見出し画像

成長する会社を創るスタート地点(職場を良質にするコンセプトv6_2)

社長、役員、部長、課長、主任、平・・・
上司、同期、部下、新人・・・
正社員、パート、アルバイト、派遣、業務委託・・・
企画、製造、物流、マーケ、営業、人事、総務、財務、経理・・・

みんな一言で言うと仲間。感謝の仲間。

会社が掲げるビジョン(パーパス?呼び方は何でもイイ)に共感し、集まった、偶然にも、今、一堂に会している、仲間。ある意味、この個人の集団が集まるのは奇跡。奇跡の集団。

全うなリーダーならそう思うはず。そして、そう思うよう社内を指導しよう。皆は等しく仲間。偶然に全員が集まるのは奇跡。感謝の存在だよ、と。

考え方も、価値観も、仕事内容も、趣味も、キャリアも、立場も、違うけど、この会社のビジョンに共感して向かっているということでは同じ方向の仲間、なのだ。喧嘩もするし、議論で対立する。けど、大きな目標の下では仲間。

感謝の仲間どころか、あいつ使えないな、うちの会社には出来の悪いのしか来ないな、何度言ってもわからないんだよなあいつ、あいつはいつもさぼる、陰口言いたくなる。ありますね。人間ですから。でも、陰口ではなくて、課題を共有して改善させよう。イライラする理由も全う。でも、感謝の存在がベースなら、解決に向かえる可能性が高まりえる。

後から文句を言うなら採用しなければよい、も肝に銘じる。反論は、面接なんて短い時間で何回かやってもわからないよ。出来の悪いのも混じるよ。そもそもうちの会社には偏差値高いの来ないから、しょうがない。となりがち。自分の責任を棚にあげる低レベルはやめよう。偏差値を見ているのではない。知識、技術を見ているのではない。そもそも正しい面接をちゃんとすれば見極められる。

ただ、人は育つし、変わるが、時間がかかる場合も多々。だから、最初から自分達に合う仲間を採用するのが非常に大切。どうしたら自分達に合うかを見極められるのか。見た目がカッコいいとか可愛いとか、そういう話ではない。が、人間なるもの、見た目に非常に非常に非常に左右される。

ほぼ目が見えないコウモリのように超音波で生きているわけではありません。人間は視覚に頼って生きている。自分の好みの顔の方が無意識に心地良いと思う。抗えません。顔についで声も気になります。さてどうするか。面接はとても重要なのだ。流れでやってはいけない。目の前の仲間候補が素直に感謝できる存在になりえるかを正しい面接で見極める。

いずれにせよ、仲間がいないと何もできない。会社という定義は、「感謝の仲間とビジョンの実現に向けて日々挑戦する場」ということ。これが正しいコンセプト。悪くなくないかしら?

会社法でどう定義されているか、サービス・商品を提供して利益をあげ、税金を払う、とか、そんな定義ではない。独りでは心細いから会社にする。独りでやりたいなら会社にしなければいいし、会社化してもいいが、独りでやればいい。仲間を集め、大なり小なり奴隷にするのは会社ではない。

ということで、仲間の存在に感謝しよう。これが会社としての全てのスタート。ビジョンを思いつき、人生を賭けようと腹を括り、創業者が会社をつくる。独りでは何もできないから仲間を必要とする。であれば、集まってくれた仲間は感謝の存在だ。仲間が必要だから会社にしたのだから。イライラするときも、怒鳴り散らしたい時もある。でも、ぐっと我慢する心の強さを持ち、感謝を忘れない。

まずは仲間に感謝を持とう、感謝の存在と位置付けよう。感謝を持てれば、次に、誠実で、積極的で、挑戦志向で、成長志向で、一生懸命に、ビジョンに向けて邁進できる個人とそれらの良質な関係の組織が構築できる。感謝がスタートであり、土台だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?