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将来が不安な中高年。将来なんてGoogleカレンダーだと思えばイイ

年上奥さんが更年期になって大変だった。もう克服できたけど。あの頃はつらかった、とは50歳の友人の弁。もう一人が、いやいや自分もなったよ、まだ40代だけどな、とのこと。

そっか、僕もなるのかなぁ、なんか将来が不安だなぁ、昔、鬱になって合計2年ぐらい会社休んだんだよ、鬱だけで十分、とは、もう一人の弁。パワハラ酷い上司のせい。会社まで行くけどエレベーターの前で身体が止まって言うこと全然きかないんだよ。そのパワハラ上司、クビになったけどね、とはもう少し若い友人の弁。色んな上司がいるから、どうも将来不安だな。。。

”私たちは単に習慣的に、未来は過去に似ていると考える定めにあるのだ”とは英国が生んだ最大の哲学者?と言われる18世紀の哲学者テイヴィッド・ヒュームの言葉。確かにそうかもですね。特にマイナスな過去に引っ張られて未来を見てしまう。。。

ボクが20年ほど通う美容師さん。彼女も将来がなんだか不安。20年前の当時、彼女は40代。今は60歳を超え70歳に近づく。週1日休みを最近2日休みにした。この年末年始は四国の地元にも帰らず東京で独り。最近は行きつけの小料理屋さんが引っ越ししたため、家で独りで食べることも増えた。本当に仕事があって幸せ、という。お客さんが来てくれる、それが無いと寂しい。自分の美容院だから、お客さんにそっぽを向かれるまでやっていける。仕事って本当にありがたい。サラリーマン美容師だったらどうなっていたかと怖い。でも、いつかは止めないとね、将来不安。。。

お客様の社長さん(40歳)が、今まで一定の関係性でやってきた取引先と小休止したいのだが、どうやって切り出すか、何を伝えるか、アレコレ考え、もやもや。契約的には問題無いが人間的な今までのつながりを気にする。でも、次へのステップにこのアクションが必要だとそのロジックを語る。その取引先になんて言われるかな、こう言われたら、どうしようかなぁ。。。

まだ未来・将来が来ていないからグレーな気持ち。とにかく動けば白黒はっきりし、次の施策も見えてくる。それまで気にしてもしょうがない。今から見る未来は幅広い。でも、明るい未来を思うこともできる。けど、そうは見ない傾向。

山の向こうに未来があると思うと絶対に見えない未来。けど、google カレンダーを未来と思うなら、明日、明後日、来週、来月・・・が見えている、とも言える。

結果ではなくて、自分が動くことを決めれば見える。来週の天気は見えない。てるてる坊主を造っても結果がついて来ないから。でも、てるてる坊主をつくると決めるならばその未来は見える。

未来とは自分がやることに狭めたらいいと思うのです。仕事ができなくなったらとか、鬱になったらとか、更年期になったりとか、取引先からどんなカウンターが来るかとか、自分がどうしようもない未来・将来は気にしない。未来・将来の定義から外す。

自分のやること=未来・将来と定義。アクションベースで予定する。XXの誕生日。だけではなく、XXの誕生日を楽しむ!おいしいご飯を食べる!みたいな。結果はいろいろ起きるモノ。「今」からは気にせず気にせず。誰もわからないのだから。

未来を予想する人達、気象庁だって、経済学者だって、アナリストなんて呼ばれるひと、スポーツの評論家、だいたいほぼみんな間違えるらしいですよ。経済指標・株価の予測なんて、笑っちゃいます、過去のを読み返したりすると。。。だって、未来なんてわからないんだもの。

なんて気軽に行きたいけど、未来は不安になるものですね。人間の性か。なかなか鈍感、前向き、ポジティブ、楽観、能天気になれないもの?

読んで頂きありがとうございます。
(職場を/人生を良質にするコンセプトv6_93)


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