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ボクともぐらと 79_ジュリアンと再びデート。ゴルフ観戦。やはりキャディーさんは偉大なリーダー!

ボクはやさしいひとになり、あり続け、やさしいリーダーになることが夢。同僚のもぐらさんも同じ夢を持つ。「ぼくモグラキツネ馬」という絵本が2人とも大好きで、やさしさの強さを再確認、勇気をもらえた。もぐらさんは8月で転職だから、同僚であるのはもう少し。でも、引き続きやさしいひとになり、やさしいリーダーになる学びの旅は互いに続ける約束で、その徒然草。

ボクの親戚の高校生、日仏ハーフのジュリアンと再び男2人デート。先日は、ジブリの三鷹の森美術館へ。すてきな素敵なトトロのメイちゃんの言葉に出会った。ボクのここ最近の迷子な心を救ってくれるやさしく強い言葉「迷子になろうよ、いっしょに!」。そうだね、迷子、楽しもう!どうせ人生は一生、迷子なんだろうし!

今日はジュリアンの趣味がゴルフで、観戦したい、とのこと。今年6月にチケットを偶然もらって資生堂レディースオープンなる試合を観戦。今回はチケット買ってみて3日間競技の最終日へ。同じく女子の試合。台風が去り、晴れながらも暑くない中での快適観戦。もぐらさんも誘ったけどお盆でダメでした。残念!いつかね。

さて、前回同様、キャディーさんなるひとの動きが、やさしいリーダーを目指すボクには気になるところ。

裏方・黒子に徹しながら、精神的にプレイヤーを支える。もちろん重たい競技用の荷物も抱えて歩いて走って大変。脳みそも手足も動かし汗をかく。選手を鼓舞し、リラックスさせ、集中させ、水分補給、栄養補給などの体調管理も。やさしい心が本当必要。会社組織でのリーダーと同じ。前回はマネージャーみたい、と表現したけど、リーダーでもあるね、と思った。

上田桃子さんという選手とそのキャディーさんの会話を身近で聞けた。ゴルフというスポーツはゴルフ場という半分自然の中で、小さいボールを数百メートル先の目標に向かって、色んな自然的な障害の中、規定の道具で打って行き、目標到達までの打数が少ないプレイヤーが勝ち。

で、風が悩ましく、風をどう読むかをお話してた。ボールは小さいから風の影響を受けます。距離は〇〇。”ぐらい”、”だいたい”ではなく、ビシッと明確に〇〇。目標地点は右から左の風だけど、打つところは左から。打ち下ろすから目標地点の風は気にしなくていい。右目にある目標を直接狙わず左側を、みたいな。

情報を正しく提供し、プレイヤーさん自身の観察結果と比較し違和感無いかを確認。後はプレイヤーさんが道具を自ら選び、打つ。主人公はもちろんプレイヤー。上田桃子選手、完璧を目指すご本人の納得具合はわかりませんが、GOOD ショットと思いました、素人的には。

リーダーは組織において主人公に見えるが、主人公ではない、と思う。主人公になりたいと思う性格は向いていない、と思う。会社をおこし、スタートさせてリーダーとなるが、スターターであって、主人公ではない。主人公は集まってくれた仲間。仲間の成長を真剣に考え、実現しないと、自分の信じる夢・ビジョンも実現しない。やさしいリーダーはそこに気づいている。

リーダーシップは常にフォロワーシップより先だ、と思う。リーダーが自ら動くから仲間も動く。リーダーが自らが誠実で、飾らず、ダメな面も見せるから、仲間も素直になれる。リーダーが仲間を信じるから、仲間もリーダーを信じてくれる。リーダーが仲間の、個々人の思う成長を支援するから、仲間はリーダーの組織を通じてのビジョン・夢の実現に努力する。

ただ、だからと言って組織の主人公ではない。仲間が活躍できる場の唯一無二の条件がリーダーシップだから、まずは正しいリーダーシップが必要ということ。そして、そこで活躍する主人公は、仲間だ。

やさしいリーダーのあるべきリーダーシップによって、仲間が安心して活躍できる、成長できる場が設定されて、そこで仲間それぞれの個性が活躍する。だから主人公はリーダーではない。仲間一人一人の個性が主人公だと思う。仲間が100人いるなら、一人一人が主人公の100種のドラマがある。リーダーはプロデューサー的で、脚本家的で、監督的で、ハッピーエンドに導く、なんて思う。

ゴルフを見ると、プレーヤーさんが当然、主人公。その主人公であるプレイヤーの成功のために尽力するキャディーさんにリーダー要素がある。プレイヤーのスキルを把握。プレイヤーの気持ちを察する力、尽くせる力、やさしさの強さ、プレイヤーを信じる力、自己を殺して任せる力、を持ち、今の目の前の一打のみならず、プレイヤーの将来の成功/成長を見据えた助言もする、そして笑顔、みたいな。もー、いつもそばにいてー!いるだけで安心!

ここでの“プレイヤー“という言葉を、”部下“や”仲間“や”社員“などと置き変えるとどうだろう。部下のスキルを把握 〜 部下を信じる力。。。

もぐらさんがある時言った。「ボクさん、ゴルフの「のてこさん」読みましたよ(もぐらさんは、noteのことを、のてこさん、と言う)。ゴルフ、知らないですけどキャディーさん、素敵ですね。わたし、やさしいリーダーを目指してますが、どっちかというと大好きな魅力あるやさしいリーダーを支えるフォロワーが向いているかもしれません。キャディーさん向きですね。」

「うん。そうかもね。でも、もぐらさんはもう立派なリーダーにボクは思えるよ。」と会話したのですが、「支える」とか「キャディーさん向き」とか、自らをそう評するひとが正に良いリーダーになり、リーダーになるべき、と思います。

「よーし、みんな、オレについてこいよー!オレの言うこと聞いていたら、いいことあるぜー。」は違うと思う。あ、今どき、こんなは無い?

しかし、女子プロゴルファーの皆様は、素敵で魅力的です。鍛えられた身体と、ファッショナブルなウェアと、真剣な眼差しと、応援への丁寧な対応と。そんなみんなのそばにいたい、活躍してほしい、成長してほしい、と思いました。それに綺麗な空気と緑と風と。楽しかったです。ジュリアン、また、遊んでくださいーーー。

最後はいつも「ぼくモグラキツネ馬」より:

「”ただいっしょにいるのは、いみがないこと?” ぼくがたずねると、モグラはこたえた。”そんなことないさ”」

「”きみはぼくのことを、ぼくよりもしんじているみたいだ” ぼくがつぶやくと、馬がいった。”いつかきっと、きみもそうなれる”」

「”やさしさに勝るものはない” 馬がいった。”すべてのうえに、しずかに存在している”」

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