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腸活コラム

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ビュースパイア三科美保子の腸活コラムです。様々な視点から、発酵にまつわることや腸活、心身の健康について綴っています。
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2023年にっぽんの宝物滋賀大会、グランプリ受賞決定!

「にっぽんの宝物」滋賀大会 グランプリいただきました。 職員の方、スタッフの皆さん! そして、導いてくれている方々! 応援していただきありがとうございました。 そして、私の足りないところを色々フォローいただきありがとうございました。 来年2月の東京で開催される全国大会に向けて、さらに磨きをかけていきたいと思います 『真の健康」を伝えるための菌たろう読み聞かせ食育活動、そして先人からの智恵を受け継ぎ、お米のヨーグルト「米シュワグルト」プロデュースし、想いと共に商品をお

風邪やアレルギーからの中耳炎のほどんどは「鼻すすり」が原因?!

先日、お知り合いが風邪をひき、中耳炎になりました。 耳鼻科へ行って医師に「鼻すすりの癖ありますか?」と意外な質問をされたそうです。 たまに鼻すすりしている程度ではあれば問題はないそうですが、常態化しているとよくありませんし、大人でも中耳炎になってしまうそうです。ちなみにその方は、強めに鼻をかんでしまったことによるものでした。 鼻炎症状の不快感を拭いたくて、うっかり強めにかんでしまって耳がツーンとしたという経験をする方もおられるかと思います。鼻と耳は繋がっていますので、負担

腸活にも「サイリウム」

腸活やダイエットに役立つ「サイリウム」をご存知ですか。 お通じの改善を目的としたダイエット・低糖質レシピに関心がある方に注目されているサイリウムは、料理に干渉するような味や匂いがないために、使いやすいことでも人気です。 グルテンフリーのパンづくりにも、サイリウムを入れることで成形しやすくなるため、手作りされる方には重宝されているのではないでしょうか。 サイリウムは食物繊維が豊富で、水を含むと膨張してゼリー状になる性質があることから、満腹感を得られやすく低糖質を謳うゼリー

1月のコラム「お菓子の誘惑と、美味しく向き合う」

食後のデザートや一息つきたいとき、間食に、ストレス解消に、お付き合いにとお菓子を食べてしまうシーンは多いですね。 つい食べ過ぎてしまって、食事量が減ってしまっては本末転倒です。 ストレスフルな状況がきっかけになり、食べ過ぎていることもありますが、 総務省による家計調査によると、多くのご家庭でお菓子の消費が全体のバランス的にも多いと統計が出されています。(下の図参照) ストレスフルな環境で、お菓子で癒しを求めることもありますし 子どもの成長や職場の勤務時間が増えるなど、ラ

12月のコラム「お通じがバロメーター」

腸内環境や体調によって色や形状、匂いなども変化する便。 便を構成する成分の8割は水分で、残りの成分は腸内細菌(の死骸)、食べかす、腸の粘膜が同じくらいの割合となっています。 便の状態から健康の判断基準となるのが、「ブリストル便形状スケール」と呼ばれるもので、国際的な指標として利用されています。(下記の図参照) 状態は7段階に分けられていて、 4は理想的な便、前後の3と5は合格圏内といったところ。 普段の自分の便を観察しておくことで平均値がわかるので、そこから大きく変化が

11月のコラム「ある年代の日本食が、最強の健康食?キーワードは米」

1960年以降の食事を再現した実験で、日本食の理想形は1975年であると東北大学の研究グループによって発表されました。 この年代の食事を心がけると、心身の健康状態が良い効果を得られることが判ったそうです。 1975年の食事はスーパー日本食。老化を抑え、寿命を延ばす。 この年代の食事には、カテキン、クロム、ホウ素、アラキドン酸、イソロイシン、ロイシンなど14成分が他の年代より多く含まれ、ストレスの軽減、運動機能の明らかな増加が見られました。また、腸内細菌叢では、生活習慣病の

10月のコラム「魅力たっぷりなカシス粒を使ったとっておきの発酵スムージーのススメ」

「ブルーベリーは目にいい」と聞いたことがあるかと思いますが、 それは、アントシアニンが豊富なためだといわれています。 カシスは、ブルーベリーのおよそ2倍のアントシアニンが含まれ、ビタミンCもオレンジのおよそ4倍。また、ビタミンAやカリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄、ビタミンB1などの栄養成分も多いことから「ベリーの王様」と呼ばれています。 北欧ではその抗酸化作用に着目し、古くから美容や健康に良い果実として親しまれ、風邪や咳に効く薬草としても重宝されてきたそうです

