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#いつかの日記

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とりとめのない日記です。ぼちぼち続けます。
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なんでもない日記

なんでもない日記

暑い一日だった。

いつも通り朝はバタバタと時間が過ぎ、自分の時間ができて公園へ走りに行く。

そこはタイミングが合えばランニングの仲間に会えたりすることもあって 私のようにやる気のないランナーでなんとなく走る気がなくても 行けばいつのまにか走ってあっという間に時間が経って 走れているという

そんなところ。

しばらく悩んでいる身体中の蕁麻疹もいくらか薬が効いているのかそれほどひどくならず、着替

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死にざまは生きざま

死にざまは生きざま

週末、家族で秩父へ旅行することになった。

緊急事態宣言が解除されたこともすこしあったかも知れないが、両親の、「行きたいので連れて行ってほしい」という申し出だった。

断る理由などない。
子どもたちも春休みに入ったので急遽宿を探して、貸切で露天風呂に入れる宿を探した。

家族の持病はあまり良いとは言えず
他の方に迷惑がかからないように
家族が気兼ねなく温泉を楽しめるように
選んだ宿は良かった。

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気付けば月が浮いていた

気付けば月が浮いていた

気付けば年の瀬
何となく実感の湧かない一年だった。

できるだけ人との接触を避けマスクを介しての会話を通した時間が長かったからだろうか。

それでもできるだけ五感を意識し、努めてリアルに生きようとした一年だった。

家族の病気はあまり良い状態とは言えず、薬はあまり効いていないようだ。でもこの一年、仕事を続けることができたし、なんとか山へ行くこともできていた。

闘病を続けることで不自由なこと、不便

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山茶始開 いつかの日記

山茶始開 いつかの日記

気付けば11月も半ばに近づき風や空は冬に向かっている。

昼と夜の寒暖の差が今年ははっきりしていてその分、近所の木々も紅葉がきれいだ。
今年は台風の被害があまりなく、葉っぱが残っているせいもあるかもしれない。

夏が過ぎて、家族のことでいろいろあり、今年の新しい生活様式のこともあって、あっという間に秋を迎えてしまった。
落ち着いてきたかと思えば、眠れない日もあって、一進一退、三歩進んで二歩下がる、

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いつ。とりとめのない日記。

いつ。とりとめのない日記。

ときどき、ずいぶんと昔の、何十年も前に誰かが言っていた言葉を思い出すことがある。

その時は、それほど気にも留めていなかった言葉。もしかしたら、心のどこかに引っかかっていたのかもしれないけれど、取り立てて思い出すようなこともなかった言葉が、ふと浮き上がって、輪郭を帯びて、その意味を丁寧に教えてくれるような感覚になることがある。

大学に通っているとき、認知症を専門に研究されている先生の授業を受けて

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麦秋至

麦秋至

ナウシカがマスクを外し微笑する だいじょうぶ、って言えるだろうか

毎日歌壇 加藤治郎・選
2020/06/01

久しぶりにこれ、というものが詠めて4月11 日に投稿した。

湧いてきた思いを言葉にするのはむずかしい。けれどふと、空から降ってきたような、短歌のリズムにハマることがあって、この時もそうだった。

新しい生活様式、
マスクを、
と言われているけれど
釈然としないのはなぜか。

それで

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いつかの日記

いつかの日記

2020/04/18

斜めに降る雨を見ている。窓に打ちつける音がだんだんと強くなり、もう昼だというのに薄暗くなんとなく気持ちは瓶の底の方にいるような感じ。

みんなの生活が少しずつ、というより大きく変化して、いよいよどうしようもなくなるよ、という警告が出ても、今まで気をつけてきたこと、心掛けてきたこと、気持ちの持ちよう、そこはあまり変わりなく過ごしている。
どうしようもないことはどうしようもない

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空が変わるように変わる

空が変わるように変わる

2020/05/28

具合の悪かった先週に比べ、今週はわりと元気に過ごしている。
なんとなく頭痛がしそうな朝も走り出せばなんとか走れ、汗をかいて呼吸をして、心地よい疲労とともに身体の中で何かが巡る。

週初め、家族の病院の付き添いに行く。今週、先週と検査があり、その後の診察があった。
幸い?検査結果は悪くなく、かと言って病気が治ったわけではないので薬の変更とこれからの予定が告げられた。

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