オープン初日は夜のみ営業で、時間も短縮。
バイトは一番できる子。
準備は万端！
ではなく、当日の夕方までメニューを修正してた・・・
コンビニにダッシュして、修正版を印刷してたなぁ。

そして何とかオープン♬
ぼちぼちとお客さんが来てくれた！
最初からお客さんが沢山来たらパニックになるから、SNSやチラシによる宣伝は一切せず。
それでも、店の前の道を通る通行人は
「何の店ができるんだろう」
って楽しみにしていたらしい（後日お客さんからそんな声を沢山きいた）。
だから、お店の近所の方々が来てくれたのだ。

５組くらいのご夫婦だったかなぁ。
無難に終わった記憶しかない。
その次の日が大変だったから、オープン当日の記憶がほとんどない・・・(;^ω^)

次の日から、ランチ営業開始。
これが最初の試練だった。
自信作の生パスタをメインにしていたが、これが大失敗。
（ほんと、美味しくて、バイトちゃんと感動していたくらいだったのに泣）
湯で時間をきちっと守らないと生パスタは酷い仕上がりになります・・・
そんな当たり前のことが全くできなかった。

だって、
たーーーーーーくさんお客さんが来てしまったから。
しかも、ほぼ全員会社員。つまり、昼休みは１時間。
超、焦る。注文をこなすことができないかと冷や汗。
慣れた今なら、ヤバいと思った瞬間に「売切」にするのだが、当時の自分にはもちろん、そんなテクニックはなかった。

すっごい待たせて、出てきたパスタが、全然ダメ。

印象、最悪だっただろうなぁ。
この出来事で、一体何人のお客さんを失っただろう。
今でも考えると頭が痛くなる(-_-メ)

会社員にとって、職場近くに新しい飲食店ができたら、そこのランチ、楽しみだよね。しかも、パスタがある。
分かる。分かる。自分も会社員だったから。
ごめんなさい。ホントにごめんなさい。期待に沿えず・・・。

ランチ終わり時近くに来たご夫婦が、
「大変そうだったね、自分たちはゆっくりでいいから」
と優しい声を掛けてくれた。
嬉しかったから、今でも覚えている。
そして、そのお客さんは、今でもたまに来てくれる優しいお客さん。

次の日、ランチメニューからパスタが消えました！

しょげてる暇はない。
翌日もランチやらないといけないから。
でも、個人店のいいところ、それは、すぐに色々変更できること！
パスタはやめましたよ、無理でした(;^ω^)
いつか、うまくオペレーション回せるようになったら、美味しいパスタ出したいなぁ。

ランチ初日の苦難。今でも鮮明に覚えてます・・・
多分、一生忘れないだろうなぁ。
そのくらいしんどかった。
けど、「オペレーションが大事」ということを学びました！

ランチでこれだから、夜のピーク時はどうなる？？？
（苦難は）つ、づ、く！

皆さん、読んでくれてありがとうございます！
「スキ」嬉しいです！
誰かの参考になれば、誰かの笑顔になれば、嬉しいです！
By　ポンコツ店長