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知っていれば本当に便利!あなたのお店の儲けライン

こんにちは(^^)/

本日も飲食店開業を志す方たちのご支援でてんやわんやの一日でした(*_*;

さて本日は「あなたのお店の儲けライン」ということで、実際にお店を出す時に、どれくらいの売り上げから利益が出るかを簡単に、ざっくりと計算する方法をここに書きたいと思います(^^♪

損益分岐点売上高って、わかりますか?

読んで字のごとくなんですが、売り上げにおいて損をするか得をしているかの分岐点の売り上げのことです

これってすぐに出せちゃうんですけど、個人経営の方は意外とこういう計算をしないで、今通帳にいくら入っているかばっかり気にしてる方がものすごく多いです。そしていきなり大きな引き落としをくらって、通帳の中身がすっからかん( ゚Д゚)…そして閉店…みたいな。


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せっかくお店を経営するんだから、出すまでがゴールじゃなくていつまでも続くお店にしましょうよ!

というわけで損益分岐点売上高の計算を簡単に説明しますが、あくまでも難しいことは差っ引いて簡単にいきたいと思います。

まだ損益分岐点売上高という言葉に難しさを感じる方、BEP(ブレークイーブンポイント)と説明すれば理解できますか?私たちはBEPという言葉として使っています。すなわち、損益分岐点売上高です!

損益分岐点売上高の簡単な計算方法はこうです。

損益分岐点売上高=ざっとかかる経費÷粗利益率  です!

本当は概念からわかった方がいいかとは思いますが、学者になってほしいわけではないので簡単に☆

さあ、内容を説明していきましょう(^_-)-☆

ざっとかかる経費ですが、主に経営に重くのしかかるものでいいと思います。例えば人件費(福利厚生や交通費もここでは含む)、広告宣伝費、家賃、返済(減価償却費)、水道光熱費、消耗品費…こんなところにしておきます。


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まずは営業して最初の請求書を見てみればこの数字出てきますね(^^)/まだ開業されていない方なら、前回の記事を見て大体経費は売り上げの何パーセントかかるかわかると思いますので、想定売り上げさえ自分で決めてしまえばこの経費は算出できると思います。

では仮に、1か月の売り上げが300万円の想定で、人件費が100万円広告宣伝費が15万円、家賃24万円、返済20万円、水道光熱費15万円、消耗品費24万円くらいかかったとしましょう。そして、あなたのお店のメニュー原価は30%とすると、粗利益率は70パーセントとなります。これを先ほどの計算式に当てはめてみると…

損益分岐点売上高=(100+15+24+20+15+24)÷70パーセント=283万円

と、こうなります。つまり283万円が分岐点でそれ以上売り上げがあれば利益が出てきて、それより下回れば赤字になってしまうということです。

さらに細かい経費も発生してくるので、経費はもう少し膨らみますが、ざっくりした計算で自分のお店の状況を知りたければこれくらいのウェイトの大きい経費を当てはめるだけで大丈夫だと思います!

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あと、人件費は300万円の売り上げ想定でFL60%の考えをもとに計算してあります。(ご自身の給与も含まれている形で考えてください!)

原価をもっとかけたい!と思えば粗利益率を低くすればいいです。

こんな感じで、自分のお店の売り上げがいくらくらい上がったら儲けのゾーンに入るのかを分かっておけば、やる気出てきませんか?( `ー´)ノ

ぜひ、活用してみてください!(^^♪


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