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インフルやらの感染症。困った話。でも一方で「平和の必要悪」とも言える?

会社の仲間が推し活のタイ旅行から返って来た。韓流の次はタイよ!とのことでタイのイケメン俳優さんにはまっている。

で、その1週間の旅行の3日をインフルエンザで潰してしまった、とのこと。着いた2日後から調子悪くなり、ピークは40度超え。現地駐在の友達が病院に連れて行ってくれた。夜だったので事前に電話するも日本語の通訳対応もありスムーズ。AIのチカラか。「感染症だったらホテルに戻れなくなりますよ」と脅されたが、インフルと予測していたからそのまま病院へ。21時あたり。でも、とてもスムーズに診察。

そして、なんとも優しい先生に出会ったの!とのこと。さすがタイ!優しい。50年ほどの人生で一番ステキな先生だった、とのこと。拙い英語をうんうんと聞いてくれ、タイではインフルが今、流行っている。たぶんインフル。確認しようね、と笑顔。口に鼻にぐりぐりされる。その際も優しい言葉をかけてもらいながら。結果は30分ぐらいで出る。しんどいけどちょっと待っていてね。インフルだったらお薬出すね。熱はすぐ下がるからね。なお、日本だとインフルかどうかは翌日にならないと解らない。

で、インフルだった。薬を処方されたら、説明書(Discharge Medication Schedule)には英語と日本語で飲み方が書かれている。素晴らしい。

すべてが日本より進んでいる、と感じた、とのこと。ま、異国の地で言葉の壁もありながら優しくされたらより良く見えるかもですが。ちなみに治療費と薬代で約5万円。保険が利かないですからね。。。

で、彼女いわく、しんどかったけど、タイがもっと好きになった、とのこと。

ちなみにインフルエンザは渡り鳥(水鳥)がオリジン。渡り鳥は共存しているから病気になりません。で、そこから豚。豚から人間へ。1918-1920年の「スペイン風邪」では5000万人も亡くなったようです。日本では約40万人。「スペイン風邪」というけど「Spanish flu」でインフルエンザのこと。ちなみに今回のコロナでの死亡者数は全世界で7,040,264人(2024年3月時点・各国からのWHOへの報告値)。日本のコロナ原因の死者数75,000人ほど。

しかし、なぜ、日本では低温で乾燥する冬に流行るインフルエンザが、35度超えで多湿のタイで流行るのだ? インフルエンザが進化しているのか? あるいは高温多湿と言っても生活している場所やホテル、ショッピングモールはエアコン効いて快適でもはやインフルにとっては地球上どこでも同じなのか。。。

そして、彼女はタイでもらったインフルと共に日本に帰って来た。まさに国を超える感染症、止められない、ですね。

人類の歴史は、「移動」から「定住」への歴史。そして、「定住」化と相互に作用し合った、「狩猟」から「家畜」への歴史。

今は現代人はほぼ「定住」生活。そして超効率的に「家畜」されたタンパク質を食す。一方で、多くのひとが、旅行(「移動」)好きで、異国にロマンを感じ、異国の食事に惹かれる。未知を知りたくなるのが人間なのか、本能的に「移動」が好きなのか。。。

なので「定住」ながらも「移動」は止められない。でも、その結果、素敵なことが起きる。移動先が好きになる、ということ。これが、違う者同士の相互理解の土台であり、平和の土台になる。

日本に「定住」している。でも、タイのイケメンのことが知りたくなる。タイに旅行(「移動」)する。結果、現地を色々知る。時に優しく助けてもらう。ますますタイが好きになる。まさに国家間の平和の土台、草の根。だから、感染症を互いに悪影響し合うのはしょうがないですね。必要悪。平和の引き換え、なんだな、なんて、ふとそう思ったのでした。ちと浅いか?


読んで頂きありがとうございます。
(最近出会った素敵な気づきフレーズv7_76)


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