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中国企業「イーハン」の人が乗れるAIドローン開発が進んできた。自動運転タクシーより乗りたい

先日北京の無人タクシーサービスについてnoteで紹介しました。たくさんの方に見ていただけて良かったです↓

無人タクシーでも十分未来感あるのですが、テクノロジーの進化は凄まじく、もはやタクシーは空を飛ぶものになるのかも。

9月17日に、中国の科学技術部や中国科学院、北京市政府が主催する「2020中関村フォーラム」が開催されました。BaiduのCEO「李彦宏」やXiaomiのCEO「雷军」をはじめ、名だたるIT企業のTOPやハイテク関連の大物が参加し、面白いものがいっぱい展示されてました。

その中でもこの「人が乗れるAIドローン」が、渋滞のひどい北京で暮らしている僕には非常に魅力的に見えました、ぜひみなさんに紹介したいと思います。先ずはこの動画をご覧ください↓

電力で飛ぶドローンで、30キロ程度の短い飛行に対応する設計をしているとのこと。なんと操縦士がいなくても、目の前の画面をタッチすれば行きたいところまで飛んでくれるそうです。素晴らしい!

すでに7か国で飛んでいて、中国国内では23都市での飛行をテスト済みです。まだ商用化していませんが、展示会などでのテスト飛行ではかなり関心が高かったそうです。

人が乗ってる、飛んでる動画もありましたのでこちらもどうぞ↓

開発してることは知ってましたが、すでにそんなにたくさんの街で飛行テストをしているとは知らなかったです。

ちょっと調べたら、この「億航(イーハン)ホールディング」は、2019年12月12日にナスダックで上場した中国企業で、動画にある2人乗用できる無人運転ドローン(運転いるのか?)は、今年の1月にアメリカのFAAが初めて発行した「人が乗れるドローンライセンス」をもらっていました。

また、3月にノルウェーで長期運送ライセンスも取得。さらに5月に中国の貨物運送ドロンのライセンスを獲得し、これからは150キロ以上の貨物を運送することも可能だそうです。

中国のドローンといえば日本のみなさんもご存知の「DJI」が有名ですが、有人飛行ドローンでこんなに先行している企業があったとは。

また少し調べてみたら、日本でも「空飛ぶクルマ」として開発している企業があるんですね。

頑張ってますね。揺れを抑える技術がとても大切なのだとか。でも現状でもドローンの利用がかなり制限されてる日本では、実現のためにはいろいろ仕組みを変えたりしないといけなそうで大変かもしれませんね。

ちなみに「億航(イーハン)」のCEOは1996年に清华大学を卒業した「胡华智」さん。北京で学んだ起業家なので応援したいし刺激になります。

(参考資料)


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