【読書】どげんかせんといかん
久しぶりの読書感想です。
オーセンティック・コーチング(著:苫米地 英人)
初めての苫米地先生の本です。
認知科学、コーチング、サイバーセキュリティなど様々な専門分野でご活躍されている方です。
おぉ!コーチング本だと思って、手に取ってみました。
読んでみて
確かにコーチングについて書いてある本でした。
そうなんだけれども、この本の本質は、むしろ「オーセンティック」にあると思います。
オーセンティックとは、「本物の」とか「正真正銘の」という意味です。
世の中の本物とは何か、真に正しいものとは何か、それを見失っているのではないかという筆者の魂の叫びのようなものを感じました。
コーチングはそれを紐解き、正すきっかけを与えるツールにすぎない。
資本主義がどうだとか、格差がどうだとか、そういう色々に対する批判ではなく、真実を見る力を育む方法をコーチングという切り口から教えてくれています。
正直言って、苫米地さんに少々近寄りがたさ、さらにはっきりと言えば胡散臭さを感じていた自分が恥ずかしい。
崇高な志をお持ちの方だと認識しました。
おそらく1冊目には向いていないとは思いますが、これをきっかけに他の著作も読んでみたいと思う胸熱な後読感を味わえました。
読書ってやっぱり楽しい。
都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。