見出し画像

🏯🪦織田信長のお墓はいくつある?(京都伏見のススメ)

※2023/04/07追記あり

要約:範囲でいうと京阪電車 中書島駅から伏見桃山駅あたりまでの現地民によるローカルな観光地などのお話、京都に住んでみたい人も読むといいかも。

織田信長のお墓はWikipediaを見るかぎりでは本能寺の信長公廟、安土城趾の信長公本廟をはじめとして衣冠墓(※)まで含めて全部で24箇所もあるらしい。

※衣冠墓=故人の遺体ではなく衣服や冠などの遺品を埋葬した墓

本能寺が焼け落ちて遺体が出てこなかったせいもあるにせよさすがに織田信長のお墓多過ぎないか (笑)

本題からは少し離れるが、我が家の近くは伏見ということもあり、以下に示す通り酒蔵(伏見は酒の名所だ)以外にも幕末以降の史跡や石碑が多数ある。

・「伏見長州藩邸跡」石碑

・「伏見口の戦い激戦地跡」石碑
 (伏見長州藩邸跡の北側にある京橋のたもと、道路を隔てた東側にあるため、伏見長州藩邸跡の石碑を見終わったら一番近い横断歩道を渡っておくこと)

寺田屋
 (鳥羽伏見の戦いで焼失後再建したもの、内部の見学は有料)

・「我が国における電気鉄道事業発祥の地」石碑
 (汽車は新橋〜横浜が初だが電車は京都が初、なお自動改札も関西が初)

・「会津藩駐屯地跡」石碑
 (伏見長州藩邸跡から1kmも離れていないすぐ近くにある)

御香宮神社
 (表門は伏見城の大手門を移築)

※その他観光地は「伏見観光協会」を参照

上記史跡、石碑は基本的に街中(まちなか)にあるのだが、実は織田信長のお墓が京阪電車 中書島駅下車徒歩すぐの伏見港公園にひっそりと存在している。

扉が閉じられた祠の左後ろにあるのが織田信長公の塚石(墓石)
昭和30年に霊示により掘り起こした(本当に本物?)のがWikipediaの25番めに載らない理由なんだろうな
伏見港公園は左下の緑の一角、そのすぐ右上にあるのが中書島駅

織田信長のお墓はさておき、付近には商店街もあり飲食店もそれなりにあるので伏見は気をつかわずに半日ほどぼちぼちゆっくりと過ごすならちょうどいいところ。

【はじめに】

伏見区について (Wikipedia)
・「あなたに見せたい伏見 〜みんなで作るフォトブック〜」(伏見区役所)
伏見観光協会 (Instagram)

【日本酒(伏見の酒)】

月桂冠大倉記念館
黄桜カッパカントリー
京都・伏見神聖酒蔵 鳥せい 本店
 (蔵元直営の元酒蔵を改装したお店)
伏見夢百衆
 (大正5年〜平成5年まで使われていた月桂冠株式会社本店建物を改装)

【大手筋商店街】

阿津満(京寿司)
 (昭和6年創業、鯖寿司や平行四辺形(菱形)の押し寿司、冬は暖かい蒸し寿司がおすすめ)
油長(日本酒販売、有料試飲あり)

納屋町商店街

ササキパン
 (1921年創業、あんぱんやクリームパンなど昔ながらの素朴な味わい、AKB48総監督時代の横山由依が関西テレビ「京のいろどり日記 #70」で訪問、パンはもちろんエコバッグやトートバッグをお土産にするのもよい)
伏見酒蔵堂(日本酒販売、伏見の酒専門)
VRゲームバー京都
 (KBS京都「岡崎体育の京の観察日記」で岡崎体育が訪問)
・その他
 納屋町商店街内のとある店の敷地内にある家の一角で宇崎竜童誕生、生後3ヶ月で東京へ引越し。隣接する龍馬通り商店街にあった文房具店の元店主である宇崎竜童の親戚の方が今も近くに住む。

