べに。

何者でもない私。 久しぶりにnoteに帰ってきました。

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何者でもない私。 久しぶりにnoteに帰ってきました。

マガジン

  • 週末音楽家の雑記帳

    若干「趣味」の範囲を超えてしまっている、非音大卒ヴァイオリン弾きが、はっきり言って楽しいことばかりじゃない、「音を楽しむと書いて音楽なんだよ」なんて言ってられない諸々と、とはいえその先にやっぱりある喜びなどを思いつくままに。 この領域は主義主張や“流派”がいろいろあるので、こんな人もいるんだなくらいの適度な距離感で読んでいただきたくお願いいたします。

最近の記事

手帳を1年使い切るために必要だった、たったひとつのこと

※よい子は真似してはいけません。 「手帳術」という言葉を聞くようになって久しいように思います。 毎日を充実させるため。 夢を叶えるため。 自分と向き合うため。 目的はおよそスケジュール管理の域を越えて自己実現の領域にまで達し、多くの人が楽しんだり達成感を得たりしているように聞き及びます。 私も、毎年手帳を買っています。 予定は基本的にはデジタル管理だけれど、 自分のしたいこと、やるべきこと、家族の予定、そして何より「いつやってもいいけどそのうち必ずやらなければならないこ

    • 「舞台には魔物が棲んでいる」の意味

      音楽や演劇をやる人なら、たぶん一度は 本番になった途端、頭が真っ白になって セリフが出てこない、とか いつもならしないような間違いをする、 という経験をしたことがあると思います。 もちろん私もあります。 暗譜したはずの曲が、どこかでエンドレスリピートに入ってしまったり 楽譜を一段読み間違えたり 何度も練習した曲なのに「あれ?こんな曲だった?」って不安になったり。 舞台だけではないかもしれません。 学校の試験などでも、全然解けなかった問題を 家で見直したらなんでもなかっ

      • なぜ弾くのか、自分でもわからないのに

        私はアマチュアのヴァイオリン弾きです。 マガジンまで立ち上げておきながら、 音楽の話題に手をつけなかった、というか、つけられなかったのは、 簡単に言って、私が“楽器を弾くこと”について拗らせているからなのだと思います。 まずここを自覚して言語化しないと、この先は書けないと思いました。 そこを回避してnote.をやっていくこともできなくはないけれど、 それだと何かをごまかしたようなものしか書けないだろうし、そんなものに意味はないと思うようになりました。 このnote.という「

        • 我が家には炊飯器がない

          と言って、 お米を炊かないわけではないのです。 少し前までは土鍋で、今はストウブのココットdeゴハンを使っています。 「昔はうちにも炊飯器があったんだけど壊れちゃって、鍋で炊いてみたら…」とかいう話でもなく、 結婚して新居に入るときから、炊飯器はないのです。 …炊飯器、邪魔じゃない? という理由で。 まず大きい。 大きいだけならいいですよ。あるいは常時稼働なら。 でも、使っていない時にもずっとそこから動かないのが、ちょっと。 電源の関係で場所は優先的に決められてしまう

        手帳を1年使い切るために必要だった、たったひとつのこと

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        • 週末音楽家の雑記帳
          2本

        記事

          気になる音が、多すぎる

          自分では長いこと「ひとよりちょっと耳がいい」と思っていたのだけれど、 どちらかというと、いわゆるHSP気質、つまり「気になる音が多すぎる」が正解だったようです。 そういう視点で己の来し方を振り返ってみれば、音以外にもいろいろ身に覚えはあって、逆になんだか気が楽になりました。 子供の頃から「頑張り屋さん」「我慢強い子」って言われて生きてきたけど、 もう、買ってでも苦労しなければならないほどには若くないし、 世の中には逃げても逃げきれない厄介事っていうのがあることも知っている

          気になる音が、多すぎる

          ぺんてる“Kerry”を買ったわけ

          発売から既に50年がたつ、このロングセラーを買ったのは「外出先で必要に迫られたから」、でしかありませんでした。 不勉強な私は、この筆記具の存在さえ知りませんでしたし、なんなら「シャープペンシルにキャップって必要なの?」くらいに思って生きてきたのです。 それが今では「予備としてもう一本ほしいな」と思うくらいのお気に入り。ちょっとそのお気に入りポイントを書かせてください。 まず、見た目がいい。 クラシックな万年筆のようなフォルム。 重厚感がありながら仰々しくはなく、女性の手

          ぺんてる“Kerry”を買ったわけ

          深夜カフェごっこ

          最近、自分の中で流行っていること。 家族が出張などで、家にひとりでいる夜は、 リビングの灯りを落として、優しめのジャズをかけて、お気に入りのカップにコーヒーを淹れて、のんびり過ごす時間を作ります。 私は、コーヒーを飲んでも眠れる時は眠れるし、 飲まなくても眠れない時は眠れないので、 そこはあまり気にしない。 本を読んだりレースを編んだりするには暗いけれど、ちょっと手帳を整理するくらいがちょうどいい。スマホは禁止です。 忘れかけていたけれど、 独身の頃は、仕事の後、珈琲屋

          深夜カフェごっこ

          私がパフェを食べない理由

          久しぶりにパフェを食べた。 何年ぶりだろう。 いや、記憶にある限りだと大学生の頃だから…… うん、考えない(笑) あの頃はよく、授業をサボって近所の喫茶店でコーヒーゼリーパフェを食べていた。 なんでかメニューの名前もはっきり覚えている。「カフェシンフォニー」。 それはまあいいや。 で。 今の私は自分から進んでパフェをオーダーすることはない。 糖分が、とか、カロリーが、とかいうのではない。 食べきれない、などと言うつもりもない。 理由は、食べる前が美しすぎるから。 器よ

          私がパフェを食べない理由

          腹の足しにもならないけれど

          12月になったら出そうと思っていた置物をやっと出した。 もう月の半分が過ぎている。 腹の足しにもならないようなことは、日々の暮らしの中で後まわしになりがちだけど、 腹の足しにもならないようなことも、大切にしたいのです。目と心の栄養になるから。

          腹の足しにもならないけれど

          かきはじめます。

          今まで読んでいるだけだったのだけど。 「#note書き初め」っていうお題を見て 私も書いてみようかな、と思いました。 かきぞめ であり、かきはじめ でもある。 あ、いや、厳密には「書き始め」ですかね。 子供の頃から文章を書くのは好きだったけれど 所詮は原稿用紙の上のこと。 見るのは先生とクラスメイトくらいのもので。 ところがネット上で全世界公開となるとね。 そんなたいそうなネタないし。 言葉を書くって難しいですね。 (絵は別の意味で、私にはもっと難しいけど)  足が、

          かきはじめます。