「コミュ力爆高男」が「就活失敗」する話②
メーカー経理勤務、コミュ力爆高男江場です。
今回は、↑↑こちらの続きになりますので、是非読んでみてください!
ということで、
僕は<無敵コミュニケーション>の能力を有しながら、就活初期でエントリーした全ての企業に落ちました。(30社くらい。)
ちょっと脱線しますが、①で少し触れた、
「コミュ力絶対低いけど、就活無双するやつ」
についてもう少し詳しく書いてみたいとおもいます。(ちょっと名前が長すぎるので、これ以降、「無双勢」と書きます。)
前回の文章で書いた通り、無双勢は対就活用の特殊な訓練を受けています。
具体的には、
なんでもないただのアルバイト経験を、笑いあり、涙ありの青春努力エピソードとして喋る
とか、
絶対聞く必要のない他の就活生の話に、全力で頷く、その無関係な就活生の目をしっかり見る(話している就活生はもちろん、面接官をみているのに。)、死んでも口角は下げない。
とか、
グループディスカッションでは、確実に”なんとかリーダー”みたいなポジションを取りに行き、会話をコントロールする。(無双勢が仕切った会話では、なぜか無双勢しか生き残れない。)
とか、
受ける企業のホームページは社員よりも読み込んでいるので、一次面接に駆り出された若手営業マンくらいなら、「御社」についての情報で余裕勝ち
などなど、
書き出したらキリがないのでこの辺でストップします。
恐ろしき、無双勢。
これらは紛れもない努力であり、就職活動というフィールドでしっかり成果を残すために必要な努力をコツコツと積み重ねたからこそ成せる技です。
そして彼らは社会人になると、
「コミュ力絶対低いけど、その鈍感力を活かして管理職になるやつ」
に進化します。
彼らは、他人の考えや視点について基本的に鈍感なのです。
故に強い。
自分の成し遂げるべき目標を設定したら、余計なポイントを省いて集中的な努力ができるからです。
そして気づけば時間は経ち、しっかり管理職になります。(※ 周囲は、「あの人の部下にはなりたくねぇ。」と思っています。)
恐ろしき無双勢。
と言った感じで、「コミュ力絶対低いけど、就活無双するやつ」について簡単に考察してみました。
とりあえずこんなこと言っていても僕の就活状況は変わりません。
相変わらず僕は就活を継続しなければいけないし、周囲の友人はほぼ内定して就活を終えている。
焦りと不安だけが募る中、
「あ!ケニーがいるじゃん!」
ふと思い出しました。
ケニーとは、僕の地元の先輩で、浪人や留年をして僕と同じ学年になっていた親しい友人です。(ケニーはあだ名です。)
彼は「就活」というタイプではないのですっかり忘れてたけど、ケニーも就活してるはずじゃん!!
ケニーは就活どうしてんねん!!
焦りと不安の中、
頼むからケニーだけはまだ就活しててくれぇぇぇえ!!
と祈りました。
共に就活する仲間が欲しかったからです。
ということでケニーに連絡をとりました。
江場:「就活どんな感じ?」
ケニー:「まだ何もしてない」
えっっ??
えぇ???
もう就活解禁されて数ヶ月経ったのに??
まじで??
ここにやばいやつおる!!!(喜)
③へ続く
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