私と村上春樹さんの出会いは20年前。
中学生の時の図書室で。

小学生から図書館とか図書室とか好きで、うろついてましたが、20年前のある日、図書室で「ねじまき鳥クロニクル」を見つけた。
題名からして、童話かな？と軽い気持ちで借りて読んだところ、

とにかく中学生のわたしには難解で
エロスな描写や、かなりグロいシーン(皮剥ぎ)もあったのに、一気読み。衝撃的でした。当時発行されているあらゆる作品を読み漁ったことを覚えてます。大人への扉を開いてしまった感じとゆうところでしょうか。

人間、理解できないものに遭遇すると、なんとか理解したい！！と思うもので、春樹さんの作品はそれから何度も読み返してます。

30歳を超えてからは、昔ほど読書熱がなく、春樹さんの新刊や訳書だけ読んだりしてましたが、久々に「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を再読。

やっぱりすごくいい、、、

難解と思っていたけど、春樹さんの文章ってすごく分かりやすいし、主人公のクセの強さがいい。1985年に発行されたものなのに、現代に通じるものがあるし、とにかく引き込まれる。

ストーリーも分かっているのに、人を惹きつける魅力って本当に素敵ですよね。

私は「ナカタさん」も大好きなので、次は海辺のカフカを読みます。

以前に春樹さんのインタビューで仰っていたいましたが、春樹さん自身の年齢が変わっても、読者はずっと20代から30代みたいです。その年代に突き刺さるものがあるんだろうなぁって思います。

10年ほど前、表参道にある美容クリニックで勤務していたころ、
春樹さんはよく表参道界隈にいるとのことで、この間村上春樹見たよ！とカフェの店員さんに教えてもらったりしていたけど、一向にご本人には会えず。滅多にサイン会や講演会をやらない春樹さんが、京都大学で講演会をやると聞きつけ、応募するも落選。。(京都への一人旅も覚悟の上の申し込みだったのに残念すぎました)
72歳になられる春樹さん。マラソンや水泳など、体力作りに余念がないと思われますが、お元気なうちにお会いしたいなぁ〜

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