竜馬通り商店街

・🍕ピッツェリア ドンチッチョ
 (ピザの世界大会で優勝経験のあるピザ職人がいる)
中華厨房 中じま
 (京の和風だしを使った和中華と自家製しゅうまい)
肉匠 森つる
 (近所にある1888年創業のお肉屋さんの息子さんがやってる)
ラ・ボッテガR&R(トラットリア)
家守堂(クラフトビール)
KYOTO COLab(クラフトコーラ)

【その他】

伏見であい橋
 (実写版「君の膵臓をたべたい」のポスターで浜辺美波とDISH//北村匠海が立つ🌸桜満開の橋)

ラグビーボール型の白あん入りのしっとりしたパンが「メロンパン」、全国的にメロンパンといわれるものは神戸発祥の「サンライズ」
神戸発祥のメロンパンを「サンライズ」と呼ぶ地域は京都66%、広島・滋賀60%、愛媛57%、兵庫55%、和歌山38%、岡山・奈良27%、山口20%、大阪19%

伏見を訪れてみて心地よかったら住んでみるといいかもしれない。地元民が挙げるメリットは以下の通り。

・最寄駅(京阪電車 中書島駅)が特急停車駅で京都にも大阪にも通勤しやすい。ただしJRや阪急沿線にある場所には通勤しにくい。京都駅まで市バス1本で行ける。

・名神高速 京都南ICにも近いのでクルマで遠征する際も便利。

・商店街やイオンスーパーに徒歩や自転車で行けるためクルマがなくてもそれほど不便を感じない(=年とって足腰弱っても住める)。

・大手筋商店街やその近辺に以下のチェーン店がある。
マクドナルド、ケンタッキー、モスバーガー、ミスタードーナツ、コメダ珈琲、サンマルクカフェ、ドトールコーヒー、カフェベローチェ、志津屋(カルネが有名)、不二家 伏見店(FC店である不二家ファミリーチェーン第1号店、なおホワイトデーのお返しは不二家が1974年に始めた)、餃子の王将(京都王将)、イオンスーパー、業務スーパー、ダイソー、キャンドゥ、コーナンがある。
残念ながらスタバは無い。
ドラッグストアはいくつかある。
本屋はあるけど小さめなのでその店に置いていない雑誌は大垣書店伏見店にクルマで、新刊や専門書を買いたい場合は京都駅や河原町にある大きな本屋へ行くかAmazonで取り寄せする必要がある。

・毎年10月頭の御香宮神社の神幸祭で射的や輪投げ、綿あめ等の露店が多数出る。神幸祭の際に行われるちびっこ相撲では以前は貴乃花親方(元横綱貴乃花)が来賓で来ていた。

・街中に住んでるかぎり雪が積もることはそんなに多くないし路面が凍結することもそうそう無いので、クルマ通勤に万全を期す人やスキーやスノーボードする人でもないかぎり冬タイヤを買う必要は無い。

・下町だけど治安はそんなに悪くないカジュアルな町。あと伏見だけではないが夏は蒸し暑く、冬は底冷えするのは京都盆地の宿命。

・江戸時代は江戸が首都であったように安土桃山時代の「安土」は織田信長の安土城があった場所を指し、「桃山」とは豊臣秀吉が天下を取っていた時代に伏見城があったこの一帯を指す(元禄時代頃までに伏見城のあったあたりに桃の木が植えられたため桃山と呼ばれるようになった)。
京都といえば洛中というイメージはあるが徳川家康〜家光が将軍宣下したのは伏見城だったりする(それ以降は江戸)。
伏見城の本丸跡地は現在桃山御陵(明治天皇陵)となっており、教育勅語が発布された明治23年にちなむ230段ある大階段は地元民の散歩やトレーニング、インスタグラマーの撮影場所にもなっている。なお大階段の駆け上がり大会が行われているJR京都駅の大階段は171段である。

・京都市内のいわゆる洛中に住むより安くつく。中書島のあたりなら竹田街道をはさんで大手筋商店街などの商店街に近い東側の方が地価や家賃が高く、西側の方が若干安い。

伏見であい橋は歩いてすぐに行けるけど近過ぎてわざわざ桜の時期に行ったことないんだよなぁ

よろしければこちらのnoteやマガジンもどうぞ。

※2023/04/07追記

治安もそんなに悪くないよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?