見出し画像

もしもタイムマシンがなるのなら。みなさんはいつに戻りますか? 〜漫画「CUFFS 傷だらけの地図」〜

どうも。
片山建(かたやまけん)です。

漫画をこよなく愛しておりますが、
漫画にもトレンドがあります。

ここ近年では、「転生系」
外的要因で弱い自分から強い自分に生まれかわったり、
今の自分のまま過去をやり直したり、
とタイムリープが多いです。

日本の漫画だけでなく、
韓国の漫画でも転生系が多いように感じます。

そんな転生系のさきがけとも言える漫画を紹介します。

東條 仁 「CUFFS 傷だらけの地図」

コミックナタリーから引用

「不良の聖地」と呼ばれる東京都・達川町(作品内での架空の街)で最強のチンピラと恐れられた九宝龍二(くぼうりゅうじ)。若い頃から喧嘩にあけくれ、素手では負け知らずだったが、ある日ヤクザと喧嘩になり、ピストルで頭を撃ち抜かれ死んでしまう。しかし神のいたずらか彼の魂は16歳の少年の体に乗り移ってしまう。しかもその体は、16年前に捨てた妻・沢渡涼子の息子、沢渡憂作(さわたりゆうさく)であった。龍二は憂作として第二の人生を歩み始めることになる。

ピッコマより引用

憂作として生きる龍二。
今度こそは自分が捨てた涼子を幸せにしようと、
憂作として龍二の過去と向き合う。

同じ学校の不良を更生させたり、
地域の不良グループ、ヤクザ、犯罪集団と抗争も起こすが、
最終的には大切な人を守る。

いわゆるヤンキー漫画ではなく、
その中にある男としての生き方、過去との向き合い方が、
めちゃくちゃ印象的でした。

喧嘩=男のロマン、ではなく、
なぜ喧嘩をするのか、なぜ悪さをするのか、
なぜ真っ当に生きられないのか、
なぜ人を困らせるのか、
結局は不良でもヤンキーでも、ヤクザでも、犯罪者でも
1人の人間。

人間としての尊厳や在り方、
全てを考えさせられる漫画です。

そんな私は過去に戻れるなら高校生。
いわゆる青春真っ只中ではあるが、
青春っぽい思い出は1つもありません。

それは楽しくなかったのではなく、
楽しみ方を間違えて空回りしていたから。

過去に戻れないからこそ、
今を変えて、理想の未来にする。

そう自分に言い聞かせて邁進して参ります。


この記事が参加している募集

マンガ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?