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【1年経過報告】「本」が必要とされ続ける未来をつくるという夢

2023年4月1日。
April Dreamという企画でプレスリリースを配信しました。
あれからちょうど約1年が経とうとしています。
海の見える場所から、今感じていることを綴ります。


力なき夢は悪

ブックダムは創業から5期目を迎えましたが、この1年も試行錯誤の連続でした。
大きな転機として、昨年から新たに出版事業をスタートしました。

ブックダムの1作目 『踏み出す一歩 そして僕は夢を追いかけた』
ブックダムの2作目 『第三世界の主役「中東」日本人が知らない本当の国際情勢』


Aさん:「(斜陽産業といわれている出版業界で)このご時世になぜ?」(苦笑)
菊池:「(斜陽産業と捉えたことも言ったこともないですし)やりたいからやるんです」

スタート前にこの問答がどれだけの人との間であったか。(最近も)
今はその質問の意味がよく分かります。コンテンツ力やマーケティング力は言わずもがな、そもそも企業として体力がないと出版事業の持続・成長は難しい。きれいごとではない。
それが現在の出版業界における創業間もない出版社が置かれる境遇です。

とはいえ、私は本や書店という存在、出版という手段が人類の現在と未来にとって必要だという確信があります。
結論、1年前に配信した夢はぶれていない。変化があるとしたら「夢」ではなく「実現するもの」と捉えるようになったこと。

だからこそ、より一層現在と未来との距離を痛感するようになりました。現実は甘くはない。リーダーとしての力不足。正直、言葉にする時間があるくらいなら成長につながる行動に時間を充てたほうがいい。(ですが、全員広報を掲げているのできちんと発信しつづけます!)
事業に成功されている多くの経営者の方が口を揃えて「力なき夢は悪」と仰られているのは、まさにそうだと思います。

未来は自分の中にある

夢は掲げた。
足りないものや課題も分かっているだけでもごまんとある。
シンプルに天に向き合って自分を信じてやり続けるだけです。

信じてくれている仲間がいる。著者の方がいる。書店の方がいる。
そしてまだ見ぬ読者が世界中にいる。
わたしたちだからこそできること。わたしたちだからこそ作れる本。わたしたちだから表現できる組織としての在り方。そこで働く人としての生き方。

もっともっと見える形で明確にしていきたいし、実現していきたい。
理想と現実を重ねていく道のり。

また1年後。
元気な姿でnoteを通して出逢えたら、April Dreamに一歩も二歩も近づきましたよと嬉々として報告しますね。

思い描く未来のひとつ「地域に必要とされる本のまち」
外観と内観イメージ

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