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引かれる後ろ髪を思い切ってみたら

毎日のように通っていたヨガスタジオから、スタジオ内のセラピールームで(個人経営ベースのコラボレーターとして)施術をしないかと誘われてから約3年。当初、大好きなスタジオで施術が出来ることになってとても誇らしかったのも束の間、徐々に経営方針が変わり、マネージャーも変わり、不当な扱いに仲間のセラピストたちも一人また一人と辞めて行き、私もそろそろ、と思うこと早十数か月。

スタジオ側から再びセラピールーム使用規約の大幅変更が言い渡され、マネージャーとのミーティングも毎度のことながら、不毛なものに。相手がどうこうというよりも、どんな相手か分かってるのに性懲りもなく同じことを繰り返す自分に憤りを感じて、心は極度に消耗し、その後2週間ほど、まんまと体調を崩したのでした。

もうこれ以上、話し合いが話し合いにならない相手が絶対の力を持っている場所にいてはだめだ。今度こそもう辞めよう、と決めたものの、この場所で出会ったクライアントの方々が、私の施術やアドバイスを頼りにしてくれる度に心は揺れるのでした。

体調不良を隠れ蓑に散々だらだらと燻り倒した後、こんどは公私両方面で興味の赴くままたくさん外に出て、人に会って、色々体験することに。意識して詰め込んだ訳ではないのだけれど、気付いたら施術をする時間がほとんどないくらい、スケジュールが大変なことになってました。

こうやって、気付いたらわーっと詰め込んでいたという時は、後で思い返すと何らかのターニングポイントだったりするので、今回もそうなんだろうな。これが宇宙の愛。

なにかが動き出しているというわくわく感となにがあっても宇宙は味方だという安心感にうきうきしながら、今日、件のスタジオに今週で辞めるという旨の連絡をしました。

気分爽快。月並みながら、こんなことならもっと早くにさっさと手放しておかばよかったなーなんて思ったのでした。

#エッセイ #宇宙 #愛 #ターニングポイント #セラピスト #再出発




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