U.Mizushima

イノベーター気質のエンジニア。自称パターンランゲージのエバンジェリスト。現在、所属組織…

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イノベーター気質のエンジニア。自称パターンランゲージのエバンジェリスト。現在、所属組織に「ふりかえり×パターンランゲージ」を布教中。 高校時代、仲間内で守護神を決める遊びが流行り、ヒンズー教の破壊と再生の神をチョイス。そのチョイスは案外合っている気が今でもしている。

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「PLE」になるぞ!!

「PLE」とは「パターン・ランゲージ・エバンジェリスト」(Pattern Language Evangelist)の略です。 勝手に言葉をつくりました。 「エバンジェリスト」とは「宣教師」や「扇動者」という意味ですね。 ということで、「パターンランゲージの扇動者になるぞ!!」と宣言しているわけです。 そもそも「パターンランゲージとは何か?」と言う話は、別に投稿します。 ここでは、簡単に自己紹介したいと思います。 わたしは、IT企業に勤める開発上がりの人間です。現在はコンサル

    • KJ法 -渾沌をして語らしめる-

      去る10月某日、KJ法の研修を受講してきました。 覚書程度に、受講するまでの経緯と得られたものについて書きたいと思います。 KJ法とは まず簡単に「KJ法」とは何かを挙げてみます。 ● 考案 川喜田二郎(民族地理学者)が「野外科学」の実践から考案した手法。 ● 目的 仮説を「発想」するための手法。 ● 特徴 己をむなしくして、渾沌をして語らしめる。  •既成の概念にとらわれることなく(己をむなしくして)、全体性を保ちつつ(渾沌をして)「統合」による概念化を行う。 ● 構造

      • 「問題解決」と「パターン」の構造

        今回は「パターンランゲージ」を構成する個々の「パターン」の構造を解説します。 まず、その前に「問題解決」とは何かを説明する際、よく見かけるフレームを見てみましょう。 「あるべき姿」と「現状」と「ギャップ」  この部分は「ギャップ分析」のフレームワークです。  ある目的に対しての「あるべき姿」と「現状」とを比較し、その「ギャップ」を把握するというものです。  「問題解決」全体のうち「問題発見」を行うためのものです。  ここで一点気を付けなくてはならないのは、ギャップ「=」問

        • ふりかえりのフレームワーク「KPT」と「YWT」の違い

          「『KPT』と『YWT』どっちがいい?」 こんな質問を受けました。 「二者択一は選択肢を捨てる行為だから、その質問はNG」と回答したのですが、それではあまりに不親切なので「両方やってみて自分たちに合う方をやると良いよ」とも回答しました。 …それでもまだ不親切ですね。 そこで、以下に「KPT」と「YWT」の違いを解説していきます。 選択の一助になれば… その前に「ふりかえり」とはまず「ふりかえり」とは、経験を論理的に理解し、今後の行動をより効果的にすることです。 少し具体的に

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        「PLE」になるぞ!!

          「パターンランゲージ」とは

          「パターンランゲージ」とは大きく2つの意味があります。  1つ目は、建築家「クリストファー・アレグザンダー」が建築・都市計画にかかわる理論を記述した書籍「A Pattern Language: Towns, Buildings, Construction」(1977年)のこと。 目的は、建築家の持つ専門知識や感性を住民と共有することで真の住民参加型のまちづくりを実現すること。  内容は、人々が「良い」と感じる建物や街並みの形態に繰り返し現れる法則性を「パターン」と呼び、名前

          「パターンランゲージ」とは