#241 勇気をもって休んだ人

昨日、「勇気をもって休む」というタイトルで投稿したら、タイムリーに勇気をもって休んだ人の記事がネットで紹介されていたので書き留めておきます。

昨日の投稿はこちら↓

その勇気をもって休んだ人とは、バスケットボール女子日本代表の馬瓜エブリン選手。
愛知県でガーナ出身の両親の間に生まれ、14歳のときに家族で日本国籍を取得。高校女子バスケの名門、桜花学園でインターハイ、国体、ウィンターカップの高校三冠を達成と輝かしい成績の持ち主です。
そのエブリン選手は、2022年夏に「人生の夏休み」と1年間の休養を宣言して、コートから離れました。
その間は、テレビ出演やバスケの試合解説など、バスケ以外でメディアに登場する機会も増えて、目にされた方も多いのではないでしょうか。

休みを取った理由について、
「選手である自分自身が試合以外でどうやって価値提供できるか、そのきっかけをつくりたかった」
「選手にとって休みがどれぐらい作用するのか、考えてほしい」
「やりたいことを考えたら1年必要だった」
「例えば2~3カ月や半年とか休みが必要な選手もいると思う。それをちゃんと口に出せるような環境づくりを訴えかけたかった」
と自分以外のことも含めて語っています。

日本代表選手が休養したことで、批判的な声もあったそうです。
そのことについて、彼女の率直な意見が、
「国民性かもしれませんが、この国において休むって大事件なんですよね」
で、有名人であればあるほど、休むことが大事件。
「休む=悪いこと」という風潮さえあるように思います。
そして、
「バスケでも社会でも、休みたいと思っても休めないのが現状で、周りの雰囲気的に休めない、無責任と感じてしまわれるのでは? 勇気が出ない、休んだ間に自分のポジションがなくなる、といった理由で躊躇することっていっぱいあると思います。 だけど『これって誰の人生だっけ?』って何回でも自分に聞いてみたら、自ずと答えは出ると思う!
と語られていました。

もし、休むことに迷ったり躊躇することがあったら、エブリン選手が言うように『これって誰の人生だっけ?』と考えてみてはいかがでしょうか。

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