見出し画像

【自家製】オートミールとくるみのパン 布どりカンパーニュ【レーズン酵母】

1月に仕込んだレーズン酵母が頑張っていて、その酵母液で仕込んだ中種もずっと頑張ってくれています。いい感じ!

たまたまレーズンをたくさんモニタープレゼントでもらったことがきっかけで、自家製酵母パンを焼きたいなぁ、と久しぶりに思ったわけですが、失敗するかも&成功しても飽きるかも?という不安もあり、そんなにたくさん仕込みませんでした。
失敗したら、そのままその分のレーズンが無駄になるのだもの、、、
それが有難いことに上手く発酵してくれて、さらにそこから作った中種もしっかりと膨らんでくれて、今、もう何回継いだのかな?
とにかく、頑張ってくれていて嬉しい!

今日は「オートミールとくるみ」のパンを焼きました。

生地にはバターも入っていてなかなかリッチ!
オートミールと大粒のくるみが入っています。
一次発酵前の生地がこちら。

ソフトボールくらいの大きさです。
これをここから3、4倍くらいになるまで待ちます。4時間くらいかな。

そのあと、6個に分割してベンチタイムを挟み、成形して表面にもオートミールを貼り付け、2次発酵へ。

2倍くらいになるまで待ちます。1時間半くらいかなぁ。
天然酵母のパンはとにかくゆっくりと待つことが美味しさの秘訣ですよね。

220度で16分程焼くと、こんな感じに。

いい色。こんがり!
オートミールもしっかりとついていて、ふんわりパンというよりはギュッと詰まっていて重さもあるパン。
夕飯のグラタンに合わせて、1個だけ夫と半分こして食べました。
うふふふふ、美味しいぞ♪ゴロリと入ったくるみもいい。明日の朝が楽しみです。

そして、こちらはこの前に焼いたカンパーニュ

これまでは丸い籠に入れて二次発酵をさせていたのですが、初めてパンマットという布に包んで「なまこ型」になるようにしてみました。

これで正解なのか、どうか、、、
色々とやり方はあるみたいなんだけれど、洗濯バサミで摘んで大きさを調整して、あとは生地が乾かないように大きなラップで包んで待ちました。

パンマットに振っておいた粉が、布目の模様で付いているのとか、ひとり密かにムフフフと思っちゃうポイントです。

ちなみに二次発酵スタートと同時に中種も継いでいたのですが、並べた瓶のちょうど真ん中くらいにつけている輪ゴムの位置が種を継いだ直後の種の高さ。
二次発酵を終えて、カンパーニュ焼成まで終えたところで、1.5倍くらいのところまで膨らんでいました。
このあと、最低2倍量までは膨らませたいところなので、さらに室温放置して育てましたよ。

カンパーニュはカットするとこんな感じ。

まん丸に焼くよりもこの形の方がスライス一枚一枚の大きさに差が出にくいので、我が家としては扱いやすいのかも?
タルティーヌにもサンドイッチにも使いやすそうだなぁ、と思いました。

カンパーニュは、田舎パンというこの名の通りでとても素朴な簡素なパン。
お砂糖もバターも、ミルクも入らない。
上にあるオートミールのパンとは、酵母の種は同じだけれど、パン生地に入っているものが違うので、当然食感も香りも違って面白いです。

材料は、中力粉、全粒粉、ライ麦粉、水、中種、塩だけですが、一次発酵に室温で3〜4時間ほど時間をかけたあと、冷蔵庫でまたじっくりと低温発酵させているので、旨みがよーく引き出されるのだそう。
確かに、バターなどのリッチな素材が入ったパンとはまた違った美味しさがしっかりとあるよねぇ、と食べるたびに思います。

これから暖かくなっていくので、酵母を起こすのにも、生地の発酵待ちにも適した季節となりますね。
引き続き「手ごねのおうちパン」楽しんでいくつもりです。


サポートいただけると嬉しいです^^