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England

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主に英王室周辺のこと。
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記事一覧

リンディスファーン修道院&ヴァイキング&カール大帝

北海のヴァイキングによる海賊行動が盛んになったのは、8世紀~9世紀と言われています。 イン…

6世紀後半*風の時代*ケント王国(イングランド)

中世初期にグレートブリテン島に侵入したアングロ・サクソン人が建国した7つの王国(Heptarchy…

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Pirates of the Caribbeanと英・ステュアート朝

あることを調べていると、関連した別のことが出てきて、それを調べると、さらにまた気になるこ…

スコットランドのseven ill years(1690年代)

17世紀の終わり、中央ヨーロッパでは大飢饉が発生しました。 1645年から1715年は、太陽黒点の…

見よ、青ざめた馬が・・・2024年4月24日の出来事

日本時間で24日、満月の日の夜遅く(現地時間AM8時半過ぎ)、ロンドン市内をHousehold Cavalry…

8世紀イギリス7王国時代*エグバート&オファ&カール大帝

あるお家のことを書いている途中なのですが、超々長~~~い記事になってしまうので、分割して…

100〜
割引あり

「火の時代」皇帝クラウディウスとブリタンニア征服

ガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザーGaius Iulius Caesar)は、ブリタンニア侵攻(紀元前54年)からガリアに戻ると、再びブリテン島に戻ることはありませんでした。 軍隊も残さなかったため、本気で征服しようという気はなかったと思われています。 20世紀以降、『ガリア戦記』は、シーザーのイメージを高めるためのプロパガンダだったという解釈も広まっています。 今回もマニアックな内容になっています。よかったらご覧ください。 カトゥベラウニ族のその後シー

紀元前54年「水の時代」シーザーとガリア・ブリタンニア征服

「紀元前のブリテン島とビーカー人」の続きの内容になります。 この記事では、ガイウス・ユリ…

西暦60年のブーディカの反乱

冥王星が水瓶座に再入宮します。それで少し思い出した西暦60年のことを書きます。 冥王星が発…

1577年オックスフォードのブラックアサイズ

「ブラック・アサイズ」は、1577年7月6日から8月12日までイギリスのオックスフォードで起こっ…

Princess of Wales*月食の王女

チャールズ王とウィリアム王子についての記事を下書きしているうちに、別の不思議な出来事が起…

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「地の時代」ブリタニアのローマ街道①起点になったケントの港

前回の記事では、現在のロンドンの原型でローマ帝国の入植地だったロンディニウムについて書き…

3世紀「地の時代」*ローマ・ブリタニアに繫栄したロンディニウム

紀元1世紀にグレートブリテン島にローマ属州ブリタンニアが出来るまでを3回にわたって書いて…

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Guy Fawkes Night 2022

以前にyoutubeの動画で取り上げたことがあるガイ・フォークスですが、今年のガイ・フォークス・ナイトが気になったのでちょっと書いてみます。 ガイ・フォークス・ナイトについて 火薬陰謀事件が未遂に終わり、ロンドン市民は王が無事であったことをかがり火を焚いて祝いました。これが、ガイ・フォークス・ナイトの起源です。 『鏡の国のアリス』(原題Through the Looking-Glass 1871年)のお話にも出てきます。 イギリスでは、11月5日前後に花火を打ち上げる