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嫌な自分でも、自分と向き合うと決めたら変われるということ

いつも物事に取り組むときは、人に認められることを意識して活動していたところがあったように思います。つまり承認欲求が常に付きまとっていたのだと思います。

しかしながら、人に認められるレベルになるためには、常にいばらの道で、最初は本当にできなくて、それでも周りを巻き込みながら、苦しい道を少しずつ進みながら最終的には何とかできた!となっていきます。

ただ自分の感覚としては、最終的にできてはいても、最後の瞬間にやっとできたかも!って感じるだけで、9割方できてないのです。なので、常にできていない自分と向き合わなければならず、そんなできない自分が嫌で仕方がありませんでした。できない自分を受け入れられないということは、自分を否定していることに繋がりますので、どんどん自己肯定感が落ちていきます。

「どうせ私なんて。。。」

でも落ちることは落ちるのですが、元々負けず嫌いなので、「もうちょっと頑張ろう。。」と気持ちを奮い立たせます。
結局この繰り返しで「どうせ私なんて。。。」「でも頑張ろう。」の気持ちを行ったり来たりしながら、最後にゴールにたどり着くのです。

これが数年前までの私の歩んできた姿でした。

ここ数年、自分と向き合う活動を通し、できない自分を否定し続けるということは、9割方の自分を否定し続けるということになり、大方の人生を否定することに繋がるんだということに気づきました。

一方で、プロセスを見ていけば失敗や問題もあったけれど、最終的には、自分がやり遂げようと思ったところまでは、やり遂げており、結果だけを見れば、できていることがあるわけです。

もしやこのように自分を否定し続けることは、常に自分のモチベーションを下げ続けているということであり、もしもそのモチベーションを上げられる言葉で自分を支えてあげたなら、もっと進む道が楽だったのではと思うようになりました。

これは、長年新しいチャレンジに繰り返し挑戦し続けた経験達を、いくつも並べてみた結果、共通の道筋を発見したからこそ、そのような結論に至ることができたのだと思います。

自分がこれまで経験してきたことを棚卸しすることから見えてくる自分の癖を自分で知ることや、自分の強み、得意なことなどを知ることは、自分という人間の取り扱い説明書をどんどん埋めていくようなことなんだと思うのです。
このことが見えてくると、たとえそればマイナスの癖だったとしても、どのように捉え直していくと、自分は楽しく生きられるのか?という改善の方向に向かうことができます。

自分を知るためには、自分と向き合う時間を持つことから始まります。
できない自分、周りにいやなことを言ってしまう自分、傲慢な自分、プライドの高い自分、そんな自分が嫌で仕方がない。
それでも、そのような自分を受け止めてあげるためには、やっぱり自分と向かうことから始まります。

まずは、人に話してみることや、ノートに書きだしていくことから始めていきます。話せるようになってきたり、ノートに書けるようになってくると、最初は否定的な気持ちばかりが出てくるかもしれませんが、だんだんとそんな自分を受け止める言葉に変わっていくから不思議ですね。

どんな自分でも自分と向き合うことで、自分を受け入れられるようになっていきますので、恐れずに、一歩を踏み出してみることをお薦めします。

今日もありがとうございました。

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