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少し変わった中学生が高校教師により変人度を高められた話

 修士1年のBERRYです!

 今日は僕の高校時代の数学教師について話をしたいと思います。

中学時代

 僕は中学時代、少し変わった人間でした。

 僕自身はそんなに変わった人間という自覚はありませんでした。なので、具体的にどこがどういう風に変なのかはわかりません(笑)。しかし周囲からはよく「変人」などと言われていました(笑)。

 ちなみに僕の中学の卒業アルバムでの一言メッセージには「イケてる変人」や「捻くれた変わり者」などと書かれています(文字に表すといじめられているみたいですがいじめではありません(笑))。

 当時の僕からすると、周りの人のほうが変わっていると思っていました(笑)。


高校時代

 そんな僕が高校に入学して、とある数学教師(以下、A先生とします)と出会ったことでより変わり者になりました。

 そのA先生は、めちゃくちゃ変人でした。まず、メンサの会員でした(笑)。
 知らない方に説明すると、メンサとはIQが高い人たちだけが入れる団体です。そして親がお金持ちらしく、「俺は親が金持ちだから、いつ教師をクビになってもいい。だから自由に教師をやれている。」と話しており、実際に自由人でした(笑)。

 そんなA先生との出会いを話す前に、軽く僕が通っていた高校の話をします。僕の高校は、いわゆる「自称進学校」でした。実際に僕の代では、地方国立大学に受かればすごいというレベルで、旧帝大には4年に1人受かれば良いというレベルでした。

 そんな高校に入学して、僕のクラスの数学を受け持ったのがA先生でした。

 初めての数学の授業、どんな先生なのだろうと不安と期待が混じったクラスの中、その先生は自己紹介もせず、突然プリントを配り始めました。そして一言、
「軽いテストをします。配られたプリントの問題を解いてください。」
と言いました。

 皆は驚きながらも問題を解き始めました。
 僕も問題を解き始め、途中でとある連立方程式の問題が出ました。
僕は中学時代、数学は大得意(むしろ数学しかできず、数学で高校が受かったようなもの)だったので、連立方程式なんて簡単だ、絶対解けるという自信がありました。

 しかし、その連立方程式の問題は全く解けませんでした。また、他の問題も難しい問題ばかりでした。
 そのまま全く解けずに制限時間が終了し、テストが回収され授業が終わりました。

 解けなかったモヤモヤが残ったまま次の数学の時間にテストが返され、A先生が問題の解説をし始めました。

 僕が一番モヤモヤが残った連立方程式の問題の解説に差し掛かり、A先生は一言、

「この問題の答えは解なしです。」

僕は衝撃を受けました。
解なしという答えは今まで解いてきた問題集に一度も出てきていなかったからです。答えがないのが答えでした。

そして確率の問題の解説では、

「この問題は解けた人は一人もいなかったです。しかし、B君は綺麗な落書きをしていたので部分点をあげます。」

と言いました。

皆唖然としていたのを覚えています(笑)。
後でB君に聞いたところ、わからな過ぎてめちゃくちゃ綺麗に箱とボール(確率の問題で箱とボールが出てきた)を書いていたらしいです(笑)。

 そんな自由な先生の授業が3年間続きました。その先生の口癖は

「人と違うことをしなさい。」

でした。

 僕は中学時代変人と呼ばれており、皆と同じ行動をしなきゃなんだなと思っていました。しかし、A先生に出会ったことで、自分の好きな行動をとるようになりました(もちろん人に迷惑が掛からない範囲です)。

 そのせいか、成人式で中学の時の友達と出会った際に、
「BERRY、変人度が増したね(笑)。」
と言われました(笑)。

僕はそれがなぜか誉め言葉に聞こえました(笑)(まあ、今までもどちらかというと誉め言葉だったのですが…w)。



あとがき

 以上、少し変わった中学生が変人高校教師により、変人度合いを高められた話(実話)でした(笑)。
 A先生に関する話は、まだまだ沢山あります(笑)。
 女子はこの先生を嫌っていましたが、男子は熱狂的なほど支持していました(笑)。
 僕もこの先生は好きでした(笑)。当時の僕の人生観を変えてくれた人です。高校時代の恩師とまで言えます(笑)。

 風の噂では、この先生はすでに早期退職されたそうです。多分ですが、教師に飽きたのかなと思います(笑)。


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<m( _  _ )m>オジギ





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