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俺のアルバム10選

なんか最近私の中のアルバム10枚的な投稿してる人が多い気がしたので僕もやってみる。
一応出会った順に時系列で。


1. Mr.Children BOLERO


ミスチルは全アルバム満遍なく聴く。シフクノオトと迷ったが、最もたくさん聴いてるのはやはりこれかと。かれこれ20数年の付き合い。
90年代の名曲の多くが収録されてるが、それ以上にアルバム曲のトンガリ具合がヤバい。
最近、YouTubeで過去のPVが一挙に挙げられていたが
タイムマシーンに乗って
Brand New My Lover
ALIVE
ボレロ
辺りのPVのカッコ良さが贔屓目なしで群を抜いていた。


この頃の眼光鋭く笑わない、、いや、笑いたくても顔がひきつって笑えない桜井さんが痛烈にカッコイイのであります。


2.Led Zeppelin Physical Graffiti


僕が一番最初に好きになった洋楽バンドがLed Zeppelin。19歳ぐらいの頃、それこそ狂ったように聴いた。
その中でもPhysical Graffitiは楽曲のヴァリエーションが豊富で一番聴いた。
当時、父と車でドライブした際、このアルバムのDown By The Seasideという曲が掛かった際、音楽にうるさい父が
「これはいい歌だな。誰の曲?ツェッペリン??嘘だろ??」
と驚いてたのを思い出す。


あとやはりカシミールね。これは外せない。

2枚組のアルバムで1枚目はどストライクなツェッペリンサウンド。2枚目はヴァリエーションに富んだツェッペリンが味わえます。


3.THE BEATLES Anthology 2

ディスク2冒頭のStrawberry fields foreverのテイク3連発でやられた。


Beatlesの作品は一通り聴いたが、何故か1番たくさん聴いてるのがこれ。
別テイクヴァージョンが多く収録されるが、そこにとてもライブ感というか、メンバーの表情が垣間見えて好きなの。
ジョンがクシャミをしてポールがひたすら爆笑しながら歌うAnd your birds can singとか、

聴いてるこちらも知らぬ間に笑ってしまいます。

4. Georgie Fame Rhythm and Blues at the Flamengo

ある時期からMODS、British inventionにどハマりし始める。
モッズと言えばオルガン、オルガンと言えばこの人。
このライブ盤を渋谷のタワレコでディグって見つけた時は凄まじく感動したもんでした。
Graham pondとか、Brian Augerとか、Zoot moneyとかいいオルガンアーティストがいっぱいいるけどこのアルバムの臨場感が一番かな。

5.THE KINKS The Kink Kontroversy

そしてBritish invention。
所謂60年代のUKビートバンドですな。
ビートルズから端を発し、ストーンズ、フー、スモール・フェイセス、ゾンビーズ、マンフレッド・マン等をひたすら聴き漁ったが、キンクスの個性とセンスは際立ってますね。
このアルバムは人気絶頂のビートバンドからひと段落付いた過渡期の作品なのだけど、それでもガッチャガッチャ煩いロックサウンドのセンスは洗練されておりとてもカッケー。


Dadicade Follower of Fashionとか、最高ですぜw

6. Radiohead KID A

90年代もUKロックが盛り上がった時代。色々聴いたけど、やっぱり彼らは別格ですね。
90年代ゴツゴツのギターサウンドを極めた彼らがエレクトロニクス?的なサウンドにガラリと方針転換し、
2000年に出した問題作、、と言われとるが、俺は何故かこのアルバムに一聴して引き込まれた。
そこから金縛りにあったかのように無心で最後まで聴き通したのは後にも先にもKID Aだけなのです。


この翌年にリリースされたAmnesiacとセットで聴くとより深みが増す、、と個人的には思います。

7. Bill Evans Trio Waltz fo Debby

上海時代、ジャズバーやクラブに行く機会が増え、JAZZもしばしば聴くようになる。
そんな僕が最初に入手したジャズのアルバム。
まぁ、なんでこれだったかと言うと、当時好きだった女の子がピアノでビル・エヴァンスの曲を弾けるってのが理由だったのだけどw
その後、ジャズピアノは幾つか聴いてみたけど、この人の美しさと怖さは唯一だと思います。

取り敢えず騙されたと思って、夜シックなバーで美味いウィスキーでも飲んだ後の帰り道とかで歩きながら聞いてみてくださいな。

8. Miles Davis Bitches Brew

JAZZを聴くことが増えたとは言え、基本ロック畑で育った僕にとって、こういう作品は衝撃だったのであります。
北京時代、行きつけのカフェバーのマスターが時々俺に店内のBGMを選曲させてくれたことがあり、このアルバムを流したら、後から来た欧米人の客が「この店は選曲がCOOLだね!」と言ってくれたのがすごく嬉しかったですw
マイルスは自分の音楽を指し「Social Music」と言っていたそうだが、この当たりの作品を聴くとそれに頷けますよ。


あと、ジョジョの奇妙な冒険第5部のキャラクター紹介で、ブローノブチャラティの好きな音楽にこの作品が挙げられてたのを見てからブチャラティがますます好きになったw

9.宇多田ヒカル 初恋

ここに来て、宇多田ヒカルです。
現時点で1番新しいアルバムです。
僕は初期のAutomaticとかFirst Love辺りをあまりよく知らないのだけど、最近の宇多田ヒカルは凄いと思います。
まず、この人はとても親孝行です。
歌詞の節々に「お母さん」を思わせる言葉とその人に対する気持ちが出てきます。
この人の作る歌こそが天国への階段で、亡くなられたお母さんと繋がることが出来る手段なのでしょう。
とにかく節々に垣間見える女性の強さにとても感動する作品です。

10. Duke Ellington Money Jungle

最後はデューク・エリントン。
去年、音楽好きの友達と日暮里のジャズバーでマスターが掛けてくれたのだが、稲妻が走ったわ。
第一印象は…「なんじゃこりゃ??ケンカ??」

エリントンの旦那の弾くピアノに対して真正面から激しくぶつかっていくベースはエリントンと親子くらい年の離れたチャーリーミンガス。
その一年後の今年2月、横浜のディスクユニオンにぶらりと立ち寄ったらまさかのディグ成功!!
だが、この作品はCDやBluetoothスピーカーで聴くよりもやはりレコードで、それもあの日暮里のお店のような良質のスピーカーがある所で聴いてこそなのである。

という事で10枚に限定するのは思った以上に大変だったが、我ながら単純というか、捻りのないラインナップですなw
でも聴いてきた順に時系列で並べてくと当時の想い出とBGMがリンクして途中から楽しくなってきたのでしたw

以上、今日はそんな感じで。