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焼肉店や鍋屋さんのセルフメイクという考え方

こんにちは(^^)/

涼しくなったと思いきや、やはり残暑が待ち構えていましたね(*_*;まだまだ暑さ対策には気を抜けませんね!

さて今回は、「焼肉店や鍋屋さんのセルフメイクという考え方」について書いていきたいと思います。

セルフメイク…これは自分で作るということ。よくある焼肉店や鍋屋さんなどが当てはまります♪これらセルフメイクの業態は、従来厨房でスタッフがせっせと調理をするところの工程を、お客様自身が行うということで省略でき、さらにお客様も楽しめるという、一種のエンターテインメント性を持ったものになります(^_-)-☆

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そして飲食店にはFL60というセオリーがあります。これはF(フードコスト)L(レイバーコスト)、いわゆる食材原価と人件費が売り上げの60%に納めなくてはならないという勝つためのセオリーです(必ずしもそうではないですが…)

このセオリーをあてはめると、セルフメイクの飲食店ってお客様が調理の一部分をしてくれるので、当然のごとく人件費は下がりますよね♬

大体食材原価と人件費は互いに30パーセントくらいで考えますから(合わせて60%)、セルフメイクのお店は人件費が30パーセントよりも低い。その低い分だけ利益が高く出るということになります。

例えばお客様が調理することによって10パーセントの人件費を圧縮できたとしたら…。仮に売り上げ100万円のお店ならば、単純に言うと人件費10パーセント削れているので利益が10万円余計に出ます♬

さて、問題はココからです!

この10パーセントの利益を単純に利益と思って「わぁ~い(^^♪」と喜んでいいのか?全く違います!

この最初から出る利益を使って自分のお店の特徴や個性、ストロングポイントを出すための投資に最初から充ててしまうのです!

皆が同じ肉屋からお肉を仕入れて同じ価格、同じ原価で商売したら、他人で屋号も違うのにチェーン店みたいになっちゃいますもんね( ;∀;)笑

あるお店は10パーセントを食材費にかけて原価100パーセントカルビを売りに出して看板メニューにしたり、またあるお店は5パーセントを人件費に充ててより良い接客に充てて残り5パーセントを広告費に追加投資したり♬


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こんな感じでそもそもの売り上げ構造の仕組みをいじって自分のお店の勝ちパターンを作り上げていきます(#^.^#)

人件費や食材原価だけじゃなく、その他の経費の仕組みまでわかっていればいろんなところの数値をいじって攻める姿勢を作ることは可能なのですが、お客さんが調理をしてくれる業態って、最初から利益がもらえる状態にあるので、戦いやすいですよね( *´艸`)

セルフメイク万歳(^^)/

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