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私はいろんなものを“好きになりにいっている”



私は音楽と漫画とアニメ
自分の人生をより豊かに
してくれるものだと思っている。


いい音楽や漫画やアニメ、
そういうものを見つけると
すぐに検索をして
どういう人が歌っているのか、
今までの経歴や他の作品、
TwitterやInstagramでは
どんな呟きや写真を
投稿をしているのか

そんなところまで調べる。

この間アニメを観てから
原作を読んでハマった
漫画『地獄楽』では、
作者の賀来ゆうじ先生について
調べていると賀来先生は
秋田書店に勤務していた
元編集者でなんと
あの浦安鉄筋家族を
担当していたことが判明。


漫画家の夢を諦めきれずに
集英社に応募してみたところ
漫画家デビューが決まったそうだ。

こういう裏話が大好きで、
元編集者が漫画を描いてるなんて
素敵~!!!
という気持ちで
地獄楽を読むと最初に読んだ時の
気持ちのは違った形で
読むことができる。


元編集者だからこういう
視点でみることができるのかな?

なんて考察しながら読む。

有名な話だと、
キングダムの原先生は
スラムダンクの井上先生の
アシスタントをしていた
過去があり、
キングダム1の売れ行きが悪く
悩んでいた時に
井上先生から
『黒目をもっと大きく描くといい』
とアドバイスされ
その通りにしたら
急に売上が伸びたという。

こんなお話が大好きで
作者がどんな人なのか知ってから
作品を読むのが好きだ。


小説『夜明けのすべて』の
著者 瀬尾まいこさんは、
作中に登場するパニック障害を
患っている人物の心理描写が
実際に作者が体験しているかのような
本物に近いものを感じたので
調べてみたら瀬尾まいこさんも
パニック障害を経験していた。


だからこんなに繊細で温かく
優しい文章が書けるのだな。

その事実を知る前と知った後では
読み味がまた違ってくる。


そして好きな作品は
グッズを手元に
置いておきたくなる。


だからすぐに
グッズを購入してしまう。

好きな作品へのリスペクトと
先生への感謝も込めて、
少しでも利益になればと思う。


原画展やコラボカフェなどの
情報もすぐ調べてしまう。


アーティストでいうと
去年YouTubeチャンネル
“FIRST TAKE”で知った
キタニタツヤ。

聴いた瞬間心を奪われて、
この人は一体誰なの?!
と得意の検索が始まる。

え?!ボカロ出身で、
ヨルシカのサポートメンバー?!
しかも東大出身?!?!

そしてイケメンなのに
変な顔してる写真とか
変なポーズの写真が多い……


好き。


ライブいつあるのかな???

あ!
ちょうど来月ある!
行こうかな♩.•



こんな感じで、
好きなアーティストが出来ると
とにかく生で聴いてみたくなる。
会ってみたくなる。

画面越しでは味わえない
生の声が聴きたい。


こうしてライブに行って、
グッズを買う。


でも、この考えをしている人は
私の周りにあまりいない。


CDで聴ければいい。

漫画を読むだけでいい。


そこから先がない。

周りの皆は音楽と漫画に
そんなに情熱を
持っているわけではないから
それが当たり前なんだろうけど。


私は好きなものに
もっと触れたい、知りたい
と思うから私にとっては
当たり前だけど、
せっかく好きになったものを
そのままにしておくのは
勿体ないと思ってしまう。


以前エステに来てくれた先輩が
今韓流にハマってるんだ~
と話してくれたので、


「会いに行けば
いいじゃないですか~!
来日する時に
ファンミーティングとか
ありませんか?」

と言ったら目を丸くして、

『好きな俳優に
会いに行くっていう
選択肢があるんだね』

と答えていた。


調べたらたまたま
次の日にファンミがあった。


でもファンクラブ限定とのこと。

「チケット流通センターとか
チケット売買のサイトをみたら
売りに出してる人が
いると思うので見てみてください」

先輩は家に帰ってから調べたら
チケットを購入できたそうで、
初めて1人で好きな俳優に会いに
東京に行ったそうだ。


次に会った時に
その時の話を
嬉しそうにしてくれて、

『ぼの子ちゃんに聞かなかったら
会えるなんて思わなかったし
チケットを売買してるサイトが
あることも分からなかったよ。
ありがとう~
すっごく楽しかったよ。』

と言ってくれた。


その人の人生の楽しみの中に
少しでも関われたことが嬉しい。


友人にも私がすぐに
好きなアーティストなどに
会いに行く話をしたら、
感化されて舞台をみにいっていた。

『好きな人には
会いに行けばいいんだね。
今までテレビで
観ていただけの人を
実際見に行くっていう
発想がなかった。

ぼの子の話を聞いて、
舞台を見に行ったら
すごく楽しくて世界が広がった

だからいつもぼの子は
楽しそうなんだね。』

と言ってくれた。


私にとっては当たり前のことが
他の人にとっては当たり前じゃない。

でも人の考えを柔軟に受け入れ
取り入れることで人生はもっと
楽しくなるのではないだろうか。


もちろん私も人から聞いた話や
いいと思った話は流さずに
自分の中に吸収し、
取り込んでいく。


そういう器があるのとないのでは
人生の濃さが変わってくる。



私は好きになったものを
すぐに追求して
好きになりにいっているんだ。


好きなものを
もっと好きになるために。

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