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組織を笑顔に! 真剣に愚直に継続的に自分から冗談祭り

マーク・トウェインは、ユーモア、笑いの大切さに関する言葉を残しています。「ユーモアは人類の最高の宝物」とか、「人類が持っている唯一効果的な武器が笑い」とか。

最近、彼の本を読み、そして、オフィスが忙しくてギスギスしていることもあって、これらの言葉を思い出しました。そこで、笑いの大切さを仲間に今一度伝えようと思ったのですが、この言葉だけだと説得力に乏しいため、「科学的根拠」を探したのです。で、偶然、「ユーモアは最強の武器である」という本を見つけました

「私たちが笑うと、脳内ではホルモンのカクテルが分泌され、ハッピーな気分になったり(ドーパミン)、人への信頼が深まったり(オキシトシン)、ストレスが緩和されたり(コルチゾールの減少)、ちょっぴり高揚感が湧いてきたりする(エンドルフィン)。私たちが仕事上のやりとりにもユーモアを効かせれば、同僚たちはこの効果抜群のホルモン・カクテルを味わえる。しかも、相手の脳だけでなく、自分の脳でも、脳内化学物質の変化を起こすことができる」

「ユーモアは最強の武器である」ジェニファー・アーカー、ナオミ・バグドナス著、神崎 朗子、東洋経済新報社

上記の引用をはじめ、本書の言葉を幾つかオフィスの仲間に紹介しました。そして、「だから、みんなで冗談を言い合おう。笑おう。受けないコトを恐れずに。で、つまらなくても笑ってあげよう。最近、皆、仕事がキリキリ忙しいからね。イライラ・ギスギスを排除しよう、ということで。だから、しばらく冗談言い合い月間にしますね!」と会議で宣言しました。

会議後のオフィスの仲間からの反応やコメント:

1.目が合った瞬間に、ニコ! だからこっちもニコ! はじめは作り笑いだったけど、その後の笑顔は互いに本物だったような。

2.「あ、お疲れ様です。どこ行かれるのですか? あ、ところで冗談をひとつ何かください!!!私を笑わせてみてください」と、仁王立ちで行く手を塞がれた。

3.「そういえば、最近笑った記憶ないですね。何もなくても無理に笑顔つくって、声出して笑うと脳には良いのですよね。何かで読みましたよ。ためになる話があったらまた教えてください」とコメントし、笑顔も冗談もなく去って行く。

4.「ドーパミンとオキシトシンは知ってました。あとのカタカナは忘れましたが、ちゃんと覚えますね」とのコメントで、こちらも笑顔も冗談もない

5.仕事の話だけに終始し、冗談や笑いの話にまったくならない

職場では、メッセージを1回伝えただけでは不十分だと再確認しました。「うるさいなぁ、もうわかったよ」と言われるぐらい繰り返し伝えて、継続的に実行しないといけませんね。

それに、自分から率先して愚直に実行するべきですね。目が合った相手に先に笑顔をつくらないと。仁王立ちされて、粋な冗談も言えないようではダメですね。言い出しっぺが、その能力を鍛えないといけません。反省です。

皆にこっちが「本気」と思ってもらわないと、変わらないですね。何ごとも自分が愚直に続けないと本気は伝わりません。仲間を変えるには、まず自分から変わらないといけませんね。

笑いのチカラというより、組織の力学を再確認した1日でした。言うは易し行うは難し。一生懸命、行動しようと思いました。「冗談を言う」「笑顔になる」「笑い声をあげる」を訓練して愚直に実践していきます。

職場を良質にするコンセプトv6_14
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。


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