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映画

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観賞した映画の感想です。
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シン・ウルトラマン

シン・ウルトラマン

シン・ウルトラマンかなり楽しめました。
子供も大人も安心して観られる作品だと思います。
まさに、空想と浪漫、そして友情、でした。
あまりネタバレをしたくないので詳細を書くことはしませんが、平成ウルトラセブンの感じが強く、ウルトラセブンが一番好きな自分としては存分に好みの作品です。

しかし、自分はウルトラマンのファンというよりは怪獣ファンでして、ゴジラとウルトラマンなら6:4くらいの割合でゴジラが

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マトリックス レザレクションズ

マトリックス レザレクションズ

マトリックスの最新作を観てきました。
過去作は20年近く前の作品になるのだから、
時の流れは恐ろしいです。

良くも悪くも同窓会といった感じの映画でしたが、
やはりマトリックスの続編を観てる感覚は、
筆舌にできないものがあります。
ストーリーは前作から直接繋がっているので、
過去3部作は必見です。

最近は映画を観るとき、
なるべく情報を仕入れずに観に行くようにしているのですが、
消滅したと思って

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ほんとうのピノッキオ

ほんとうのピノッキオ

「アンテベラム」を観に行った同日に、
「ほんとうのピノッキオ」という映画も観賞しました。

奇怪な特殊メイクをした登場人物たちがたくさん出てくる
ダークファンタジーの名に相応しい映画でした。
美しくも残酷な、とポスターに書かれてはいるものの、
残酷というほど酷い描写が出てくる映画ではないので、
お子様も安心して観れます。
ただ、ピノッキオがロバになるシーンは少し怖かったですね。

アンテベラム

アンテベラム

久しぶりにnote更新しようと思いまして、
今回は「アンテベラム」という映画の感想を述べてみたいと思います。

奴隷制度を信奉する南軍の旗が掲げられたアメリカ南部のプランテーション。ここに囚われの身となったエデンは、過酷な労働を強いられていた。脱走を試みた者は監視役に殺され、焼却炉で処分される。自由に言葉を発することも禁じられたエデンは、屈辱と恐怖の日々を耐え忍び、脱出のチャンスをうかがっていた。

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カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-

カラー・アウト・オブ・スペース -遭遇-

少し前に、
ラヴクラフトの「宇宙からの色」の映像化ということで観てきました。
ラヴクラフトの作品は網羅しているわけではなく、
今作も原作は未読でしたが、気が向いて鑑賞へ。

個人的感想は、つまらなくもなく、
ずば抜けて面白いかというと現代では目新しさもなく、
まずまずといった感じでした。

というか、原作のあらすじを見たところ、
原作のほうが面白そうでした。

まあ、ラヴクラフトの作品は忠実に映像

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アングスト/不安

アングスト/不安

「アングスト/不安」という映画を観てきました。

http://angst2020.com

こちら、実際にいた殺人鬼をモデルにした作品で、
あまりの凄惨な内容に1983年製作にも関わらず、
まともに上映されることなく、いままで禁止処分を受けていました。

内容としては実際にあった殺人事件を基にしているので、
こんな感想もあれですが、そう大した話でもないです。

むしろ殺人鬼を描いた映画としては、

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TENET テネット

TENET テネット

何だか話題でしたのでちょっと前に観てきましたが、
観てきたときはまだTOHOがコロナの影響で席数を減らしており、
とはいえさすがの満席でした。

クリストファー・ノーラン監督のSFアクションで、
相変わらずのノーラン節といいますか、
メメントやインセプションが好きな方は堪らない作品だったと思います。

時間の逆行というものを扱っているので、
タイムトラベルものかと思いましたが、従来のものとは少し違

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異端の鳥 The Painted Bird

異端の鳥 The Painted Bird

以前、異端の鳥という映画を観に行きまして、
そろそろ上映も終了なのを機に、今月1日に2回目の観賞へ行きました。
こういうリアルタイムでやっている映画を複数回観るのは、
ゴジラと遊戯王以来です。

あらすじとしては、

ホロコーストを逃れたユダヤ人の少年が、
行く先々で周囲の人間から酷い目に遭うという地獄巡りな作品です。

それだけといえばそれだけなので、読んだ限りでは重たい内容ですが、
実際に観る

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ルクス・エテルナ 永遠の光

ルクス・エテルナ 永遠の光

なかなかに弱った映画に出会ってしまいまして、
ひたすら長い映画とか、陰鬱な映画とか、難解な映画やら、
ここ最近いろんなタイプの映画を観てきまして、
しかし、この作品はまさに混沌といった感じでして、
むしろ混沌しかない映画で、
終わってから茫然自失な状態でした。

あらすじは、魔女狩りの映画の撮影現場の映画、とシンプルでして、
主演の女優も本名そのままに出演しているので、
いわゆるモキュメンタリー的

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ヒッチャー

ヒッチャー

先日、ルクス・エテルナを観たついでに、
ヒッチャーという映画を観てきたのですが、
こちらもなかなかに曲者な映画でした。

親切で拾ったヒッチハイカーに命を狙われる
サイコスリラーといった映画ですが、
カルト的人気があるらしく、
まあ、納得のカルト感でした。

キューブリックも評価していたとか、
J.J.エイブラムスも評価していたとか、
内容よりも誰が評価していたとか、
そんなことばかりが目につく作

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