勝ち組の集客術⑧回転寿司業態のいいところ

こんばんは(^^)/

秋の三連休も終わって、いよいよ忘年会という一年で一番忙しいシーズンの顔が脳裏にちらほら見えてきたころではないでしょうか!(^^)!??

いつも言っていることですが、今更新しいことをしてもだめですよ~!!

忘年会シーズンは一年間の努力の集大成なので、今まで顧客獲得に頑張ったところが一番に選ばれるという事実だけは忘れないでおきましょう('ω')ノ

逆にこのシーズンはお客様がとっても活発に動き、情報を最も検索するシーズンなので、宣伝にはもってこいです(^^♪先を見た新しい取り組みなのでしたら、積極的に広告をかけてアピールしちゃいましょう♬

さて「今回は回転寿司業態のいいところ」です!

近年、居酒屋をはじめとしてアルコールの業態が軒並み売り上げを落としていっています。それはなぜか?第一にアルコール離れです!

若者があまり飲まないことはご存じだと思いますが、会社などの忘年会の減少、宴会時に無理をして飲むことがなくなってきたり、一次会で終了など、様々な要因があります。

それに反して、飲食店の出店は軒並み年々増加。供給過多の状態がずーっと続いているんです(+o+)これは居酒屋にも顕著に表れています。

ではそもそも人々はどうやって食事を済ましているのか?この食事の済ませ方が多種多様になったのです。

ひと昔ではスーパーで材料を買って家で作るか居酒屋くらいしかありませんでした。そこからファミレスができ、コンビニができ、宅配ができ…数えきれないほどの業種業態が出来上がったおかげで、スーパーも居酒屋も、もともとあった業態はどんどん売り上げを他に吸収されていったのです。

そして近年の回転寿司。この業界がどんどん他から売り上げを吸い取っていってます。そして食の文化の概念までもを変えていこうとしています。


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お客様にとっての回転寿司の良いところは、何より値段をあまり気にせずに好きなだけどんどん頼んで食べれるというところ('ω')ノ高くても800円を超えるような商品は皆無に近しいですし、ほとんどが180円から480円までで構成されているので値段を見なくても安心(^^♪というところにつきます!

いわゆるデフレモデルの象徴のような存在だった回転寿司。その波に乗っかりどんどん店舗を増やして市場を大きくしていったことで、顧客の購買意識に変化が表れてきています。

チェーン型の回転寿司が高級魚を頑張って仕入れたり、良いものを原価ぎりぎりで提供する。そしてその取り組みを上手にプロモーションする。これによって顧客の高級商品、高級食材に対する価値観が随分と身近なものになってきているのです。前回の単品刺身の単価のお話でも紹介しましたが、今までのように鯛お刺身880円(7切れ)よりは回転寿司で鯛の握り(2貫)180円のほうが断然頼まれます。高級魚のクエ2000円(1人前10切れ薄造り)だったのが、回転寿司に行くと期間限定で仕入して2貫180円から380円で売られていたりするのです。物の価値はそのままかもしれませんが、いいものをお手軽に、お手頃にちょっとずつという考え方が浸透してしまいました( ゚Д゚)これでは今までどおりの戦い方では居酒屋は太刀打ちできません( ;∀;)


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ここで居酒屋業態の方々にわかってほしいのは、やはりお客様ファーストということです。今までは輸送などの問題などでなかなか手に入らなかったいわゆる高級食材が身近に入るようになった今、高く売っても選ばれないということです。お客様はそんな高級なものにあこがれる時代から、ちょっとでも食べてみたいと思えるようになってしまいました。なので、真似すべきは回転寿司の売り方。たくさんつけて高い単価で勝負するのではなく、他と同じく手軽に手ごろに食べれる価格とボリュームで勝負する。これが今からの勝負の鉄則です( `ー´)ノ

最初にも出た、アルコール離れもこういう思考に拍車をかけ、昼のマーケットも夜のマーケットもすみ分けなく、いや、昼のマーケットと目されてきた業態が夜のマーケットの構図を塗りつぶしていっています。

回転寿司はハンバーガーを本気で作ったり、ラーメンを専門店に負けないクオリティーでなおかつ低価格にと、なんでもやってきます。やればやるほど人々の味覚や価値観、使い方が彼らの商売中心の考え方に変わっていきます。

これからの居酒屋業態はぜひ、回転寿司のビジネスを見続けていく必要があるかと思います(^_-)-☆

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