先日、コンビニで何年かぶりにカップ麺を買おうとして、カップヌードルBIGが300円近くするのに驚いた。もはや高級カップ麺だ。私が好んで買っていたころは180円くらいだったから、100円くらい値上がりしている。
普段の買い物は妻任せなので物価高を感じる機会がなかった。たまたま本書を読んでいる途中ということもあり、カップ麺の値段の高さと生活苦の人たちとが頭の中でリンクした。
内容はとても良かった。
流行り言葉のリスキリングについても勉強になった。さて、日本でうまくいくかどうか。

障害者郵便制度悪用事件で検察からも、マスコミからも散々に叩かれた村木厚子さんの本。内容はとても分かりやすくて良い本だと思ったのだが、タイトルから想像するような内容ではない。「雑誌に連載された文章を集めたもの？」と感じるくらい、かなり散漫。と思ったら、読売新聞の連載を再構成したものらしい。どうりで……。Amazonレビューの低評価にも、このタイトルとの齟齬を指摘しているものが多い。
郵便不正事件については、実際に弁護にあたった弘中弁護士が書いた『生涯弁護人』が詳しくて良かった。

『アフター・サイレンス』がとても良かったので、試しに読んでみた。面白くはあるものの、文章がぶつ切りで少し読みにくく、描写も分かりにくいところが多々あった。Amazon低レビューも同様の感想が多い。とはいえ、続きが気になるので次も読む。

絵に関する小説やマンガを読みたいと思って検索して見つけた本。とても良い本で、作者はどんな人か調べたら、『チェーンソーマン』を描いている人だった。『チェーンソーマン』はアニメで一話しか観ていないが、コミックを読んでみようかなぁと思った。