部

そして、わかったことは、カカオ豆の個性を活かすには、焙煎とコンチングが重要な役割を持つと特定しました。

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まずカカオ豆の焙煎は、チョコレートのフレーバーに最も大きく影響する工程です。同じ豆でも焙煎が変わればチョコレートはまったく違う味わいになります。一般的に煎り方が浅いとフルーティでジューシーな酸味を引き出します。一方で、煎り方が深いと、ナッティーでリッチな、クラシックともいえるチョコレートの風味が前面に押し出されます。

しかし、過度の焙煎は微妙なフレーバーを消してしまい、低温や短時間の焙煎では気になるフレーバーが残ってしまうことがあります。焙煎では、適切な答えがありません。その理由は、カカオ豆はすべて異なり、完璧な状態に仕上げる決まった時間や温度がないからです。焙煎は、科学でもありアートです。

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次に、コンチングとは空気と摩擦と熱を取りこみ、芳醇なフレーバーとなめらかな質感を出すためのプロセスです。熱や蒸気圧、酸化がカカオニブに含まれる揮発性のアロマを蒸発させるので、芳醇なフレーバーになります。コンチングは、ある意味簡単で自分好みのフレーバー作りです。コンチングは時間を測り、味見しながらチョコレートの味を決めていく作業です。もちろん、焙煎と同様に適切な答えはありません。

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これだ!と膝を叩き、ここに「こだわれば」、自分が表現したいチョコレートが作れる!チョコレートこそアートだ!と思いました!


とりあえず自分で感動したチョコレートを作ってみようと思い、カカオ豆を購入し、自宅で作ってみました。

初めて出来上がったチョコレートは、少量で、決してきれいな形をしていませんでした。でも、それを口に運ぶと、私はもう一度感動し、「もっとこのチョコレートを多くの人に届けたい」と確信しました!

話し飛びますが、

クラフトチョコレートが、サードウェーブということは、まだ新しい文化だし、従来のチョコレート文化に対抗できるほど業界は大きくないわけです。これは、もっとビーントゥバーチョコレートを作るプレイヤーが必要だなと考えました。


こっからが大事です!


むしろ、ここから読んでいただければ・・・いや、やっぱ最初から読んでください笑

さて、話を戻して、

自作の苦戦したクラフトチョコレート作りが、カカオ豆の個性をいかに引き出すかに焦点を当て、素材の個性を楽しむものだと私に教えてくれました。

その時に、自分は、大学院でいかに型にはまって「卒業だけ」を目指していたのか反省しました。と同時に、もっとカカオ豆の個性を引き出せるようなクラフトチョコレートを研究し、製造販売できないかと考えていきました。

それによって、自分以外にも型にはまった生き方をしている人がいるとすれば、カカオ豆の個性を最大限引き出すことが、メタファーとして人々の変化になるきっかけを提供できるのではないかと考えました。


こうして、カカオ豆の個性をいかに引き出し、皆様のライフスタイルを豊かにするために、「Unique」というチョコレートブランドを立ち上げたいと決心しました!


ココ大事ですね!カカオ豆の個性を最大限引き出したチョコレートを作って、皆様に食べてもらうこと。それによって、皆様の個性ももっと活かしていきましょう!というメッセージを込めた商品を作りたい!

確かに、チョコレートだけでは個人の生き方をキレイに変えてしまうことはできません。しかし、「そんな個性もあったんや!?今まで食べたことなかったわ」というカカオの個性を感じることで、自分ももう少し個性出してみても、他の人に受け入れられるかもしれんから、ちょっと出してみよかな、個性。となれば、社会はもっと発展するのではないかと考えております。

あるいは、人口減少、食糧問題・・・様々な課題がニュースで流れていますが、みんなが自分の個性を発揮していける社会になれば、こうした課題は解決に向かえるのではないかと考えます。

私は、今社会にいるだけで、組織に属すだけで、我々自身が抑制されすぎやと思ってます。

個性を発揮できる社会つくりをカカオ豆の個性から発信したい!

だから、神戸大学大学院博士後期課程に在学中ですが、2020年の10月から休学し、チョコレート作りに専念してきました。

2021年中にチョコレート工房を神戸で作ります!

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最後までお読み頂き、ありがとうございました!

また、貴重なお時間まで頂きまして、
ありがとうございました!

今後もがんばっていきますので
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私は,厳選した珍しいカカオ豆からチョコレートを作ります。モノづくりという手段を通じて自己表現できるような社会を実現したいです。