「秋の花粉」

お盆を過ぎると、少しずつ秋の気配も。 夏風邪?なんて思っていても熱もなく。鼻水が出たり、ムズムズされる方は、イネ科の植物に反応しているのかもしれません。 実は、イネ科の花粉はほぼ1年を通して飛散していて、スギ・ヒノキに代わって飛散が始まると、様々なイネ科の植物たちが花粉を飛ばすといわれます。 おもに、カモガヤ、ハルガヤ、オオアワガエリ、ギョウギシバ、スズメノテッポウ、ススキなど約20種ほどあるといわれています。 また、8月から10月にかけて、ブタクサやヨモギ、セイタカア

8月のコラム「カット野菜のはなし」

お味噌は大豆と麹と塩でできますが、食品表示を見ると、それ以外の材料が含まれていたりするのを見かけませんか。 このように、食品添加物が使われているのは加工食品に多いですが、実はカット野菜にも殺菌料やpH調整剤などが含まれているのはご存知でしょうか。 日本の食品添加物は世界と同じ使用基準ではありませんので、それを比較して日本が添加物大国と断定するのは難しいところではあります。しかし食品表示を見ると日本でも実にさまざまなものが使われていることがわかります。 現在の食品表示法で

7月のコラム「夏バテ対策」

梅雨明けを待ちながら徐々に夏らしくなってくる季節に入りました。 夏バテ対策をそろそろ考えておられる方もおられるかもしれませんね。 夏バテというと、身体がだるい、食欲がない、寝不足など症状はさまざまですが 主たる原因には自律神経の乱れからとされています。 ✔︎室内と室外のの温度差に身体がついていけない ✔︎蒸し暑い・寝苦しいなどで寝不足気味になる これらが自律神経を乱し、夏バテを引き起こすと言われていますので、 快適な休息・睡眠環境を整え、疲れをリセットできるよう心がけ

6月のコラム「腸が浮腫んでいませんか」

浮腫み(むくみ)というと、顔や足など、目に見える部分に意識が向きがちですが、実は腸も浮腫むことが指摘されています。 そもそも「浮腫」とは、血流が悪く、水分がうまく排出されずに溜まる状態のことをいいます。 腸も同じく、血流が悪くなって水分吸収が悪くなってきた場合には、腸の間の粘膜などに入り込んで浮腫んだようになります。 自律神経などの乱れから腸が浮腫めば腸内環境もバランスが乱れ、消化吸収が低下して免疫力やメンタルにも影響が出ます。 では、運動すれば解消する顔や足の浮腫と

5月のコラム「電磁波」

新緑が美しい5月になりました。ゴールデンウィークは帰省される方も多いと思います。みなさんは帰省先のご実家でスマホを充電したくてもコンセントが少くて困った経験はありませんか? いまやテレビの代わりにスマホやタブレットを幼児が見る時代ですが、昭和に建てられた住宅は、現代の電化製品の普及を想定して作られてはいません。 スケジュール管理、キャッシュレス決済、スマホの役割は、もはや連絡手段の枠を超えて人々の暮らしに欠かせないものとなっています。 その便利さゆえに急速に普及しました

4月のコラム「ビーガン・グルテンフリーのすすめ」

近頃、大豆などの植物性食材から作れた代替え肉(プラントベースミート)をスーパーで見かけるようになりました。 このように「ビーガン」や「グルテンフリー」に対応している食料品や飲食店も増え、馴染みの言葉となりつつある今。卵や乳製品などの食物アレルギーの方の間だけでなはく、ライフスタイルの一つとして浸透してきているようです。 弊社のプロデュースしているお米のヨーグルトもその一つ。マイシュワグルトは、お米と植物性乳酸菌だけで作られた発酵食品で、ビーガン認定商品となっています。

アンチエイジングと血管

身体のコンディションを反映し、健康診断でもその指標のひとつにされる血液。その役割は「酸素や栄養」の運搬にとどまらず、免疫機能、代謝物の運搬などもあり、多岐にわたっています。 そして体に巡らせる上で、必要不可欠な血管の老化は30代から始まるといわれます。ストレスや、不健康な食生活によって血管を硬くなると、さまざまな不調や疾患につながります。 健やかで若々しさを保つには、隅々まで血液を行き渡らせることが大切です。いつまでもしなやかで健やかな血管でいられるよう、心がけたい習慣を