卵巣のう腫の手術日程が決まったよ

検査結果を聞きに病院に行きました。
まず体がんの検査は問題なし。腫瘍マーカーいずれも正常。MRIの結果も悪性所見はなく、チョコレートのう胞であるらしいとのこと。
ほーよかった。ちょっと残念だったのは、左だけでなく右の卵巣ものう腫ができていたことです。子宮筋腫は今までの健診でも指摘を受けていた通りで、多発しており、子宮の表面がでこぼこしているんだそうです。

じゃあどういう風に手術するかという話になりまして、

1.のう腫だけ取る
2.卵巣ごと取って子宮は残す
3.子宮ごと全部取る

だいたいこの3パターンになるそうで、それぞれメリットデメリットがある。

結論からいうと、3.子宮ごと全部取る にしたんですけど。

1、のメリットは手術が軽微で済むこととホルモンが出続けるので更年期障害的な症状は年相応で済む。デメリットは再発ですね。もちろん生理もある。

2、のメリットは手術が軽微で再発の心配や悪性化の心配がなくなること。デメリットはホルモンが出なくなるので補充の必要があるのだが2種類必要で、エストロゲンは体がんのリスクを、プロゲステロンは乳がんのリスクを上げてしまうそう。あと、卵巣なくなれば生理もなくなるんだけど、ホルモン補充しちゃうと生理がまた来ちゃうそうです。

3、のデメリットは私の場合開腹になるし、手術操作が増えることとホルモンが出なくなること。メリットは婦人科系がんのリスクがほとんどなくなること。もちろん生理もないので再発もない。子宮まで全部取った場合はホルモン補充はエストロゲンだけでいいそうです。へええ、不思議。

全部取るの決め手はがんリスク軽減と生理がなくなる、ですね。チョコレートのう胞ということは、子宮内膜症でもあるわけで、ホルモン補充で生理が来ちゃうとまた内膜症になる可能性もある。せっかく手術するのにそれじゃあねぇ。これで生理がなくなる!というのもとてもうれしいです。正直、11歳から36年の長きに渡って付き合ってきましたが、1度も好感を持てたことがないよ、生理ちゃん。漫画の生理ちゃんは大好きだけどね。自分の生理ちゃんとは本当にただの1度も和解できたことがない。
祝・閉経!閉経もさーお祝いすべきじゃないかな?赤飯炊きたいぜ!それくらいうれしいぜ!いつでも温泉は入れるぜ!

スケジュール的には、術前検査を手術日から逆算して1か月前から術前説明までに、そして術前説明、手術の前日に入院して手術日を0日目と数えて順調なら通常は7日目に退院となるそうです。なので、最短でも9日の入院ですね。有給足りるかな?
12月上旬から手術の予約取れるというので、手術のスケジュール問題を鑑みて、12月ぎり上旬という感じの日程にしました。そこならば母の退院直後は行けないかもしれないが年末年始は実家に行けるだろうし、仕事があるうちに有給使えるし、いろいろ都合がいい。

そんなことより。
手術内容そのものよりも困ったなと思ったことがありました。それは家族の立ち合い。家族の同意やなんかがいるのは知っていたが、手術当日と、その前に術前説明も家族立合いが必須だそうで。天涯孤独の人は一体どうしたらええんや。まあ後でトラブルになっても困るし万が一の時、判断できる人がいないと困るからってのはわかるんだけどねぇ。10日弱の入院だったら1人でさくさくっと入院してさくさくっと退院できると思ってたー。
我が家は今、実家は全くあてにならないので、妹に頼むしかない。が、妹も子どもの用事とか色々あるから2日も拘束されるのは難しいかもしれない。手術日決めちゃったけど、妹の都合によってはリスケかなー、いいタイミングに決まったんだけどなーと重い気分になる。

その日はなんか疲れちゃって妹には連絡せず。病院て疲れるなーとしみじみ思いました。肉体的には別に何もしてないし、この日は待ち時間もほとんどなかったんだけど、情報量が多くて脳内情報処理がやや追いつかない感じになるというか、頭が疲れる。
翌日連絡してみたところ、日程も問題なく快く引き受けてくれたので、ほっとしました。まずは11月下旬の術前説明に来てもらわなきゃならないので、お昼ご飯でも食わせておこう。

(ポストした11月29日現在、術前説明も終わってあとは入院を待つばかりです)

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