見出し画像

『#私のパートナー』テーマは妻

と、題して下書きVer.0をしたためたものの風呂上りに一読し、恐ろしく気持ち悪い文章だったので新しい悩みの種になってしまった。
白々しい。仰々しい。お前は何様なんだ。と明朝から自問自答した。
『下書きを保存』ボタンを押すと、画面中央に
”お疲れ様でした。後から読み返すと違う印象かもしれませんね!”
といった感じのnoteからのお気遣いコメントを頂いたが、それは遠回しに
”一歩立ち止まって考え直せ。早まるよ。”
という説得だった事に後から気が付いた。
ベテラン刑事の説得に応じた事が少なくとも恥を晒さないという点から功を奏したと思う、思いたい。

僕と妻との出逢いは2016年で早7年が過ぎた。
コロナ禍以前は比較的出会いの場としては一般的だった合コンで、指定のお店に指定の時間より早く着いたもの同士、
〇〇さんの今日の飲み会の人ですか?
なんて、会話から始めるもお互いのファーストインプレッションは悪くなかった。
掴みはバッチリだったと思う。
3対3の合コンだったので残り4人の到着を待って本番スタートとなるところだが、意気投合した若い二人はさっさと二人で飲み始め、終始ご機嫌だった。
妻の第一印象は、綾瀬はるかと小西真奈美を足した様な顔立ちでよく笑い笑顔の似合う、自分には勿体ない位の大きな運命的出会いだった。

少々余談にはなるが、盛り上がった6名の内、僕の会社の同期1名は俗にいう遊び人で、Instagramから溢れんばかりの実家太い勢、アッパーマス層、いや下手したら富裕層に近い人間だったかもしれない。

その同期1名の案内により、女性陣3名も引き連れて新宿2丁目にある比較的大きなゲイバー?クラブ?で深夜3時ごろまで盛り上がった。
僕は運命的な出会いに盛り上がってしまい、酒を飲み、上裸になり、ボックス席のアジア系外国人観光客と腕相撲をし、勝っちゃ負けちゃでイエ~ィなんてやって羽目を外したもんだ。

女性陣が次の日も朝から予定があるという事で未明には解散になったが、ゲイバーで上裸になる30歳手前の千鳥大悟似からよく2回目のデートのお誘いを受けて貰えたと不思議でならない。
僕が女性なら2回目以降の連絡は身の安全を考慮して、無難に避けていた
だろう。

そんなハレンチな出会いで知り合った妻とも正式に家族になって今年で4年になる。
正式、と表現すると色々と敏感な昨今、お叱りを頂くかもしれないが、役所に婚姻届を提出して同じ苗字になったという事だけど、お互いに昔ながらの感覚が染みついているのか、籍を入れる、という事が嬉しかった。

世の中には2回、3回と籍を入れる人も多くいらっしゃるから、大抵の人たちにとっては儀式的で素敵なイベントに分類されるのだろう。
僕は1回で十分足りてるから2回目以降が発生しないように残り60年の人生は微塵の隙も生まない武士の性分で過ごすつもりだ。
もしも隙が生まれると妻の返す刀で即死だろう。

妻から授かった中で最も大きな授かり物は子宝と言って過言はない。
1歳半過ぎの娘は可愛いし、いや、可愛すぎる。
目に入れたって全く痛くないし、娘が人生で不利益を被らない様に全身全霊で身を投げ出す気持ちは1mmも嘘ではない。

最近は自動車を見て、
『ぶぅぶぅ!』
と、なぜか身振りをセットで、自分が自動車を認識できるという事を教えてくれる。
『ぶぅ』と発生する際に小さいながら腹の底に力が入るのだろう。
グッと踏ん張るポーズにお父さんはメロメロになる。

家族と一緒の時間を健康的に楽しく過ごしたいから、少なくとも先日の健康診断で一時判定された肝臓の数値は早々に改善せねばならない。
看護師の母いわく、脂肪肝や高血圧など太りやすい系の疾患は我が家の遺伝らしいが、脂肪肝のきらいがありそうだ。
娘の誕生を機に運命に抗う努力をしたいと思う(カッコイイ)

なにはともあれ、娘は可愛いので仕方がないが欲目で言えば娘の兄弟がやってきてくれる日を願わんばかりである。
授業参観で隣のイケおじや若手パパを尻目にデブの汗っかきパパだと娘に恥をかかせる事になるから、まだ娘が懐いてくれている今のうちに改善しておかねば。。。

今回のテーマ『#私のパートナー』の趣旨を確認すると、多様性を認め合う社会との繋がりという事でLGBTQや外国籍の方々を意識されたテーマ出しを頂いたのだと思われた。
自分はサラリーマンを既に10年以上経験してきて、それなりに飯のタネを耕す努力はしてきたつもりだ。
仕事においては相手の求める答えを定義した上でゴールに向かう必要性は認識しているつもりだ。

その様な令和時代の多様性をテーマにしたコラボnoteで、いわゆる典型的な家族像と幸せオーラ全開になってしまい大変恐縮だ。
まるで送別会の趣旨を忘れ、送り出す人よりも冗長に、かつ何を言っているか分からず退店を求められる上司の様な振る舞いで、何がサラリーマン10年選手の感覚力(笑)である。
同じく自問自答したい。

恐らく、この下書きを書いた後もnoteさんから有難いご忠告を頂けるのだと思う。
アラフォーの私は巷から老害と呼ばれないようにご忠告には柔軟に耳を貸す姿勢が今後も大切になってくるのだと思う。
だから、ご忠告に沿ってこの記事を寝かすかどうか決めたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?